12月4日(木)
ツアー2日目、しっかり眠って気持ち良い朝を迎えた。今日は横浜赤レンガ倉庫から横浜中華街そして高徳院(国宝鎌倉大仏)の観光である。
朝6時半起床、横浜港のドックに置かれている日本の航海練習船「帆船日本丸」(にっぽんまる)を見る為に散歩に出た。「国際通り」に国立横浜国際会議場の標識を見た。何年前になるのかなぁ・・・仕事で来たこの会議場の大きさにびっくりしながら講演のある部屋から部屋へ移動したのが懐かしい。
「ランドマークタワー」(296m)が営業した年(1993年7月)だったよな。20年ぶりに同じ道「さくら通り」を歩いてその時と同じアングルで撮った写真がコレである。当時一番高いビルとして世間の注目を浴びていた頃で、私も大変感動して見上げていたのを思い出す。今はアベノハルカス(300m)が一番高くなったけれどネ。
日本丸の船内は見学できるようだが今日も時間がない。「太平洋の白鳥」とか「海の貴婦人」とか呼ばれたというから帆を張った姿はどんなにか綺麗なんだろうなぁ~と想像していたら、ネットに写真があったのでここにコピーさせてもらった。本当に素晴らしい! www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/history.html にありがとう。
遊園地・コスモワールドの観覧車(直系100m)に設置の表示時刻は7時31分、ホテルに戻って朝食をいただこう。
(画像はクリックすると拡大する。)
ホテル出発9時50分、「赤レンガ倉庫(新港埠頭保税倉庫)」までは10分ぐらいで到着した。駐車場に横浜みなとみらい観光スポット周遊バス「あかいくつ」を見た。私の頭の中では横浜と「赤い靴」の童謡がセットになっているので、この命名に何かしらレトロな感覚を覚えてうなずいてしまった。
さて、この赤レンガ倉庫は明治時代の終わりから大正時代の始めにかけて建設されたそうだ。日本の鎖国時代が終わり横浜港の開港(1859年)から港湾の近代的な整備が始まり、倉庫2号館は1911年(明治44年)に、1号館は1913年(大正2年)に出来たそうだ。ふと思い出した北海道の旅先で訪れた小樽運河沿いの煉瓦造倉庫や函館の金森赤レンガ倉庫、これらはいずれもこれより古いような気がするけれど・・・・・
1号館と2号館の間の空間はクリスマスモードのオブジェがいっぱい並び、2号館内ではおしゃれで素敵な商品があふれていた。しかしゆっくり吟味している時間は無い。思いを断ち切って、私は「ベイブリッジ」を確認しておきたくて外に出た。旧税関事務所遺構の赤レンガが寂しそうに私の目に映った。そして遠くにベイブリッジが見えた。やれやれこれで気持ちが落ち着いた。(笑)
そして思うに、いつかこの「あかいくつ」に乗って是非もう一度「みなとみらい21区」を一日かけてゆっくり廻ってみたいなぁ~と。
次の観光スポット中華街までも10分程で到着して、「朝陽門」を起点に1時間余りの自由行動となった。
来ること三度目にして街の事は未だよく分かっていない私。参考の為、小籠包の美味しい店は「王府井」そして「崎陽軒」も人気のある店だと紹介されたが最後までなかなか見つけることが出来ずに終わった。「すしざんまい」!?も有名なようだ。普茶料理ミニ会席を食べたいと思っていると実現できず失敗してしまったよ。残念・・・食べ歩きを楽しむにはお店情報をもっと得ておくべきだったと反省。
12時20分集合、ツアー旅行は急がしい。そりゃそうだよね。この後「鎌倉大仏」に寄って帰路につくんだからなぁ。
午後1時30分高徳院の山門をくぐった。国宝銅像阿弥陀如来坐像は優しいお顔でお参りの人達を見下ろしていられた。私は四度目にしてやっぱり大好きな大仏様だ。雨に濡れてお気の毒だなぁと思った事もあったが、この歳になって酸性雨での傷みをお気の毒に思うようになった。それでもいつまでもこのように露座で居て欲しい。大仏殿の中の大仏様より親近感が湧くよね。
こちらの大仏様・阿弥陀如来像の高さは約11.39mで重さが約124トン、奈良の大仏様・盧舎那仏像は高さ14.98m、重さ250トンだそうだ。鎌倉の大仏様の目の幅が1mと聞いて奈良の大仏様の鼻の穴を思い出した。潜り抜けた経験がある人はきっと多いはずのあの柱の穴の大きさと同じだよナ。
わずか20円の拝観料で胎内へ入れるのが又嬉しい。何枚もの銅版が継ぎ合わされて造られているのが背中にある2つの窓から入る明かりで解る。首から上、頭部の螺髪(らほつ)の一部も見えた。
最後に大仏様の傍らで彼がカメラに向かってポーズしたのは右手を挙げ左手を下げて印を結んだが、違うよ。大仏様を真似るならこちらでは膝の上で両手を組んで印を結んで欲しいよな。(笑)
私にとって一日目だけでも満足なのに2日目の懐かしい付録もついて、Sランクホテルのプレミアムツアー旅行で、本当に良かったよかった。
追記:
そうそう昨夜のテレビニュースで小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが成功したのを知った。鹿児島県種子島宇宙センターからの中継だった。前回の「はやぶさ」が探査したイトカワはS型と呼ばれる岩石質の小惑星だったそうだが、今回「はやぶさ2」が目指すのは1999 JU3というC型の小惑星だそうで(数字やアルファベットは何の事やらさっぱり解らないが)、岩石質ながら表面の物質に有機質や水がより多く含まれると考えられているそうだ。
6年がかりで往復52億4千万キロメートル飛行して、小惑星から岩石を持ち帰る様に仕組まれているそうだ。日本否世界中の人達の期待を背負って2020年無事帰ってきて欲しい。有機質の解明が進めば、いつか生命の起源が解明される日がやってくるのかも知れないんだよなぁ~。本当にすごいなぁ~。。。。。
とっさのテレビ画面でうまく撮れなかったがこの日を覚えておきたいので投稿しておこう。
以上
ツアー2日目、しっかり眠って気持ち良い朝を迎えた。今日は横浜赤レンガ倉庫から横浜中華街そして高徳院(国宝鎌倉大仏)の観光である。
朝6時半起床、横浜港のドックに置かれている日本の航海練習船「帆船日本丸」(にっぽんまる)を見る為に散歩に出た。「国際通り」に国立横浜国際会議場の標識を見た。何年前になるのかなぁ・・・仕事で来たこの会議場の大きさにびっくりしながら講演のある部屋から部屋へ移動したのが懐かしい。
「ランドマークタワー」(296m)が営業した年(1993年7月)だったよな。20年ぶりに同じ道「さくら通り」を歩いてその時と同じアングルで撮った写真がコレである。当時一番高いビルとして世間の注目を浴びていた頃で、私も大変感動して見上げていたのを思い出す。今はアベノハルカス(300m)が一番高くなったけれどネ。
日本丸の船内は見学できるようだが今日も時間がない。「太平洋の白鳥」とか「海の貴婦人」とか呼ばれたというから帆を張った姿はどんなにか綺麗なんだろうなぁ~と想像していたら、ネットに写真があったのでここにコピーさせてもらった。本当に素晴らしい! www.nippon-maru.or.jp/nipponmaru/history.html にありがとう。
遊園地・コスモワールドの観覧車(直系100m)に設置の表示時刻は7時31分、ホテルに戻って朝食をいただこう。
(画像はクリックすると拡大する。)
ホテル出発9時50分、「赤レンガ倉庫(新港埠頭保税倉庫)」までは10分ぐらいで到着した。駐車場に横浜みなとみらい観光スポット周遊バス「あかいくつ」を見た。私の頭の中では横浜と「赤い靴」の童謡がセットになっているので、この命名に何かしらレトロな感覚を覚えてうなずいてしまった。
さて、この赤レンガ倉庫は明治時代の終わりから大正時代の始めにかけて建設されたそうだ。日本の鎖国時代が終わり横浜港の開港(1859年)から港湾の近代的な整備が始まり、倉庫2号館は1911年(明治44年)に、1号館は1913年(大正2年)に出来たそうだ。ふと思い出した北海道の旅先で訪れた小樽運河沿いの煉瓦造倉庫や函館の金森赤レンガ倉庫、これらはいずれもこれより古いような気がするけれど・・・・・
1号館と2号館の間の空間はクリスマスモードのオブジェがいっぱい並び、2号館内ではおしゃれで素敵な商品があふれていた。しかしゆっくり吟味している時間は無い。思いを断ち切って、私は「ベイブリッジ」を確認しておきたくて外に出た。旧税関事務所遺構の赤レンガが寂しそうに私の目に映った。そして遠くにベイブリッジが見えた。やれやれこれで気持ちが落ち着いた。(笑)
そして思うに、いつかこの「あかいくつ」に乗って是非もう一度「みなとみらい21区」を一日かけてゆっくり廻ってみたいなぁ~と。
次の観光スポット中華街までも10分程で到着して、「朝陽門」を起点に1時間余りの自由行動となった。
来ること三度目にして街の事は未だよく分かっていない私。参考の為、小籠包の美味しい店は「王府井」そして「崎陽軒」も人気のある店だと紹介されたが最後までなかなか見つけることが出来ずに終わった。「すしざんまい」!?も有名なようだ。普茶料理ミニ会席を食べたいと思っていると実現できず失敗してしまったよ。残念・・・食べ歩きを楽しむにはお店情報をもっと得ておくべきだったと反省。
12時20分集合、ツアー旅行は急がしい。そりゃそうだよね。この後「鎌倉大仏」に寄って帰路につくんだからなぁ。
午後1時30分高徳院の山門をくぐった。国宝銅像阿弥陀如来坐像は優しいお顔でお参りの人達を見下ろしていられた。私は四度目にしてやっぱり大好きな大仏様だ。雨に濡れてお気の毒だなぁと思った事もあったが、この歳になって酸性雨での傷みをお気の毒に思うようになった。それでもいつまでもこのように露座で居て欲しい。大仏殿の中の大仏様より親近感が湧くよね。
こちらの大仏様・阿弥陀如来像の高さは約11.39mで重さが約124トン、奈良の大仏様・盧舎那仏像は高さ14.98m、重さ250トンだそうだ。鎌倉の大仏様の目の幅が1mと聞いて奈良の大仏様の鼻の穴を思い出した。潜り抜けた経験がある人はきっと多いはずのあの柱の穴の大きさと同じだよナ。
わずか20円の拝観料で胎内へ入れるのが又嬉しい。何枚もの銅版が継ぎ合わされて造られているのが背中にある2つの窓から入る明かりで解る。首から上、頭部の螺髪(らほつ)の一部も見えた。
最後に大仏様の傍らで彼がカメラに向かってポーズしたのは右手を挙げ左手を下げて印を結んだが、違うよ。大仏様を真似るならこちらでは膝の上で両手を組んで印を結んで欲しいよな。(笑)
私にとって一日目だけでも満足なのに2日目の懐かしい付録もついて、Sランクホテルのプレミアムツアー旅行で、本当に良かったよかった。
追記:
そうそう昨夜のテレビニュースで小惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げが成功したのを知った。鹿児島県種子島宇宙センターからの中継だった。前回の「はやぶさ」が探査したイトカワはS型と呼ばれる岩石質の小惑星だったそうだが、今回「はやぶさ2」が目指すのは1999 JU3というC型の小惑星だそうで(数字やアルファベットは何の事やらさっぱり解らないが)、岩石質ながら表面の物質に有機質や水がより多く含まれると考えられているそうだ。
6年がかりで往復52億4千万キロメートル飛行して、小惑星から岩石を持ち帰る様に仕組まれているそうだ。日本否世界中の人達の期待を背負って2020年無事帰ってきて欲しい。有機質の解明が進めば、いつか生命の起源が解明される日がやってくるのかも知れないんだよなぁ~。本当にすごいなぁ~。。。。。
とっさのテレビ画面でうまく撮れなかったがこの日を覚えておきたいので投稿しておこう。
以上