2022年12月17日(土) 新潟市内も朝方少し雪が降ったらしく、外は薄っすらと白くなっていた。今日は福島県只見町で、町が集落単位に実施している事業の説明会に、オブザーバーとして参加した。
只見町はかなりの積雪になっているのではないかと少し不安だったが、意外と大したことはなく、20㎝弱程度であった。
いつもは集落の集会所や町の施設で説明会を行っているということだったが、今日は全戸で9世帯の小さな集落だったこともあり、区長のご自宅に集まってもらってコタツに入りながらの説明会となった。
今まで見たこともない大きなヤグラコタツとコタツテーブルを囲んで説明会が始まった。
一通り説明が終わると、テーブルに次々と皿が運ばれてきた。中にはあんこ餅やきなこ餅などのほか、さらにその餅にかけて食べるという、クルミのペースト`や大根おろしなど次々と運ばれてくる。せっかくなので遠慮なく頂いたが、とてもおいしくて腹いっぱいになってしまった。。 しばらくこの地域の食文化の話に花が咲いた。
この集落は400年前から現在に至るまで、9戸のままずっと続いているという信じられない話も聞いた。 帰りにはおばあちゃんの手づくりの水羊羹(この集落では夏ではなく冬に水羊羹を作るという)をおみやげにいただき、思いがけず集落の冬の食文化の一端を楽しませてもらった説明会であった。
〈只見町は雪が積もっていたが、まだ思ったより少なかった〉
〈大きなコタツを囲んだ区長宅での集落説明会〉