2月16日、前々記事「ほぼルリクワガタ」の結果が出ました。
結果は、採集〜飼育した幼虫4頭のうち3頭は死亡、残り1頭が下の画像です。
↓ 前々記事「ほぼルリクワガタ」
↓ 2024年12月7日採集〜1頭ずつ個別飼育してきた
↓ カビて原型をとどめない幼虫
↓ こちらもアウト
「これは全滅かも」と思いながら最後のカップ(マット)を崩しました。
「おっ!」マットから出てきたのはオスの蛹、間違いなくルリクワガタ属の蛹です。
しかも今日明日にでも羽化しそうな状態です。
↓ 羽化直前のオスの蛹が出てきた!
貴重な最後の1頭を凄いタイミングで掘り出し
これが本当にルリクワガタなら「あの山の分布が確実になる」などと
一人喜んでいたのですが、まったく動きません。
もしかしてご臨終?
画像を拡大してみると、体表には白い菌系らしきものが僅かに見えました。
経験上、このパターンはそのまま菌に巻かれて白くなり、最後は緑白色。
最後の頼みの綱がゴール直前でコケました。
↓ 大アゴの形からすると、ほぼルリクワガタなのだが・・・
↓ 蛹では背板の形もわかりずらい
↓ このまま菌に巻かれてしまう
結局結果は、「ほぼルリクワガタ」のまま。
県下でのルリクワガタ属調査の厳しさを、今回は違う角度から味わいました。
春にはもう一度現地でしっかり探してみます。
余談〜エアコントラブルの巻
エアコントラブルで15万円儲けた錯覚に陥りました。
年末に4回ほど発生したエアコントラブル(室内機に霜が付き効かなくなる)
この時は、毎回数時間にわたり室温が0度まで下がりました。
温度計によっては-0度の表示もあり
今回のルリクワガタ属のように当時前蛹あたりのステージにあった個体は
その都度ダメージを受けたと思います。
年の瀬は押し迫ってましたが、さすがにそのままではまずいので電気店に連絡
目視と状況聞き取りの結果「修理は難しい」とのこと
霜が付かない寒冷地仕様系=17万円以上するエアコンの買い替えを薦められました。
3畳の虫小屋に17万円? 罰が当たるわ、悩む隙間は1ミリもありませんでした。
翌日、全国ネットのエアコン修理屋さんに点検を依頼
「これは直りますよ」と即答
ガスパイプ内にある空気と霜(結露〜霜)の除去
室内外の過剰に折れ曲げて設置されていたパイプの改善(ガスの通り)
最後にガスを充填、それと出張費、締めて2万5千円也!
それ以降は問題なく運転できており、すぐに駆け付けてくれたプロに感謝しています。