2019年9月20日(金) 妙高戸隠連山国立公園にあるいもり池には、水面を覆いつくすようにスイレンが繁茂している。 このスイレンは昔人為的に植えられた外来植物である。 花が咲けばきれいであるが、国立公園としては外来種は排除しなければならない。 また、このいもり池は、逆さ妙高山を水面に映す大切な景観ポイントでもあるのだ。 そこで環境省と地元妙高市では、地元のボランティアなどに呼び掛けてスイレンの駆除を行っているが、繁殖力が旺盛なスイレンはなかなか減らない。 そこで、この効果的な駆除方法を検討することになり、昨年度からこの仕事にかかわっている。 今年度はいくつかの方法を実験的に行って比較検討する予定である。 今日はその事前の打ち合わせに同行した。 前回訪れた時と比べてもスイレンが水面を覆う面積は拡大している。
〈いもり池の水面っを埋め尽くす外来スイレン、背後は妙高山〉
〈昨年ボランティアで掘り取られた部分の水面だけが見えている〉