たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

越後妻有大地の芸術祭2024と喜寿の同級会

2024-10-26 14:21:06 | Weblog
2024年10月23(水)~25(金) 大学時代の同級生5人で毎年恒例になっている旅行に、今年は萌木の里と大湯温泉に泊まって大地の芸術祭を鑑賞するというプランを立てた。 今年はほとんどが77歳となったので喜寿の同窓会となった。
 ちょうど我社がかかわった作品があることと地元であることから、今年の幹事は私が担当することになっていた。 大地の芸術祭のエリア内にある萌木の里の会社施設に、このメンバーで泊まるのも、約30年ぶりとなる。
  参加者は、東京、千葉、山梨、福島、新潟とバラバラなので、まず越後湯沢駅に集合した。 そしてS君とA君の車に分乗して、最初の目的地清津峡に向かった。 先週になってここの見学には予約が必要だということが分かって慌てて予約したところだった。  鑑賞パスポートは前売り予約券を購入しておいたが、休日でもないのに清津峡トンネルの入場に予約が必要だとは思っていなかった。 幹事なので、訪れる場所を決めるためにネット情報を調べていてわかった。 危うく幹事として恥をかくところだった。 清津峡トンネルの作品は、中国人建築家のマ・ヤンソン氏がデザインを担当し、我社で実施設計と施工監理を行った建築物と土木構造物である。 ここは完成以来、3度目の大地の芸術祭となるが、毎回数百ヶ所ある作品の中で、入場者数はいつも第1位となっている。 今日も平日なのに予約客が多く来ていた。
 夕方萌木の里に行き、全員で部屋のカメムシ退治をしてから温泉に入った。 栃の実館レストランで頼んでおいた夕食をとる。 昔と違って医者から酒を止められている者もいて、酒の量は激減している。 昔話とそれぞれが抱える病気と薬の話題で盛り上がるのは最近の常となった。 皆、年相応に健康的には問題を抱えているが、何とか前向きに生きている。 あと何年続けられるかわからないが、来年は伊豆方面と決まった。
 2日目は松之山の美人林と松代の農舞台、我社で施工監理にかかわった中国ハウスなどを見て大湯温泉に向かった。今回の日程は、紅葉シーズンに合わせたつもりだったが、いずれの場所も紅葉にはまだ数週間早い感じだったのは残念だった。
〈清津峡トンネル内のトイレも作品の一つである。〉
〈予約者だけだが、相変わらず人が多いパノラマステーション。〉


〈美人林のブナ林もまだ緑が残っている。〉

〈中国ハウス〉
〈噴き出した巨大な泡のようなものの内部〉
〈奴奈川キャンパスの中の作品〉
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2024秋 尾瀬の山小屋営業最終日

2024-10-21 09:57:54 | Weblog
2024年10月19(土)~20(日)  今年の秋は、9月と10月に土曜日を含めると3連休が3回あった。 申し込むのが少し遅かったため、毎年行っている尾瀬の山小屋は全て断られた。 しかし、今年の営業最終日の10月19日に何とか予約が取れた。 天気予報は前線が通過するため午後からは雨だったが、いつものことなので雨は覚悟で出かけた。 午前中は天気が良く、上毛高原駅から大清水行きのバスは季節外れの冷房が入っていた。 鳩待峠の食堂で昼食を食べている間に、予報通り雨が降り出した。 雨具を着て出発したが、結局大した雨にはならず、雨具はなくても済みそうな程度だった。 ちょうど紅葉がきれいな時期だったが、雲間から陽がさすことはなく、ややくすんだ紅葉だったのは少し残念だった。 我々高齢者は、下り坂で転倒しないようにゆっくり慎重に歩いた。 多くのグループが追い越して行ったが、話している言葉はほとんど中国語だった。 中国人か台湾人かは不明だが、今回の尾瀬ヶ原ですれ違ったグループは、日本人より多かった気がする。 ここ数年の傾向だが、急速に外国人の比率は高まっている。 特に尾瀬は中国系の人たちが急増している感じだ。。
 夕方になって雨は本降りとなった。 明日の天気に期待し、今日は部屋の窓から尾瀬ヶ原を眺めて過ごす。
  20日の朝は定刻通り4時過ぎに目を覚ました。 まだ真っ暗だったので外の様子はわからなかったが、雨音はしていなかった。 どうやら前線が通過して空気が入れ替わったらしく、昨日の暑さとは打って変わって寒い。 
 朝食は年寄りにはボリュームがありすぎていつも残してしまうため、今回は頼まず、この山小屋の奥さん手作りのパンを、事前に予約しておいた。 コーヒーを頼んでクルミパンをかじりながら、山小屋の老夫婦に「毎年これが最後になるかも知れないと思いながら尾瀬に来るんですよ」と言うと、「私たちも全く同じで、今年で最後かもね。と言いながら1年1年続けている状態なんですよ」と笑いながら話してくれた。 この山小屋のクルミパンはとてもおいしく、毎年来るたびにチェックインの時に注文するが、売り切れの時が多いので、今回は事前に電話予約をしておいたわけだ。案の定「パンは本日売り切れました」の張り紙がしてあった。
 チェックアウトの時に、「来年まで元気だったら、またお会いしましょう」と挨拶して出発した。
 今朝の尾瀬ヶ原は、前線通過の後雨が止んで冷え込み、時折陽も差して本来の晩秋の季節感を五感で味わうのにうってつけの条件が整った。 
〈鳩待峠から下りはじめのあたりの紅葉〉
〈翌日は、時折り雲間から木々や草モミジにスポットライトのように陽が差し込む。〉
〈至仏山の山頂付近は晴れ間が広がっていた。〉
〈池塘のヒツジグサやオゼコウホネも、もうすぐ雪の下になる。〉

〈至仏山へ向かう登山者。一昨年はあの山頂まで登れたが、今は悔しいが無理かも知れない。。〉
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大量のカメムシと格闘

2024-10-14 17:03:53 | Weblog
2024年10月12日(土)~13(日) この連休には尾瀬に行くつもりだったが、1ヶ月前に山小屋はすでに満室になっていた。 仕方がないので山に近くタダで泊まれる萌木の里の会社施設に、今月末に行う同級生との集まりの事前準備を兼ねて出かけることにした。 先月行ったときに掃除をしてきたが、大量のカメムシが入り込んでいて排除するのが大変だった。 今回は少しはきれいになっているはずだと思って部屋に入ってみると、相変わらずカメムシの匂いがひどく、そこら中の壁に点々とカメムシがとまっていた。 再びカメムシを掃除機で吸い取るが、一層においは強くなる。 カメムシ退治と布団干しでひと汗かいたあと、栃の実館に夕食を頼んでおいて久しぶりの温泉に入った。 今日はコテージには2組の宿泊客がいたそうだが、温泉には誰もいなかった。 露天風呂が休止中なのは残念だが、すいている温泉にゆっくり入りたい人にはお勧めである。
 今日は晴れていて暖かかったが、夜になるとさすがに冷えてきた。 夜中にカメムシが飛んできて窓にぶつかる音で何度か目を覚ました。 朝起きて薪ストーブに火をつけてみたが、30年近く煙突を含めて一度も手入れをしていないにも関わらず快調に燃え始めた。 月末になればストーブは必ず必要になるので、問題ないことを確認できた。 しかし、まず最初にカメムシ退治をしなければならないことは避けられそうにない。

〈30年くらい前に植えられたブナは生長して自然のブナ林のようになった。〉
〈今日は苗場山の山頂がよく見えた。〉

〈正面の金城山もまだ紅葉は進んでいない。〉
〈薪ストーブは快調に燃えることを確認した。〉


【JR津南駅は温泉が併設されている】


今回はJR越後線・信越線・上越線・飯山線を乗り継いで津南駅で下車。そこから定期バスで行くつもりだったが、何年か前にバスは廃線になっていたため、やむなくタクシーで萌木の里まで行く。
 帰りも同じルートで4時間かかって帰宅。車の2倍近い時間がかかる。 しかし、ローカル鉄道ののんびりした旅もいいものである。 ただし、飯山線の十日町駅で30分も停車するのは、いくら何でも少しのんびり過ぎる。

〈温泉施設が駅になっている飯山線津南駅〉
〈駅の裏はすぐ山になっている。〉
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