東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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親として出来る教育

2012-03-26 12:38:00 | 国語編
アインシュタインやニーチェなどの哲学の中には

沢山の名言や格言が詰まっていますね

読むたびに、深く頷かされます

時代がこれほど変わっても、“人”は変わらないのかもしれませんね



「教育とは学校で学習してきた事を全て忘れてしまっても、覚えている事である」
                        ~アインシュタイン~
               (一字一句は正確ではないかもしれませんが・・)



私はこれを初めて見た時に思い浮かんだのは「入試当日」です。

しかし、これはその事を言っているのではないでしょうね


私も学生時代から遠く離れた年齢になり、学んだ多くの事を忘れてしまっています

みなさんは学生時代を振り返り、何が鮮明に記憶に残っていますか?

友達、先生、部活動での大会でしょうか?

嬉しかった事も、辛かった事も、平坦な日常よりインパクトの強い「何か」ですよね?

そんな「何か」が本当の教育、学びなのだとしたら

今、まさにその時期を過ごしているお子様達に何がしてあげれるでしょう


辛いでしょう、大変でしょうと守ってあげる事ばかりが

親の出来る事ではありませんよね

自分で考え行動した結果がもし失敗だったとしても、そこから何かを学ぶ事ができれば

成功なんですよね。(失敗は成功の元ですね)


友人関係のトラブル、学習に対する怠慢、親や目上の人に対する態度

こうした事を円満に円滑にこなして行かれる様にするのも教育です

「可愛い子には旅をさせろ」「虎穴に入らずん場虎児をえず」など

昔のことわざにもあるように、逆境に立つ事が本当に掴みたい何かをい掴む為に

時には必要だと思うんです

その逆境から自分の力で這い出す!そしてそれをサポートする。

それが成長ですし、教育だと思います。


この時期、中学3年生は部活や学校の行事と受験に向けた勉強との両立が

一番辛いかもしれません。

しかし、多少無理をしてでも両立する!

両立させる!!

親御さんも私も心を鬼にして取り組むべき時だと考えます。

その結果が来年の春に待っているんですから・・・・・



先日ある先生がこんな事を全体の保護者に向けて仰いました

「そろそろ10分でも良いから机に向かう習慣を付けてください」

驚きませんか??

小学1年生に向かって言っているのではないんですよ・・・

私は同時に先生がそこまで言わなければならない現実があるのかと落胆しました。

「ゆとり教育」から「競争教育」へとアンテナを張り教育環境に対応するのも

親としてしてあげれる事ではないかと思います。

成績表と個人面談

2012-03-24 11:46:24 | 教室便り
学校から渡された成績表を持って

生徒さん達が授業に次々と来てくれています

成績表は一度預かり、担当講師と私とで

話し合いをします。

その後、生徒さんと私とで面談!

いつになく神妙な顔つきの生徒さん達ですが

怒られる・・・という心配はしていませんね


一人一人、普段の生活から見えてくる性格の問題は

学力をサポートしているだけでは解決しません

特に中学生さんは

精神的に不安定な時期なので、必要に応じて個別に時間を取る必要があります

親子でもそうですが、家族と過ごす時間意外に、時々お子さんと2人だけで

過ごす時間を持つ事をお勧めします。

それは、お家の中ではなく出来れば二人でお食事に行ったりする。という事

お説教の為ではありません、お子さんの成長を伺う為です。

もし、何も話さなかったとしてもきっと何かが見えてくるはずですよ(*^_^*)


話が逸れましたが

生徒さんと成績表を見つめながら、私が話す事は

なぜ、頑張れなかったのか?

ということではありません。

如何すれば、上がるか・・・という事です。

トータル出された「評定」より、今の成績表で見るべきは「観点別評価」です。

つまり、何が原因でその結果になったかを見ます。

その中で「意欲・感心・態度」これについては私達塾ではサポートが届きません。

授業中のお子さん次第です。

なのでその事は生徒さんに「塾で勉強しているから大丈夫」ではないんだよ、と伝えます。

評価項目のその他の部分についても話をして目標を決めます。

先ほども書きましたが、怒られる心配をしていないので

真剣に自分の成績と向き合い、話が出来るんですよ!

もちろん、全員がそうだとは限りません。

“自分の今を受け入れられない”生徒さんもいます。

そうした場合は無理にではなく、日々の生活の中で少しずつ現実を受け止めて目標を掴んでもらえるように

促しています。


中学生は、小学校と違い、全員が受験生です。

その事を早い段階でお子様本人が自覚する事が必要ですね。

指導する側の苦悩

2012-03-22 12:02:43 | 学習塾
1998年にゆとり教育が始まり

失敗だったと踏み、脱ゆとりへと動き

土曜授業の再開、授業時間増と巻き返しが始まりましたね。


私達親の世代は「ゆとり教育」どころか「詰め込み教育」

と言われる時代に教育を受けてきたのですが

では、今指導する立場にいらっしゃる先生方はどうでしょう?

先生方も、もちろん学生時代はゆとり教育ではなかった方が

ほとんどです(今はまだ)

しかし、教師の資格を取り、初めて教壇に立った時は

もしかしたら既にゆとり教育だったっと言われる方は多いかもしれないですね。


ゆとりが始まり10年が過ぎ、やっと板についてきた所だったのに・・・・

そんなお話を聞きました。

全く失敗に終わったと非難される「総合学習の時間」も

現場の先生方にとっては苦悩と試行錯誤の連続だったと勝手に想像してしまいますが

去年から始まった脱ゆとり教育にもまた

これから試行錯誤の連続だとご苦労をお察しします。


しかし、生涯人は学び続ける義務と権利を持っているのですから

この職業に就いた以上、ベストを尽くして子どもたちの成長を促して欲しいと

思いますよね。


こと公立の先生方に対する非難の声をインターネット上などで

よく目にするのですが、確かにそうした現実が無いとは思いません。

ただ、それが現実だとしても、受け取る側が少し考え方を変えて

「先生も大変ね」とちょっとだけ寛大になってみると良い結果を見い出せるのではないかと

思う事もあります。


当教室には小学生から中学生・高校生・大学生・社会人講師まで、

一つの場所に集まり、教え、教えられながら

“人生の経過”を見ているようで、なんだか不思議な気持ちになる時もあります(*^_^*)

それぞれの苦労や努力がリアルに見て取れるからでしょうね


私も新指導要項に対応していく為に苦悩している一人です。

ただ、恵まれていると感じるのは助け合いながら

向上を目指す仲間がいる事ですね!


昨夜は生徒が帰ってから1時間以上講師達と

これからの教育について語り合いました。

話題の中心は新指導にもあるのですが、一人一人の名を挙げて

具体的な変更点を話したり、全体のモチベーションについて話したりと

話が尽きる事はありません。

これはミーティングなんていうお堅い場を設けたのではなく

自然とそうなった事に私はとても嬉しく思いますし期待もしています。


指導する側が苦悩を惜しんでいたら、生徒さんが努力を惜しむ事を

否めないですよね。

言葉ではなく、行動で努力の大切さを見せてあげて行きたいと

思いました。

子どもを伸ばすタイミング

2012-03-21 10:45:07 | 学習全般

何事もタイミングっていうのがあります。
僕らだって同じです。本音ではこのままじゃいけない。
そろそろこういうのはやめにしないといけない。
わかってるけど意地とか惰性でやめられない・・・ってこと。

そんなときガツンと怒鳴られたり、ケンカになったり、圧力でもって変更を迫られたりすると、
心の中でホッとしながら、これでやめられる!みたいなこと。
みんなどこかでそういうタイミングを待ちながら生きてるってところあると思います。


上記はある私立中学の英語を担当されている先生の記事からです。

こちらの先生と他のブログで仲良くさせていただいているのですが

私はとてもこの先生を尊敬しています。論理的に考え、しかるべきは叱り褒めるところは褒める。

そんな先生です。



中学受験と違い、高校受験の場合は

意外と親御さんが「本人に任せる」という姿勢が見られます。

私はこれに違和感を感じます。

中学生と言えば、思春期・反抗期で“いっぱし”な事を言いだしますね

こちらの意見も聞きませんし(^_^;)

しかし、中身はまだまだ子どもで世間を知りませんし、中学受験より

もしかしたら最終学歴として一生残る受験になるんです。

「本人に任せる」という言葉は私は親としてある意味

「無責任」「放棄」と感じてしまうんですが

いかがでしょう?

中学2年にもなると、自己主張が強くなり勉強法やその時間などに

口を挟まれるのを拒む、かといって自己流ながら頑張っている様子もない・・・

まだ1年生の頃は素直だったのに・・・その急激な変化にこちらが付いて行かれない事もあると思います。

そんな時「もう、好きにしなさい」と言いたくなる気持ちを私も親として十分わかっています。

そして経験上、言い続けなくてはいけない事も知っているつもりです。



素直に聞く耳を持たないからと諦めるのではなく

タイミングをしっかり見計らって常に前向きに指導してあげる事が必要ですよ

一番子どもが気にしているタイミングを利用しましょう!

それは・・・テストの結果や成績表が出た時です

できるだけ「小言」ではなく「指導」して次はもっと頑張ろうと思えるように励ましてあげてくださいね

褒められて反抗する子はいませんから


教室では生徒さん全員のテスト結果と成績表を持ってきてもらいます。

それを見ながら一人ずつとお話します。

叱られるのではないと知っているから、みんな素直に自分の意見を話してくれます。

こうした事も小さな塾だから出来る事!

向上心の芽を育てましょう!!


春期講習が始まりました♪

2012-03-18 23:38:15 | 教室便り
3月17日土曜日から

春期講習が始まりました。

春期講習中ですが、これから体験授業に参加して下さる生徒さんもいます。

個別の教室では、目標や学習方法、今のレベルも何もかもが個別です。


この季節講習の受講回数もまだ入塾されたばかりの生徒さんや

それぞれのご都合に合わせて・・・となるので統一するものではありません。



しかし、受験生ともなると受講回数はそれなりに多いです

その多い授業を無駄にしない為に

必要に応じて面談をさせていただいています。

お子さんと私でお話する場合もありますが

親御さんにも来ていただいての3者面談もあります

この時は今までと違う厳しい態度の私に

生徒さんは大概驚きます。

私は普段、成績や結果に対して細かい事は言いません。

どこが出来たのか、出来なかったのか。

それに対して、「ここを復習しようね」「ここはもう少し練習しよう」

と励ますだけなんです。



なぜ?ビシッと言って欲しいんですけど!!(と思われるのは当然です)


そうですよね、良く分かっています。

残念ながら信頼関係が作れるまで私は厳しくは言いません。甘やかすのとも違います。

これは私の子育て経験から出てくる対応です。



また、“良い成績ではない”・・・自分でそう思っている生徒さんは

私に成績を報告する事を全力で拒否します!!

これまでの経験上、成績を隠すお子さんは成績が伸びません

指導する側にとって情報不足にもなりますが

一番はお子さん本人の意識の問題が大きいです。

成績をさらけ出してしまうと、「まな板の上の鯉」とでもいいますか

なにか、開き直れるんですね(悪い意味ではなく)

そうすると、だんだん素直になれるんです。

お子さんなりに、自分の成績に対する思いはそれぞれありますから・・・


高校受験の最大の敵は「反抗期」です

どの生徒さんにも多かれ少なかれあるものです

親御さんでは効き目が無くなってしまっている時

第三者である私から話をし、それを聞き入れてくれる体制を普段から整えています

その体制作りの段階では親御さんがヤキモキされて「ぬるいのではないか?」

と思われるかもしれません。

その為に、授業内容報告ノートや作文、課題と勉強の手は抜かないのが

私のやり方です。


小学1年生から頑張って、張り切って授業に参加してもらっています。

一緒に始めませんか?

ご参加お待ちしています。