済みません、投稿漏れでした。
ナシ族は、雲南省を中心に比較的高地に住む少数民族で、ナシとは彼らの
言葉で「黒い人」のことだそうで、確かに日焼けした浅黒い人が多い。
麗江観光の定番(かつては何も観光資源がなく、これでも貴重だったと言
うべきか。)として、ナシ族の音楽コンサートには、夕食後に多くの観光客
が訪れていた、と過去形にしてしまったが、今では、街中をブラブラしたり、
バーで飲食を楽しむ人の方が圧倒的に多い。
実際に、週末にもかかわらず、観客席は5分の1も入っていないなか、延
々とコンサートが始まった。
ほとんどの観客がゆったりとしたリズムに眠りこける中、最初から最後ま
で堪能、いや眠気と闘いながら聞くともなく聞いていた。
何でも2千年ほどまえのインドの音楽が伝わって、ほぼそのまま残って
いるとか。
80歳以上のメンバーが一人ずつ紹介されたが、見渡すと、拙者と同等以下
(50歳以下)は数人しか見当たらない。おそらく、この楽団は10年後には
消滅しているであろうと思われた。そう思うと、このひとときが妙に貴重に
思えてくるから不思議である。
司会の女性は、綺麗な英語と普通語(標準中国語)で楽団や、曲目の紹介を
する。
ときどき、ソロなどもある。(シンバルはソロって言わねーか。)
最後に出てきたジイさんも80過ぎ。指揮者であったが、文化大革命で弾圧
され、相当苦労したとか。今は大変な資産家だそうだ。
と、ここまではよかったが、最後にレコードの宣伝が延々と始まり、続いて
レコードが鳴り響き、終わる気配もないので、途中で切り上げてしまった。
なんとも後味の悪いコンサートであった。
ナシ族は、雲南省を中心に比較的高地に住む少数民族で、ナシとは彼らの
言葉で「黒い人」のことだそうで、確かに日焼けした浅黒い人が多い。
麗江観光の定番(かつては何も観光資源がなく、これでも貴重だったと言
うべきか。)として、ナシ族の音楽コンサートには、夕食後に多くの観光客
が訪れていた、と過去形にしてしまったが、今では、街中をブラブラしたり、
バーで飲食を楽しむ人の方が圧倒的に多い。
実際に、週末にもかかわらず、観客席は5分の1も入っていないなか、延
々とコンサートが始まった。
ほとんどの観客がゆったりとしたリズムに眠りこける中、最初から最後ま
で堪能、いや眠気と闘いながら聞くともなく聞いていた。
何でも2千年ほどまえのインドの音楽が伝わって、ほぼそのまま残って
いるとか。
80歳以上のメンバーが一人ずつ紹介されたが、見渡すと、拙者と同等以下
(50歳以下)は数人しか見当たらない。おそらく、この楽団は10年後には
消滅しているであろうと思われた。そう思うと、このひとときが妙に貴重に
思えてくるから不思議である。
司会の女性は、綺麗な英語と普通語(標準中国語)で楽団や、曲目の紹介を
する。
ときどき、ソロなどもある。(シンバルはソロって言わねーか。)
最後に出てきたジイさんも80過ぎ。指揮者であったが、文化大革命で弾圧
され、相当苦労したとか。今は大変な資産家だそうだ。
と、ここまではよかったが、最後にレコードの宣伝が延々と始まり、続いて
レコードが鳴り響き、終わる気配もないので、途中で切り上げてしまった。
なんとも後味の悪いコンサートであった。