2009年11月9日(月)、新潟大学が学生の実習を活用して学内の整備も同時に進めていくという教育プロジェクト事業を昨年度から開始した。学務部が整備に関する事業費を負担し、学生たちが実習の中で調査を行って計画案を練り、班ごとにプロポーザル方式で提案を行って、その中の優秀な案を中心にして実際に事業化していくというものである。
当社が昨年に引き続き、農学部3年生の実習をサポートしながら、指導教官とともに学生たちの提案を評価し、整備計画を決定し実際の整備までをサポートする業務を担当することになった。
今日はそのテーマでの実習の初日で、まず学生たちに実際に企画提案をしてもらうための説明を行った。主には我々のようなコンサルタント会社がプロポーザル方式によって仕事を受注するときの具体的な事例を挙げて紹介し、提案内容がどういう視点で評価されて決定されるのか等について説明を行った。
今年のテーマも昨年と同様、「景観に配慮した学内クロマツ林の整備計画」である。今年はさらに構内全体をフィールドミュージアムとして整備するための一環としての位置づけも加えられた。このシステムの新しいのは我々が非常勤講師として実習を受け持つのではなく、担当教官も一緒になって協議しながら、学生の実習をサポートしていくという業務を会社が契約を結んで実施する事業なのである。
これは無責任な非常勤講師の制度よりよほどいい方式だと思う。非常にフレキシブルで創造性がある。
今日の学生の中には、今年の夏休みにインターンシップで2週間会社に来ていた学生もいた。実社との接点が広がって学生たちにとってもプラスになると思う。
<今年も去年と同じ雨の現場説明となった。発注者である学務部の担当者も同行したが、学生を含めてこの林に入るのは皆初めてだった。〉
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