東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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書かなきゃ何も始まらない

2012-03-17 02:14:49 | 学習法について
昔と違って・・・

今はコピー機がお安く手に入り

コンビニは勿論ですが

どこでもサッと出来ていしまいますね


コピー機が一般に普及していない頃

学生さん達はどうやって勉強していたのでしょう?

今の学校は教科書とワーク、それにプリント・・・

ノートを用意していない生徒さんまでいると聞きます

実際、当教室でも授業に来るのに各教科のノートを持ってきていない

生徒さんもいる事は事実です。

なぜか?

それは、生徒さんがノートが無い事による不自由を感じていないからです

実際、机の上に出ているのはプリント1枚・・・なんていう時もありますね

私達の頃からは考えられない学習方法だと思いませんか?


授業の時は、講師が傍についているので問題は解けます

しかし、お家に帰ってから宿題をする時、復習をする時

何も手引きがありませんよね

豊富に教材を揃えていても、120%活用しているご家庭の方が少ないのではないかと・・・


私は授業中に突然声を掛ける事が時々あります。(ほとんど高学年です)

これには講師もビックリするのですが、

講師は解説に集中し、いかに分かり易く説明するか分かってもらうかを考えています。

その解説をただ頷いて聞いている生徒さん、頭の中ではもちろん理解に努めていて考えています。

しかし、一度聞いた解説をお家に持って帰り使いこなせるようになるでしょうか?

授業を中断させ、ここまでの解説を生徒さんに自分の言葉で説明してもらいます

基本的に出来ません。

上手く説明が出来ないだけないら良いですが、理解していない場合もあります

その状態で帰ったら?

そうです、理解せずに帰ったので出来るようにはなりません。

これは書かない学習の弱点です。

せっかくお金を払って教わっているのです。本来であれば解説を録音でもして持って帰ってもらいたいくらいです!

ただ実際そうもいきませんから、解説はノートに書くんです!

参考書は一般に向けて書かれているものですが

自分に解説してもらい書いたノートには

          “自・分・の・弱点を攻略するために必要な情報が満載なんです”


もう一つ・・・

私は小テストをよく行います。しかも突然に!!

数名で同じ問題を解き、他の子のテストを○つけします。(ここでも私は見てるだけなんです)

そして×だった問題の正答を自分で調べて、漢字や単語なら5~10回ずつ書かせます。

(あまりに出来ていない時は20回ずつ書いてもらう時も!!)

単語を10個間違えたら?

10個×10回なので100回書かなくてはなりませんね!

最初は難色を示してた生徒さんでも、今では言われる前から「10回でしょ」っと言って書き始めます

酷い時はそれに1時間掛かる時もあります。

もう手が動かない~ とか 疲れた~ なんて言葉は聞こえないふりです♪

そうして書いて覚えた単語や漢字は脳で覚えただけでなく、視覚と手が覚えるものです。


私達も、あの漢字どうだったかしら?

と思った時にとりあえず書きますよね?なぜそうするのでしょう?

こうした脳だけで覚えているのではない、という体験はどなたにもあることと思います。


書く学習をもっともっと進めて行きたいと考えています。

そんな教室の無料体験に来てみませんか?

新規入塾生受付中です。メールまたはお電話にてご連絡お待ちしています。





お子さんの作文を読んだ事ありますか?

2012-03-16 00:27:04 | 国語編
私は面談を年に数回させていただきます

各ご家庭と1時間を予定しています。

なぜ1時間も?と思われるかもしれませんが

お話しする事は沢山あるんです


次回の面談は5月下旬を予定していますが

今から楽しみなんです♪

勿論、学力の変動や成績、進学についてもお話させていただきますが

お子さんが教室で頑張った取り組みをご紹介出来るからなのです♪


今回は特に作文を中学3年生には毎週課題として出していますので

それらを一緒にご覧頂き、お子さんの成長を見ていただきたいと思っています。

お子さんの作文を読んだ事はありますか?

勿論、低学年の時は関心を持ってご覧になった事と思います

思春期に入るとそうそう見せてくれないお子さんもいますね



作文からどんな事が分かるでしょう?

その文章から何が見えてくるでしょう?


普段、言葉にしない本音や意志が見えてくる事は勿論ですが

今後の学習に対してのヒントが沢山隠れています!


ある生徒さんはいわゆる“反抗期”のようです

反抗期らしくしっかり親御さんを困らせています。

しかし、作文には別人かと思うほど素直な言葉が多く盛り込まれ驚かされます。

逆に成績にそれほど心配はしていないお子さんの文章からは

本当はそんなに真面目じゃないよ・・と言いたげな心の影が見え隠れします。


知識的な事を言わせていただくと

兎に角言葉を知りませんね、話し言葉はもちろんですが接続詞なども会話のままです

「だから~~」「それで~~」「それから~~」「だけど~~」「でも~~」

のオンパレードです・・

注意されるだろうな・・・と思いながらも、ふさわしい言葉が見つからない(語彙力の問題は深刻です)

具体的な事を言いまわしてばかりで、結局何が言いたいのか文章としてまとまっていない

(「あの子がそう言うから僕もそうなっちゃって・・・・」という感じで)

漢字を使わないので読みにくいです

(そんなじゃくてんをこくふくしたいといつも思っているけど・・という感じ)

「、」「。」をどこに付ければいいのか分からない

(明日の、授業は、社会がるけど。僕は・・・という感じ)

段落変えはどうすればいいのか・・・・・

(~~なりました。次の日の朝~~・・という感じ)


問題山積とは正にこの事


私は何度も読み返します。本当に言いたいのは何か?

せっかく書いた作文を批判されるのでは次は書く気が失せますから

「なるほど、良く考えたね」「とても良い発想だよ」

そして
「こういう事を伝えたいなら~~~と書く方が伝わり易いね」

「こうした方が読む人が読みやすいよ」

「ひらがなが続くと読みにくいから知ってる漢字は使おう」

と、やんわり指導していきます。(始めだけですけど・・)


作文を人前で読まれるのって、ほとんどの人が恥ずかしいと思います

それは自分の考えを赤裸々に綴っているからですよね?

作文には書き手の情報が沢山詰まっています。

ぜひ、そうした目でお子さんの作文をもう一度読み直してみてください。

きっと何かが見えてくると思います。





英検の時代!?

2012-03-15 00:00:51 | 英語編
近年、英語が出来る人っていいな~

とか

受験対策に英語は必須!

という時代は終わっているんです!

今の生徒さん達が大人になって社会に出る頃には

出来て当たり前、出来なきゃ役ただず、そんな時代になるんです。

正直、社会が要求する“英語力”に教育現場が追い付いていないと

いうのが現状でしょう。

もし、お子さんの成績が思わしくないと思っていらっしゃいましたら

「英語だけ」は頑張るように励ましてあげていただきたい(他教科はどうでも良いという事ではないですよ)

まずは英語!という考え方です

これは進路だけでなく社会に出てから、お子さんを救う事になりますよ


高校受験・短大受験・大学受験においても

英検取得者は優遇されます(学校によります)

勿論、ふさわしい級を取る必要があります。



現中学生さん達

高校受験は3級から優遇がありますので他教科が振るわない場合

       “最低3級を取る”

お子さんの学年によりますが、もし新1年生なら1年生の間に3級を取れるように

学習しましょう。そして2年生の秋、もしくは冬に準2級合格を目指しましょう。

この級をもっている事で届く学校は一気に増えます!

もちろん波に乗って2級を取るのも良いですね。


そして、親御様皆様ご存知の通り社会では実用英語力が必要です。

昔から言われてきた事ですが、学校英語で成績が良くても英会話が出来ない。それが現状ですね


高校で2級を取り、できれば準1級を目指して頑張る。

大学ではTOEICでの高得点を目指す事になります。高得点を出せた生徒さん達に一流企業への

道が開けるのは納得できますよね。


ただし、一点特化の学力には限界があります。

こうした級を取得していくに当たり様々な問題が出てきます。


先日当教室の生徒さんが学校で実施されたテストを持ってきてくれました。

国際化の学校ですので同じ学年とは比較にならない難易度です

彼女が一番つらかったのは

「マザー・テレサ」を詳しくは知らなかった事

と言っていました。

以前の記事にも書きましたが英語力(文法や単語力)だけでは

これからの問題は解けません。

幅広い知識が要求されるのです

つまり、歴史上の人物や事件。科学の進歩。時事問題。

教科を問わず学ぶ事が必要なのです。


「じゃぁ、英語ばかりしていられないじゃない!」(そう思われるのは当然です)


しかし、要求されている力をお子さんが身につける為には

「英語を得意として他教科を学ぶ」事の方が合理出来だと思うのです。

長くなりましたので今日はこの辺で!

4月より英検講習をstartいたします。ご参加おまちしています。





成功のカギはコミュニケーション

2012-03-13 02:46:49 | 学習全般
もうすぐホワイトデーですね

水曜日には来れない生徒さん達や講師から娘が

“お返し”を頂いていました。ありがとうございます♪

こんなささやかなやり取りが実はとっても大切だと思いませんか?


中学生さんは授業の度に報告ノートを記入します。

このノートには講師も記入して、私とご家庭のサインが必要です。

これはまだ始めて間もない取り組みなのですが

とても良い効果が出ています。

今まで宿題をさぼってばかりいた生徒さんも

ちゃんとやって来ていています(*^_^*)


始めはいい加減に書いていた生徒さんも

「今日は~~~、なんだっけ?」と頭の中でしっかり復習しながら

分かった事、分からなかった事を書きとめられるようになりました。



これは一見、何の関係も無いように見えるかもしれませんが

ご家庭と、塾とのコミュニケーションによって成り立っています。


お母さんや身内の方が見て、評価したり(時には注意)する。

その声掛けでお子さんは達成感もあるでしょうし、また頑張ろうという気持ちも産まれます。

身内の方のサインを見て、講師も私も「見てくれている」という気持ちがあります

逆に親御さんからしても、「こんな指導をしているんだな」と見えてくるものがありますよね。


学校と違って授業参観はありませんし、もしあったとしても

良い所を見せようとするのが子どもの心理ですから

普段の授業をこうした形で親御さんにご協力していただく事は

とても効果的です!


また、成績の伸びるお子さんは、親御さんが塾との距離の保ち方がお上手だと感じています。

直接的な連絡のやり取りと言うより

私の場合ですが、「受け止めてくれるご家庭」という感じです。

どういう事かというと

意外と私は厳しいです。スパルタではありませんよ、

課題をクリアしないと帰さないとか

宿題ではない課題を出すのでお家でしなくてはいけない事が増えるんです。

もちろん、その課題もこなしてこなければ帰れません!

怒る訳でも、怒鳴る訳でも無いですが厳しい。

お子さんはそんな私の愚痴を言いますし、弱音も吐くでしょうね

しかし、そこでご家庭が聞いてあげて、励ましてあげてして欲しいんです。

そこを乗り越えるからこそ良い結果が出せるのですから。

そうしたご家庭であると理解できないと、お子様に厳しくできない

手ぬるい指導になってしまうんです。




こうしたノートを始め、成功のカギはコミュニケーションだと考えています。

なので塾に任せっぱなしにしておけば良いとお考えの親御様には

つらい教室だと思います。

中学受験・高校受験~受験生になる前に~

2012-03-12 12:38:57 | 学習法について
今週末から 春期講習 が始まります。

中学受験・高校受験をお考えの皆さんにとっては

この時期から始められる事をお勧めします。

当然ですがお子さんは「受験」をまだ経験されていません

合格までの長い道のりに何が待っているかを知りません

大人の方は「よし、始めよう」と思った時から、そう「思い立ったが吉日」なんていう

勢いで始められるものですが

子どもはそういう訳にはいきませんよ

去年、一昨年と同じように今年も過ごしていく、いってしまう

よく陸上競技の「マラソン」になぞられますが

マラソンをするんだって準備運動は必要ですね。

多くの生徒さんはこの準備期間が短いように思います、どういう事かというと・・・

例えば集中力です。受験勉強をする時は長時間の拘束、机に向かっているだけではなく

「集中して学ぶ」力が必要ですが、これはある日ある時突然に出来るようになるものではない!

慣れるまで個人差はあるものの1・2カ月見たいものです

塾によって拘束時間は様々ですが

当教室は「拘束しずぎない」様にしています。

受験生といえど人間です。ましてまだ子どもですから集中力の限界があります

座りっぱなしは血液の循環を鈍らせますから脳にも体にも良くありません

オンとオフをしっかりつけながら長時間の拘束に徐々に慣れてもらいます。


次に考える習慣も突然つくものではありません

「考える習慣?」ちょっと不思議に思われるかもしれないですが

分からない問題にぶつかった時、それでも考える、違う方法を試してみる

等の「粘る」と言う事が意外と苦手なんです。

生徒さんが「分かりません」と言います。

それでこちらが問題を読んであげるだけで(解法などは何も言わず)

「ああ、そうか!」となるんです。

考えてないんです。(本人は考えているって言いますし、思ってます)


他にも時間が掛かる事は沢山あります。

進級、受験の準備。早めに始めたいですね!