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たくあん漬け

2015-02-05 | 日記
「1月往ぬ 2月逃げる 3月去る」早や1月も終わり、2月3日の節分も過ぎ、4日の立春も過ぎた。
節分の豆は早くから買っておいたのだのだが、その日はお見舞いに桑名迄出かけていて帰宅が遅くなり、“巻きずし”を買う時間がなかった。彼は「豆だけは撒いておこう。」と言って「鬼は外 福は内!」と声を張り上げていた。そして撒き終わると「今年は時間が遅かったので鬼がいっぱい門口に来てたぞ。」と笑っていた。「あちこちのお家で追われた鬼が皆んな集まって来ていたのかな。」こんな会話を交わしながらお寿司は明日食べようと思っていた私。
4日、スーパーにはさすが丸のままの“巻きずし”は並んでいなかったのでお願いして作ってもらった。1日遅れの『丸かぶり』を今年の恵方西南西を向いて黙って食べた次第。美味しかったよ。(笑)

  2月5日(木)
“巻きずし”を食べながらふと“たくあん”を思い出し、今日桶の蓋を開けた。
“たくあん”は本来買ってしか食べられないと思っていたのだが、米糠(こめぬか)があれば家でも作れる事を知りチャレンジしてみたくなったのである。そして寒風に10日程さらし干しておいた大根を昨年12月23日に漬け込んでいた。

青首大根10本(小ぶりなもの) 米糠1kg 粗塩400g ザラメ糖400g 昆布40g(小さくカット) 鷹の爪5~6本(小口切り) 渋柿の干した皮、有ればクチナシの実 それに大根の重さの3倍ぐらいの重石が必要と言うレシピを参考にそれぞれの量を換算して準備した。

大根の干し具合は短期間で消費するなら「へ」の字程度、長期間ならば「つ」の字ぐらいに曲がるのを目安にするらしい。勿論私はお試しなのでたった4本「へ」の字を目標にした。米糠とその他の材料を混ぜ合わせ先ず少量を桶の底に敷き、その上に大根を並べ、その上に隙間ができないように糠を入れ込む。(大根が沢山ならこの過程を繰り返す。)きっちり詰まったら大根の葉で覆いその上にも残りの糠をまぶし重石を乗せる。
23日の作業はたったこれだけで、あれから53日経過、途中で3・4回桶を覗いていた。水が上がってきたら重石を軽くするのが良いらしい。3週間~1ケ月で食べられるというから、もう充分だろう。
                

  
細かく砕いたクチナシの実が黄色い色付けになるのかな、出来上がった“たくあん”は黄々してなくて添加物を含まない素朴な色あいで如何にも安心の家庭の手作り顔をしていた。
口に入れると、ポリポリといい歯音がしてなかなかいい食感!甘さもいい按配で美味しい!イケる!満足。嬉しい。葉っぱも細かく刻んで添えてみた。ごま油で炒めてチリメンジャコを混ぜるとおかずの一品になるようで、又後日にやってみようと思う。
こうして“たくあん”漬けの要領を得たので来年はもっと沢山漬けて娘家族にも食べてもらいたい。
       

最後にポイントをメモっておくと、大根は1本1kg位のもので、時期的には11月頃で、干すのは日当たりより風あたりの良い所で、雨には濡らさないように注意との事!
ずらりと並んだ漬物画像、もう充分だよね。並べ過ぎだよ。(笑)