2024年10月23(水)~25(金) 大学時代の同級生5人で毎年恒例になっている旅行に、今年は萌木の里と大湯温泉に泊まって大地の芸術祭を鑑賞するというプランを立てた。 今年はほとんどが77歳となったので喜寿の同窓会となった。
ちょうど我社がかかわった作品があることと地元であることから、今年の幹事は私が担当することになっていた。 大地の芸術祭のエリア内にある萌木の里の会社施設に、このメンバーで泊まるのも、約30年ぶりとなる。
参加者は、東京、千葉、山梨、福島、新潟とバラバラなので、まず越後湯沢駅に集合した。 そしてS君とA君の車に分乗して、最初の目的地清津峡に向かった。 先週になってここの見学には予約が必要だということが分かって慌てて予約したところだった。 鑑賞パスポートは前売り予約券を購入しておいたが、休日でもないのに清津峡トンネルの入場に予約が必要だとは思っていなかった。 幹事なので、訪れる場所を決めるためにネット情報を調べていてわかった。 危うく幹事として恥をかくところだった。 清津峡トンネルの作品は、中国人建築家のマ・ヤンソン氏がデザインを担当し、我社で実施設計と施工監理を行った建築物と土木構造物である。 ここは完成以来、3度目の大地の芸術祭となるが、毎回数百ヶ所ある作品の中で、入場者数はいつも第1位となっている。 今日も平日なのに予約客が多く来ていた。
夕方萌木の里に行き、全員で部屋のカメムシ退治をしてから温泉に入った。 栃の実館レストランで頼んでおいた夕食をとる。 昔と違って医者から酒を止められている者もいて、酒の量は激減している。 昔話とそれぞれが抱える病気と薬の話題で盛り上がるのは最近の常となった。 皆、年相応に健康的には問題を抱えているが、何とか前向きに生きている。 あと何年続けられるかわからないが、来年は伊豆方面と決まった。
2日目は松之山の美人林と松代の農舞台、我社で施工監理にかかわった中国ハウスなどを見て大湯温泉に向かった。今回の日程は、紅葉シーズンに合わせたつもりだったが、いずれの場所も紅葉にはまだ数週間早い感じだったのは残念だった。
〈清津峡トンネル内のトイレも作品の一つである。〉
〈予約者だけだが、相変わらず人が多いパノラマステーション。〉
〈美人林のブナ林もまだ緑が残っている。〉
〈中国ハウス〉
〈噴き出した巨大な泡のようなものの内部〉
〈奴奈川キャンパスの中の作品〉