萌木の里はようやく雪が消えたばかりで、建物の周りにフキノトウがたくさん出ていた。芝生広場には正月に孫たちが遊んでいたかまくらがまだ残っている。国道117号沿いの津南町の市街地周辺ではちょうどサクラが満開だったが、ここではもう1週間ほど先になりそうだ。
〈コカリナ・コンサートのチラシ、5月1日13:30開演・場所:雪国の森研究所・入場料1,500円となっている。〉
〈正月のかまくらがまだ残っている。冬衣装でないとまだ寒い。〉
〈今日は昼近くになって霧が出てきた。まだ残雪が残る秋山郷である。〉
2010年4月14日(水)、今年6月にモンゴルの東ゴビ砂漠の緑化技術協力に同行してもらう担当者に事前調査の状況説明のため県森林研究所に伺った。新潟県森林研究所は村上市にあり高速道路が途中まで開通しているが車で1時間以上かかる。今日は真冬のような非常に寒い日だったが、先月まで森林管理署の仕事で調査していた瀬波地区の国有林が途中にあるので、スプリングエフェメラルの状況を見に寄ってみた。花は期待したほど多くはなかったが、遊歩道沿いにオクチョウジザクラが控えめだがちょうど見ごろとなっていた。よく目立つのは真っ赤なヤブツバキの花だ。
草花ではキクザキイチゲとタチツボスミレ、ショウジョウバカマが寒風に揺れて寒そうに咲いていた。湿地に水芭蕉があるかと思って期待していったが残念ながら水芭蕉は見つからなかった。
〈控えめに咲く小ぶりのオクチョウジザクラ〉
〈ショウジョウバカマは白っぽいものからピンクの濃いものまで色々あった。〉
〈所々にキクザキイチゲの群生が見られるが、寒そうに風に揺られていた。〉