さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ヤマガラ

2017-11-07 22:16:56 | 

*2017年11月7日撮影

 秋も深まって、会津の鶴ヶ城公園のモミジ類も鮮やかに紅葉しています。
 もう虫の季節は終わって、野鳥の季節に変わります。

 気がつけば、シジュウカラやヤマガラ、ヒガラなどが群れをなしています。
 なかにエナガたちも混じって、忙しく飛び回っています。

 今日はそんなカラ類のなかから、ヤマガラです。
 「カラ」というのは「雀」と書き、小さな小鳥を表しているそうですが、なぜ「カラ」なのかは不明です。
 シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラなどがカラ類です。
 ヤマガラは明るい栗色をした、見た目も可愛い小鳥です。
 羽は灰色、頭と喉が黒くて、配色としてはいいアクセントになっています。





*2017年11月7日撮影

 紅葉のイロハモミジをバックに、ヤマガラのいい姿を撮影できました。
 ヤマガラは昆虫や蜘蛛なども食べますが、特に冬場は木の実が好物です。
 モミジ類の実も食べますが、はじめの写真のように松の実にもやってきます。
 




*2017年10月24日撮影

 松の幹にとまりながら、こちらを見ています。
 口にはなにか木の実のようなものをくわえています。
 ヤマガラは木の実を、樹皮の下や木の根元などに隠して蓄えることが知られています。
 このときも、くわえている実をどこかに隠そうとしていたのかもしれません。