東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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上位校を狙うための学習習慣~2~

2014-05-21 18:54:44 | 学習塾

上位校といわれるとどのレベルを思い浮かべますか?

最終学歴を大学と考えているか、高校と考えているかによっても違うと思います

どこを最終学歴にするか、どのレベルを目指すかによっても学習方法は変わってきます

 

理系・文系に関係なく、中学終了までは教科に偏らない実力が必要でしょう

中学卒業までの基礎学力はその後に大きく響くわけですから

高校入試を第一段階の区切りと考えるのが妥当だと考えます

今の時期、男女に関係なく学力、実力をつける必要があると言われるのは

女性が男性に頼るだけの弱い立場ではなくなった時代背景があるからですね

 

小学校入学前にしておくべきことは「興味を持つ心」を育てる事だと思います

「どうして?」「なんで?」と何にでも興味を示す時期がありますが、その時期を大切にすることです

ひらがなの読み書きや数字も子どもの興味の範囲の中で教えてあげる

押し付けたり、強要することはその後に弊害となりますから避けておきたいところです

そういわれると小学受験は良くないのではないか?と思われると思いますが

「頑張った結果」を得られたり、経験するという点で決して悪いとは思いませんが

強要されることへの抵抗が後々出てくることも想定しておいても良いと思います

 

小学校に入ったら「自分で出来ることはなるべく自分でさせる」ように注意し自立を少しずつ促します

明日の準備、宿題なども手伝わず「自分でやってみる」。必要なものがあるなら自分で買いに行くなどですね

忘れ物をしたら困るから・・と手伝ってしまうと「失敗経験をすることが出来ません」

失敗は成功の母・・・・と心配しながらもお子さんに任せることも必要です

 

学習は学校の宿題のほかに年度ごとに家庭用教材を決め、国語と算数から始めましょう

算数とひとくくりにせず、「計算」「図形」「文章題」というように細かく分けて教材を用意します

できれば同じものを2冊買って、2周する(お子さんには2冊同時に渡さない)

2冊買わなくても、1回目はノートに解答や途中式を書くなどしても良いですね

ここで大切なのは「いつまでに、どこまで」やるのかを決めて取り組むことです

合っているか間違っているかはあまり気にせず、まずは「期日を守る」学習をしましょう

量を次第に増やすやり方があっているお子さんもいますが

心理的にだんだん量が増えていくというのは嫌なものですからね・・

そのために、1日何時間かかるかをお子さん本人が把握することも目的の一つです

慣れないうちは終わらないかもしれませんが、だからと言って量を増減しないようにしましょう

答え合わせも自分でやります

間違えた問題は赤で解説から回答まですべて書きます

そして「知能問題」の教材も1冊は用意し期間を決めて取り組んでいくことがこれからの学習には

必要となってきます

 

 

という具合に規則正しく学習していくことが基礎となりますね

 

そうした学習以外では当教室の講師陣の経験・・・

低学年では暗算をひたすらやった!

5とび、8どび・・・やり方は簡単「5、15、20、25・・・」「8、16、・・・・72、80、88、・・112」と飛ばしながら言っていきます

500とか1000とかまでやっていく(間違えたらまた1から!!)

1桁が言えるようになったら「2ケタとび」というようにレベルアップしていく!

高学年になった時、数字を見た瞬間に、それが何の何倍なのかが計算しなくても出てくるという状態です!!

 

経験から考えると、小学生時代の学習習慣や学習量が非常にその後を左右するように思います

中学受験が良いかと言えば一言返事はしずらいのですが、小学生で机に向かう学習と机から離れた学習の

バランスが良ければ良いほど伸び、高校入試・大学入試まで影響していくように思います

 

お子さんに的確な学習をしてもらうために親が知っておかなくてはいけない事は

意外と多いものです

上位校・難関校を目指す為にご家庭で出来ることをお伝えしていくのも私たち塾の役割だと考えています

 

お問い合わせはホームページからお願いします

www.waseiku-sakuradai.com

 


上位校を狙うための学習習慣~1~

2014-05-21 16:23:57 | 学習塾

2極化が進む教育業界ですが、お子さんには出来る事なら

校内でも上位をキープしつつ上位校を狙う努力をしてほしいと願うのが親の心理でしょう

 

上位というのは正直切りがありませんよね

上には上がいます

なので、冷静に考えてみれば校内上位というのはあまり意味のない目標ともいえるかもしれませんが

身近な目標ではありますね

 

上位校を狙うための学習はまず、

一番身近なアドバイザーである親御さんの意識の持ち方から整えていくことが必要に思います

校内順位や学校での成績にこだわる。つまり狭い範疇でのものの考え方では上位や難関に立ち向かうことは

難しいのではないでしょうか

勿論、今いる環境の中でベストを尽くし上位を維持する必要があることは言うまでもありませんが・・・

 

当教室の国立講師陣との会話は私にとってとても有意義で参考になる事ばかりです

彼らの育った環境やご両親の選択してきた道のり

彼らは意識していないかもしれませんが、そうした会話の中から私は多くの事を教わっています

国立・・それも東大、東工大という最難関校に進学しながら

優しさや謙虚さ柔和な心を持って生徒さんたちに接している姿を見て

彼らを育て上げたご両親の工夫や考えを間接的に見せていただいているわけです

 

子どもにとって一番頼りになるアドバイザーとして私たち親は進学をどう捉えたらよいのか?

お子さんにアレコレとつい愚痴っぽい話をする前に、まずはご夫婦で話し合ってみることが良いのではないかと思います

お子さんの得意・不得意はお母様がよくご存じでしょうし、お子様が社会に出た時の事を具体的に考え

そのための逆算を考えられるのはお父様の役割かもしれません

 

高校受験で無理やり難関校を目指したとしても、その反動で大学受験に力が入らない事もあります

実際それでは本末転倒で、段階を踏んで確実にステップアップした方が良かったという結果にもなりかねません

現実的なところで経済的な問題もありますよね、塾に通わせるには家計の負担が大ききくなる事は免れません

中途半端に通わせたところで、望む結果は得られませんから通わせるにはしっかり目的と長期計画を持ち

塾にかかるお金を無駄にしないように管理する必要もあります

 

 

それらご両親の指針が固まったところで、実際にお子さんの学習習慣をどのようにしていくかが具体化してきます

お子さんの今の年齢に合わせていく必要は当然ですが、どの年齢にも実体験からの学習が必要です

机に向かっての学習はもちろんですが、机に向かう学習と机から離れた学習の両方が常に必要だと思います

ただ、机から離れた学習は毎日とはいかないので机に向かう学習がメインとなってくるわけです

机に向かう学習では

よく時間で学習時間を区切ろうとする話を聞きますが、賢明な方法ではありませんね

スタートする時間を決めるのは良いことですし、途中に休憩があっても構わないでしょう

今日やると決めたところ、今日覚えると決めたところ

それらをやり遂げることが大切なわけであって机に向かう事が目標なのではありませんから

それに、理解や暗記には個人差がありますからひとくくりに決めることはできません

問題を解くだけが学習のように感じてしまう時期もあるかもしれませんが読書なども大切な学習です

 

 

これは余談ですが・・・

文房具を親御さんが準備して常にたくさんストックしてあげている事があります

学習中に不足品が出ないようにという心配りなのだと思うのですが、

これまでお預かりさせていただいた大概のお子さんは

文房具が大好きですので、出来れば自分で買いに行かせてあげることもやる気に繋がったりします

自分の好きな文具を自分で揃えたりすることでささやかな気分転換になりますし、その文具を使いたくて頑張っちゃうときもあります

自分の事は自分でという意識も育てていきたいですしね

 

 

今日は長くなりました、最後までお読みいただきありがとうございました

お問い合わせはホームページまで

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