さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

ハンノキ

2018-03-20 22:30:18 | 樹木

*2018年3月20日撮影

 ハンノキが花を咲かせています。
 垂れ下がった房のようなものが雄花です。
 雌花はその付け根などに咲くのですが、小さくて分かりません。

 西日本など温かい地方では11月から1月頃の真冬に咲くそうですが、こちらのような雪国では春が近い2月後半以降に咲き始めるようです。
 冬の間少しづつ伸ばす雄花の冬芽が、開花したかどうかは見た目ではよく判別できません。
 赤くなったなあと思えるようになったら、開花なのではないかと思っています。





*2018年3月18日撮影

 大きなハンノキの、盛大に雄花が咲いている写真です。
 黒っぽい丸いものは、昨年の果実です。松ぼっくりに似ています。

 雄花は小さなつぶつぶが集まっているようです。スギの花のつぶつぶとは違うようですが、花粉を撒き散らすことは同じです。
 大量の花粉を吐き出すハンノキの雄花は、やはり花粉症の原因の一つとされています。





*2018年3月18日撮影

 ハンノキの大きな木の間に、遠く磐梯山が見える風景です。

 ハンノキは湿地に強い木なので、昔は田んぼのそばに植えられて稲をかける稲架木(はさぎ)として利用されたようです。
 今は、新緑が美しいことなどから公園にもよく植えられています。
 ハンノキの花粉もあとひと月ほど。花粉症の方は対策をおこたりなく。


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