〈自走式のチッパーが活躍〉
2009年2月27日(金)、実習で行った五十嵐キャンパス内のクロマツ林景観整備の現場で、間伐したクロマツやニセアカシアをチッパーにかけて園路に敷くチップを作った。このチッパーは自走式なので現場でチップ化ができる。粉砕する時の音が少々うるさいのが難点だが、幸い入学試験も終わり講義棟からも離れているため問題はなかった。
我々は、その間にクロマツ林の間伐後の林床に残された低木類や繁茂が著しいつる性の木本植物などの整理を行った。ノイバラやスイカズラなどは林床一面に繁茂しており、これらは、林床や林縁の景観を損ねていた。また、キズタが多くのクロマツにからみつき、これも林の荒廃感を助長している。
すべてをきれいに処理することはできなかったが、今日一日で延べ10人が参加してかなりすっきりした林にすることができた。普段パソコンに向き合っているスタッフが今日はノコギリやナタ、剪定バサミなどを持って奮闘した。お疲れさんでした。