東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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塾内テストと夏の指南書

2016-06-26 11:21:22 | 高校受験・大学受験

昨日は今月2回目の塾内テストを高3生と浪人生は実施しました

浪人生にとっては本来高校内容は一通り学習し終えているはずですが

やはり、通っていた高校により学習していない難易度などもあり

高3生と差をつけられる浪人生はそれほど多くはありません

浪人生は現役生の、現役生は浪人生の存在を意識する事で

大学入試ではより沢山のライバルがいる事を自覚できますね

 

数3のテストでは、講師は計算を中心に問題を作ってくれました

今の時期、これが出来なくてどうする!

という気持ちを込めて作ったそうです

講師がおそらく「こんなものか」と思える結果だったのは1名でした

いったいなぜでしょう?

1名の生徒さんに学習内容を確認した所

やはり数3はあまり自習していないようでした

つまり、毎年の事ですが自習に偏りのある学習の仕方をしているようです

普段から講師は学習計画に付いて目を光らせ、事細かに指示を出しているのに

それでも、偏りが出るのです

この偏りを自分がよほど注意しながら自習に取組まなければ

夏の成果も半減です

こうした事を踏まえて、東大院講師が「夏の指南書」を作ってくれました

8ページほど、A4用紙にびっしりと、しかしわかりやすく書かれた指南書は

受験生心得から始まり、各教科担任からのアドバイスと夏期合宿の学習内容

そしてこの春志望校合格を掴んだ先輩からのアドバイス・・

と受験生にとってまさにバイブルとでも言うべき素晴らしい指南書です

 

これだけ熱心で実力のある講師陣に囲まれながら、受験期を過ごせる事は

受験生にとって恵まれているとしか言いようがありません

しかし、そんな環境の中にいても

本人に素直さがなければその価値も半減でしょう

人の意見、特に成功者の意見に素直に耳を傾け実行することです

 

東大院講師は言います

才能で勝利する人間はいない、全ての成功者は努力の成果として成功を手にしているのだ

ドロを舐めるような地道な努力が、勝利に繋がる

努力を惜しむ理由はない

 

 

 

昨日は世界史のテストもありました

この春から世界史の学習を始めた浪人生が現役生と40点ほどの差をつけていました

この違いはなんでしょう?

そうです、努力しかありませんよね

 

恵まれた環境を120%使って勝利を手にして下さい!


国語が苦手な意外な理由?

2016-06-24 00:36:11 | 学習全般

中学生の国語の文章問題

文学的文章のなかのお話ですが

「西遊記」を例えにしたお話がありました

少々テーマも難しかったせいか、生徒さんは全く意味を摑み取れません

3回ほど、自分で読み直してから顔を上げ

「やっぱりわからない」とため息・・

 

わからない

という言葉は抽象的で、どこの何がわからないのかを聞いて行くと

そもそも「西遊記」を知らない!?という所に辿り着きました!!

『ドラゴンボールなら知ってる』

いやいや・・・どう考えても同じではないでしょ・・

 

本当に大ざっぱに西遊記の話をして、今回の文章と繋げると

「あ・・ってことは、この事?」と答えが見えて来たようです

そして、「知らないもの・・」「学校で習わらなかったし」とブツブツ

 

確かに、西遊記のストーリーを知らず

孫悟空がヒーローとしてしか認識がなければ(アニメのような)この文章に結びつける事はできない

と考えられました

 

西遊記を知らない現代っ子はどれくらいいるでしょう?

知っている子は、なぜ知っているのでしょう?

誰もが知っているという前提で、この文章を問題として選んだのなら

知らない子はどうすれば良いのでしょう?

西遊記を知っているのと国語力が関係するのでしょうか?

と飛躍させるのは簡単ですが、本当に国語力がある子なら

西遊記を知らなくてもこの問題は解く事が出来たでしょう

 

ただ、ただでさえ国語を苦手としている子には厳しい問題だったという話です

幼少期から本を読む習慣が功を奏する

こんな所にも現れるのかもしれません

読解は論理で解く人、フィーリングで解く人それぞれだと思います

通用するフィーリングがない時は論理的に問題を解く技術が必要と言えるのでしょう

通用するフィーリングとは幼少期からの過ごし方で左右されるように思いますし

それが入試に通用するかは個人差もあるでしょう

しかし、論理的になれば文章を選ばすに問題を解く事が出来るのです

 

私も国語の問題を生徒さん達と解いていて

なぜ、それが答えになるのだろう?と思う事があります

そして、そこからよくよく考えて

その答えになった理由がわかった時、国語の奥深さを感じますし面白いと思います

国語が苦手になる理由は「なぜだかわからないけど、答えは違った」という不快感なのかもしれませんよね

だから国語は時間のかかる教科なのだと勝手に解釈しています

じっくり国語という教科と向き合う時間を

受験学年になる前に確保しておく事が大切だと思います

 


夏期講習の計画が固まってきました

2016-06-22 11:58:16 | 学習全般

今年の夏期講習は初の合宿があります!

大学受験生を連れて、東大院講師陣が3日間張り付いての勉強合宿です

高校受験生も同行か?と思ったのですが

人数の関係で今年は大学受験生のみとしました

 

高校受験・大学受験生にとって夏休みの計画は意外と決まっています

入試まで半年あまりしかありませんからある意味当然です

個別に計画を立てるのはそれ以外の学年の生徒さん達です

それぞれの弱点にしっかり着目し、そこを克服する為には個別のカリキュラムが必要です

また、内部進学をする一貫校の生徒さん達にとってもカリキュラムは異なる事もあります

中3の生徒さんは今週から高校英語を始める事にしました

英検準2級も取得しましたし、一貫校はもうそろそろ高校の範囲に入りますから

少し先を学習しておくにはちょうど良い時期と言えるでしょう

 

中学1年生さんは特にこの夏が肝心かと思います

スタートの時点で出遅れてしまったり、スピードのある学習について行かれない事が多いのです

なのでここで取り戻しをしておく事が入試にまで響きます

苦手な教科だけでも学習しましょうね

今週、来週と近隣中学では定期考査が行われます

結果にあまりこだわり過ぎず、結果から弱点を見つけたらそこを克服する事に注目した取組みを

していきたいですね

 

高校1年せいさんも同じ事が言えますが、高校1年生は少し違います

入試をして進学した高校なので周りとの学力に大差がありません

なのでその事で安心してしまう傾向があります

しかし、全国で見た時安心等できないはずですから

本当は気持ちを引き締め直して取組んで欲しい時期なのです

 

何度も書いていますが、勉強を休む時期はない方が良いのです

この夏、1教科でも学習を続け弱点の克服と強化をしていきましょう

振り返ったとき、「やっていて良かった」と必ず思いますよ!