小学6年生、中学3年生そして、高校2.3年生は
進学を考える大切な時期です
親としてどのようにお子さんの志望校を決め、もしくは提案していくことが賢明でしょうか
お子さんの性格も夢もそれぞれですから
「これが一番良い」という事は言えませんが
ベースとして、覚えておきたいことはいくつかあります
中学受験に関していえば
お子さんにとって、自分の意思で志望校を決めるというのはいささか心もとない
お子さんはまだ、将来を明確に見据えているわけではなく
具体的にその学校でどんな事が待っているのかを十分認識したうえで志望するというのは
あまり現実的ではありませんね
漠然と「ここを受けたい」「この学校に行きたい」という考えになるには
ご家庭の影響が大きいものです
ですから、80%くらいは親御さんの意思による志望校だと考えれます
高校受験に関しては
お子さん本人の意思が大きく反映され始めます
親御さんが希望する進路とお子さんの希望が合えばいいのですが、そうでない時が問題です
しかし、まだ中学生です。お子さんの短編的な志望校選びに長い将来を完全にゆだねるのは
問題がありますね。なぜその高校に行きたいのか?その先をどう考えているのか?とよくよく話し合い
偏差値にとらわれず、お子さんに校風があっているか?将来性があるか?など検討して
あくまで、お子さんの意見を聞き入れながら進めていく必要があるでしょう
なので、高校受験に関しては50%くらいは親御さんがかかわる受験だと考えられます
大学受験ですが
これは中学受験とは逆転し、80%くらいがお子さんの意思によるものになります
というのは、難関校になるほど膨大な学習量を必要とされますから
その学習量をこなし、受かるだけの知識を身に着けられるかはお子さん本人にかかっているところが大きいからです
高校の授業はもちろん、塾や予備校での入試対策、そして積極的な演習
理数系・文系と別れて学習することでより深く学び、定着させていく必要があります
そして同じ大学でもどの学部を受けるのかによっても違いがあります
お子さんが、自分の為に自分の将来をしっかり見据えて大学進学を考えているなら
ご家庭があれこれと口を挟むのは逆効果になってしまします
ご家庭からアドバイス出来ることは、お子さんが迷ったときに大人としての意見を話してあげるくらいでしょう
お子さんの成長に伴い、親の役割は随分変わるものですね
しかし、親として、大人として、経験者として、お子さんの将来がより豊かになるように支えていることを
お子さんが理解していれば大きなトラブルは起きず、アドアイスや提案をスムーズに受け入れやすくなります
実際問題としては、企業側は理数系を求めていることは事実ですから
その事を知ったうえで、お子さんがどう考え、どうするのかを決めて欲しいところです
お子さんの就職、将来を大きく左右する受験を後悔せずに過ごしていけるように支えていきたいですね
お子さんの年齢に合わせた家庭の役割を考えて志望校を決めていきましょう!!