東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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学校のテストと模試・入試

2014-03-12 10:22:32 | 高校生さん

小学生から始まり、中学、高校生まで

東京では早くから入試対策をしている生徒さんは意外と学校での成績は“気にしていない”という

傾向があります

東京以外の事はあまり知りませんが、そうではない地方もあるんですよね

 

ただ、中学受験はどこでもそうだと思います

学校の学習範囲に沿っていたら入試問題を学習する時間がありませんから

塾では(家庭学習も含め)基本的に学校以外の学習をする事になります

 

中学生はどうでしょう?私は少しでも早い段階から目標を持ってもらうように促します

中学受験をしなかったお子さんにとっては初の試練ですし

中学受験で残念だったお子さんにはリベンジのチャンスですからね。

高校受験に関しては2年生の夏休みくらいまではしっかり学校の授業内容の理解をして

同じ進度で進んでも良いと思うのですが、ただ、難易度的には学校で基礎をしっかり学び

と家庭学習では応用、発展問題に取り組み、少しずつ実践力を養っていきたいところです

この、「学校でしっかり基礎を学ぶ」という部分がなかなか難しいというお子さんは

一斉授業に向いていないのかもしれません

それと、学校のテストが取れないからと言って、学習が遅れているとか理解していないとは

言いきれない場合があります

「小学生の頃は成績が良かったのですが・・・」という言葉をたびたび耳にします

東京では、小学生が受けるテストは各小学校の先生が作る問題ではありませんよね

しかし、中学になると先生の主観で作られたテストになります

つまり、出題の傾向や「出し方」が大きく変わると言う事、しかも教科ごとにそれは変ります

小学生時代をゆとり政策で過ごしてきた生徒さん達にとって

難易度は急激に上がったと感じるのが普通でしょう

しかし、小学生時代は成績が良かった・・という生徒さんは落胆する事はありません

土台があるなら、取り戻しは意外と速いものです

学校での主観的な問題より、模試に強くなる場合もあります

学校のテストで良い成績が取れない、もしくはその逆で模試が取れない

それはお子さんの学習方法によって様々ですが

学校のテストで高得点を取るのは容易ではない学校があると感じています

 

教科書とワークを丸暗記すれば高得点を取れる内容のテストに対して

授業の中で先生が使った問題や話した内容、つまり教科書に書いていない部分で

構成する傾向が強い学校など、様々だからです

 

同学年、同時期のテストとは思えない難易度の差が生じているのは事実です

そして、その違いがありながら高校側には内申として平等に見られます

ただ、高校側は内申と実力の差が激しい事から

内申での進学者には補講や大量の宿題を課す事が一般的になってきました

これは実は大きな問題なのではないかと思っているのです

学校のテストで高得点を取り続けてきた生徒さんが上位校に推薦入試を果たした場合

学力の差が激しく授業についてこられないという現象が起こっているんですよね

 

さて、最後の受験まであと3年となった高校1年生さん

大学に向けて気を緩めている場合ではありません。ゆとりで小学生時代を完全に過ごしてしまった

この世代には厳しい現実が待ち受けています

一番問題だと思っている事はご家庭がゆとりに慣れてしまっていて危機感が無い事です

その結果が大学浪人や就職浪人といった形でお子さん本人に重くのしかかります

大学入試には完全に内申はかからなくなってくる事から

高校の方針は模試を重視しています。ここが中学とは大きく異なるところですね

模試は、全国順位から校内順位まで一目瞭然で偏差値もそれぞれ出されます

もちろん、校内テストでも順位は出されますし、赤点をとれば留年などの問題も出てきます

しかし、中学に比べると、内申対策を必死に考えなくて良い分、学習に集中できるわけです

指定校推薦を狙う生徒さんにとってはもちろん、校内テストが重要ですが

模試で偏差値を取る学習をしていると自然と校内テストも取りやすくなっていくのも

中学との大きな違いです

指定校推薦はそう簡単には取れません。さらに就職活動では一般入試で戦ってきたという

方が好印象なのも事実です。

 

長くなりましたが、学校で実施されるテストと入試の関係が少しでも

具体的に伝わりましたでしょうか?

学習するのはお子さん本人です。

なんでもそうですが、何かを得る為には何かを犠牲にする必要が出てきます

お子さんは学力を得る為に、遊びと自分の時間を犠牲にする事になります

ご家庭もお子さんの受験には何かを犠牲にする覚悟が必要だと思います

 

押し付けるのではなく、自ら進んでいく子に!

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