東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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高校受験・中学受験

2012-04-06 13:42:36 | 学習全般
今日から新学期が始まった学校もありますね。

進級していよいよ受験を考えなくては!と思っているご家庭も多いかと思います。

その進級した学年、お子さんは何年生でしょう?

まだ受験学年ではないのでしたら目標や、やり方もまだまだ検討できますね

いよいよ受験!を目の前にする前に“これだけは”しておきたい事はなんでしょう?

もちろん、細かい事を言えばきりがないです・・・

受験生になる前の“これだけ”・・本当に最低ラインで言えば

「学習習慣を付けておく」です


以前、中学受験生さんで、こんな事がありました。

実力テストで座っていられない!?

東京の中学受験は4教科が主ですからテストも4教科です

当教室では受験生には頻繁にテストを受けていただくのですが(偏差値把握、弱点克服の為)

入塾されたころはその4教科のテストを最後まで受ける事が出来ませんでした。

理解以前の問題ですね。しかし、数か月の訓練で、時間いっぱい最後まで

問題に取り組む事が出来るようになりました。


このように、「座っていられない」ことはやはり小学生さんにありがちですが

こうした習慣のついていない中学生さんは

座ってはいられるけれど“集中力がもたない”んです。


都立公立校受験であれば5教科です。

小学生にとっての4教科も辛いでしょうが、5教科もまたつらいでしょうね。

集中し、考え続ける・・・これに慣れていなくてはいけない。

中学生さんの当教室で行うテストでのエピソードがあります

5教科最後のテストは理科でした。

考える事に疲れていた生徒さんは回答欄に「そんのな知らない」と書きました。

当然私には怒られます。しかし怒ったところで

集中力が付く訳ではありませんからその生徒さんには課題が多く出されます。

ですが家ではやらないんですよね!

結局、教室に来ていつも居残り状態でした。


これらは学力ではありませんが絶対に必要な力です。

そうした力を養うのも意識しなくては出来ません。

受験学年になる前に、ぜひ意識して取り組んでいただきたいですね。





「わかった!」から始まります

2012-04-06 02:47:52 | 学習全般
「あ、わかった!!」

と、嬉しそうな声が私のデスクまで聞こえてきます。

問題が解けなくて、モヤモヤ、イライラ・・・

落ち込んでみたり、ふてくされてみたり、投げやりになったり・・・


それに負けじと解説が続き、やっと「わかった!」になるんですよね

その瞬間の嬉しそうな声、親御様にも聞いていただきたといつも思います(*^_^*)


そんな喜んでいる生徒さんとは裏腹に

私は心の中で「そこからがスタートだよ」と呟きます。(意地悪みたいですけど・・)


何の教科でもそうですが

一つの「わかった」はその単元の全てをわかったのではないんです

そこで、「じゃぁこの問題は?」と類似問題を出してみる・・・

喜びもつかの間、またモヤモヤ、イライラが始まります。


授業では時間が区切られていますから「わかった」と思って帰っても

まだ定着はしていないでしょう

なので、いざ問題に向き合うと・・・「やっぱりわからない」となります。

この「やっぱりわからない」に何時気がつくか、が実は大切な“分かれ目”なんです!!


宿題を出されているのに、1週間ほったらかしで授業の前日になって問題を解こうとして

「わからない」に気がつくのか?

それとも塾から帰ってすぐに宿題を開き「わからない」となるのか?

前者の「わからない」はもうどうすれば良いのかさえ解らなくなっています。

でも、後者の場合はまだ授業での解説を思い出す事ができますから

どうにもならない!という事にはならないんです。

「確か、こうするって言ってたよね」「こう考えるんだって、教えてもらったな」という具合に。

そして「わかった!」と言った時の記憶も鮮明ですから

問題に取り組む気持ちもありますよね。


別の角度から考えると、解っただけではテストで高得点は狙えません。

そこから演習を重ね、スピードをつけたりミスをしないようにする事が必要です。

お子さんの記憶が鮮明なうちに「わかった!」を定着させる必要があるんですよね


塾から帰ってきたお子さんに「何を教わったの?」と聞いてみてください!

「わかったの?」と聞いて終わってしまうのは危険です。

勉強は「わかった!」から始まるんだと、ぜひお子さんにも伝えてあげていただきたいです(*^_^*)