たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

新潟では珍しい大寒期の小春日和

2025-01-19 16:18:38 | Weblog
2025年1月19日(日) 明日が大寒という1年で最も寒い時期に、日本海側では珍しいまるで小春日和のような良い天気となった。 お昼になってあまり天気が良かったので散歩がてら海沿いのレストランまで歩くことにした。 なるべく緑の中を歩きたいので、寺尾公園と海岸の松林の中を通って海岸に出ることにした。 途中の住宅地では、猫がのんびり日向ぼっこをしている。 この時期の新潟では珍しい光景である。
 海沿いのレストランは、看板もなく入り口もわかりにくいが、スペインかイタリアの路地裏の店のような雰囲気がある。 昼食にサラダ付き厚切りトーストとコーヒーを注文した。サラダもパンも期待以上に美味かった。 改めて店内を見回すと若い女性というよりギャルという感じの若者でほぼ満席状態だった。  ジジババのカップルは極めて目立つ存在だったに違いない。 
 食後、目の前の海に出てみると、雪をかぶった佐渡の山々が私の目でもよく見えた。 さらに北東の方向には飯豊山系から鳥海山まで見えていたようだが、私には比較的近い真っ白な飯豊山系しか確認できなかった。。 きっと真冬で空気が澄んでいたので遠景まで見えたのだろう。 帰ってから、撮った写真をモニターで見てみると、現場では見えていなかった山並みが良く確認できた。 最近は写真を見て見えているものの確認をすることが多くなった。 これも写真をモニターで拡大できるおかげである。

〈寺尾公園には日陰に先週の残雪がまだ少し残っていた。〉
〈新潟の大寒期に猫が日向ぼっこ〉
〈ちょっとエキゾチックな変わったレストラン〉
〈雪をかぶった佐渡の山々〉
〈海岸から北東方向に見える飯豊山系を中心とした山並み〉
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新潟市も冬らしい天気になってきた

2025-01-10 13:36:30 | Weblog
2025年1月10日(金) 昨日から雪が降ったり雨が降ったり雷が鳴ったり暴風が吹いたり、可と思えば晴れ間ものぞいたりと、目まぐるしく変わる天気だった。 しかし今朝起きてみると、20㎝近く雪が積もっていた。 JR越後線が運休しないか心配したが、私が乗る早朝の電車は少し遅れただけでほぼ平常運転だった。しかしその後の通勤時間帯からは、いつものようにダイヤは大きく混乱したらしい。 やはり相変わらず雪や風に弱い新潟の在来線であった。
 会社に着いて玄関回りと通用口付近は除雪したものの、腰が痛くなりそうなので駐車場は手を付けるのをやめた。 気持ちだけは若い者には負けんぞ!と思ってみても、悔しいが体はついてこない。 これは当然のことなのだが、このギャップが納得できないのである。
 孫に「スキーに連れていけ」と頼んでいるが、「絶対嫌だ」と言って話に乗ってこない。
 どうやら孫たちは私の年齢より、見えていない目の方を心配しているようだ。 しかし、「少しくらい目が見えなくても、体が覚えているから大丈夫だ」と聞き分けのないことを言って回りからあきれられている。喜寿を過ぎたジジイのつぶやきは無視されている。


 〈今季の最深積雪で15㎝くらい〉
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2025冬・魚沼 白の世界

2025-01-04 19:08:13 | Weblog
2025年1月4日(土) 正月に帰省していた娘たちが熊谷に帰るにあたって、途中トミオカホワイト美術館に寄って行きたいという孫その2に付き合って一緒に途中まで同行することにした。 直前に奇跡的に予約が取れた魚沼市の大湯温泉に前泊し、富岡惣一朗の白の世界を実際に体験してから美術館に向かった。 美術館は今日から開館していたが、来館者は少なく、貸し切り状態だった。 来てよかったと満足していた孫その2の様子を見ていると、きっとこの絵を見てからは雪景色の見え方が変わるに違いない。 この季節に来たのは初めてだったが、やはり雪景色の中で鑑賞するのがベストだと思った。 その意味では孫に感謝である。
 その後は八海山神社へ初詣に寄った。 我々は湯沢で別れることにし、途中我が社で設計した八色の森のレストランとワイナリーに寄って腹ごしらえとお土産を買うという予定した行程で新幹線の湯沢駅に向かった。
 孫その1は仕事のため来られなかったが、久しぶりの親・子・孫でゆったりと過ごすことができた正月休みだった。 
〈大湯温泉の雪景色〉


〈トミオカホワイト美術館〉

〈八海山神社〉
〈工事のため休館中だった八色の森公園の中にある池田記念美術館〉

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2025年元旦の新潟は、天気予報と違って快晴に!

2025-01-01 13:41:19 | Weblog
2025年1月1日(水) 暮れから正月にかけての天気予報は、寒波が来襲して北陸から北海道は大雪で荒れ模様と言われていた。 ところが朝は曇っていてご来光は拝めなかったものの、昼前から日差しが暖かく風もない穏やかな正月となった。 寝転んで恒例の実業団駅伝を見ていたが、あまり天気が良いので寺尾公園に散歩に出かけた。 昨年は能登半島地震による大津波警報が出て、ここへ避難した。 その時は雪こそ積もっていなかったが、寒風が吹きつける非常に寒い日だった。
 今年はこの天気のように穏やかな年になってもらいたいものだ。

〈風もない快晴の正月は新潟では珍しい。〉
〈昨年の今日は能登半島地震による大津波警報のため、ここに避難していた。〉
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年末2度目の積雪

2024-12-29 16:26:13 | Weblog
2024年12月29日(日) 夜明け前から降り始めた雪が、明るくなる頃から本格的となり、前回の初積雪よりやや多くなってきた。 今日は年末の買い出しの荷物持ちに出かける予定だったので、雪が小康状態になったのを見計らって家を出た。 すると雪ではなく雨になっているではないか。 少し積もった雪がグジャグジャになって却って歩きにくい状態になっている。3時間ほどの外出中、雪になったりミゾレニなったり雨になったりと、結局傘を手放せない天気だった。 そのせいか年末にしては人出は少なく、スムーズに買い物ができた。 新潟市内では夕方までに雪はほとんど消えたが、午後からは風が出てきたので、きっと山はこれから大雪になるだろう。 元旦に帰省する娘たちがスムーズに来られるかが気になる年末寒波である。
〈朝方玄関を開けてみると本格的な雪になっていた。〉
〈雪がやんだと思って出かけたら雨になっていた。寺尾公園に積もった少しの雪だが重そうである。〉
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2024年冬、新潟市の初積雪

2024-12-15 17:26:29 | Weblog
2024年12月15日(日) 朝起きて外に出てみると、庭が薄っすらと白くなっていた。 今年の初積雪である。 やがて雨になって雪は消えたが、今度は風が強くなって時折ミゾレが降る一日中寒い日となった。
今年の夏は猛暑期間が長く、短かった秋も暖かかったためか、まだウラジロモミの冬芽がやっと着き始める気配が見える程度で、まだ来春の芽がちゃんと形成されていない間に冬になってしまった。  グランドカバーの笹もまだ青々としている。 今年の雪は山沿いは多いと思われるが、沿岸部ではどうだろうか?  上空に寒気が居座っていて風が弱い日があれば大雪になる可能性がある。 しかしこれ偶然起こることなので予測はできない。 ただその覚悟はしておかなければならない。 
〈庭の植物たちは、まだ冬の準備ができていない。〉
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孫その2が、津軽三味線の大会に自分が作曲した曲で出場!

2024-12-02 11:11:01 | Weblog
2024年12月2日(月) 昨日は孫その2が滋賀県の大津市で開催された津軽三味線・津軽民謡全国大会に、自分で作曲した津軽三味線の曲をサークルの仲間と一緒に発表するために出場した。 この1ヶ月程は、その練習にかなり入れ込んでいてほとんど音信不通状態になっていた。 昨夜は大会が終わって緊張が解けたため機嫌よく報告してきた。 大学に入ってから始めた津軽三味線だが、自分で曲を作って大会に出場するまでになったことは、上達云々というより、その積極性に驚ろかされる。 しかも賞ももらったというではないか。きっと自信につながるいい経験になったことだろう。 来年はもう3年生になる。 .そろそろ将来の進路を決めなければならない時期だ。 小さい頃は、超甘えん坊の孫娘だったが、成長するにつれて「え!あの子が?」と思うような想像できない行動をするようになってきた。  まるで脱皮してその姿が激変していく昆虫のようだ。 次はどんな進化を見せてくれるのだろうか? 孫その2からも目が離せない。

〈この大会に自分の作曲した曲でエントリーして賞を獲得したという孫その2。どこにそんな積極性があったのか?ビックリである。〉

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孫その1に彼氏ができた❕

2024-11-28 13:34:35 | Weblog
  2024年11月28日(木) 昨夜、孫その1から久しぶりに電話があった。 聞いてびっくり、彼氏ができたというのだ。 「それはよかったじゃないの」というと、「相手は誰か聞かないの?」という。 今まで彼女が「にいがた総おどり」にサークルの仲間と踊りに来た時に、メンバーも一緒に家に泊めたことがあった。 その中には男性も何人かいたので、孫その1に、「あの中に彼氏はいるのか?」と聞いたことがあったが、その時は「いやいや、みんな単なる友達よ」と言っていたので、その線は予想していなかった。  卒業して社会人になった今年も、にいがた総踊りに昔の仲間を連れて泊まりに来ていた。 どうやら、その後の2ヶ月程の間に急展開があったらしい。 相手は、このブログにも書いたことがあるが、我が家に2泊して帰った後、部屋には友達の分の布団も驚くほどきちんとたたまれていた。その時の彼だった。 さらに、その彼は、孫その1の幼稚園の同級生で、大学のサークルで再会したという因縁もあった。 私も孫の幼稚園のイベントにはほとんど参加していたので、多分その時、幼稚園児の彼には会っていたはずだ。 どうやら結婚を前提として付き合うことになったらしい。 礼儀正しいし、なかなかの好青年だと思うので、ジィジとしては異論はない。 
 実は不思議なことに、2、3週間前、孫その1が、「今度結婚することになった」と報告に来た夢を見たのだ。一人で来たのでその時は相手が誰だかは分からなかった。 そのことを娘に電話で話したら、あり得ない!と言って大笑いしていた。 なんとそれがこの展開である。 娘もさぞおどろいたことだろう。
「結婚するならジィジのような人がいいな」と言っていた孫その1が、どんな男を選んだのか、今後の楽しみが一つ増えた。 成り行きをモニタリングするため、まだまだボケ老人になってはいられない!
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道の駅会津柳津と奥会津ビジターセンター

2024-11-20 09:17:13 | Weblog
2024年11月19日(火)  只見町で受注した物件の初回打合せに、挨拶がてら同行した。  魚沼側からの国道252は冬季閉鎖で通行止めになっているかも知れないので、磐越道で会津を経由して向かうことにした。 途中のトイレ休憩に柳津町にある道の駅「会津柳津」.に立ち寄った。
 この道の駅は、今年、越後三山只見国定公園の会津側のゲートウエイとして「奥会津ビジターセンター」が併設されて7月にリニューアルオープンしたばかりである。
 実はこのビジターセンターの展示設計が公募された時、当社もエントリーしていた。 残念ながら結果は落選だった。 オープン後初めて訪れたが、思ったより広いスペースが充てられていた。 しかし、そのうちの半分は只見線関係の展示になっていて、ちょっと本来のビジターセンターのイメージではなかった。 確かに只見線の維持管理経費は地元の自治体が相当負担しているので、只見線の利用促進は重要課題になっているのは理解できる。 であれば、自然公園のビジターセンターではなく観光のインフォメーションセンターとすべきだったのではないか? おそらく予算の出どころによって、名称が決められたのではないかという気がする。
 私はこの案件は全くかかわらなかったので詳細はわからないが、きっと当社としては当然ながら自然公園としての会津地域の魅力をアピールする内容と手法の提案だったと思う。 特に、只見柳津県立自然公園が越後三山国定公園と合体して「越後三山只見国定公園」となった記念でもあるのだから・・・・。
 今日、展示の内容を見て感ずるのは、確かにこの内容を発注者が求めていたとすれば、当社の提案は採用されなかったことは納得できる。
 しかし何はともあれ、地元としては結果的にこの地域を訪れる人が増えてくれればいい訳だ。
〈道の駅の看板の上に、新しくビジターセンターの看板が架かっている。〉
〈入口付近は自然公園のビジターセンターの雰囲気がある。〉
〈ここまではビジターセンターの内容〉
〈反対側カら奥は只見線関係の展示場になっている。〉
〈ビューポイントの第2橋梁のジオラマ〉

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2024秋、山頂からの眺望が良くなった多宝山

2024-11-17 09:16:12 | Weblog
2024年11月16日(土) 今年2度目の多宝山。 いつものようにJR越後線岩室駅からタクシーで石瀬登山口へ。 ここから弥彦スカイラインと天神山コースとの3点合流地点までは薄暗い杉林が続く。 今までこの区間の登山道で登山者とスレ違ったことは一度もない。 スギの倒木が多く、ジメジメしているため登山靴が汚れやすいこともあって敬遠されているのだろう。 今日も天気は良いのにスギ林の中は足元の草も濡れている。 決して快適な登山ルートではないが、岩室駅からのアクセスは良く、天神山を越えなくてよい分、ルートが短縮できる。 
 今日の多宝山は、中腹まではまだ紅葉が残り、山頂付近はほとんど落葉した冬景色となっていた。 2時間かかって山頂に着くと、山頂がいつもより明るいことに気づいた。 その訳は、古いレーダー観測所が解体撤去されていたからだ。 春に来た時には、新しい観測所と古い観測所に囲まれて、日本海側の視界は閉ざされていた。
 しかし今日は古い建物がなくなって、日本海側の眺望が広がっていた。 今は建物の基礎が残っているが、今後どうなるのだろうか? 多宝山の人気が今一つなのは、山頂からの眺望が良くないことだと言われている。 海を見下ろしながらゆっくりお弁当がたべられる広場にしてもらいたいものだ。

〈石瀬登山口、しばらくスギ林の中を歩く。〉
〈尾根の登山道周辺には紅葉が残っている。〉
〈登山道にも紅葉したカエデの葉が彩りを添えていた。〉
〈黄葉も美しい〉
〈ランドマークのブナは完全に落葉していた。〉

〈落葉したブナ林の向こうに新潟平野が広がる。〉


〈古いレーダー観測所が撤去されて日本海側の眺望が効くようになった。〉

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弥彦公園と湯神社(石薬師様)

2024-11-10 17:20:04 | Weblog
2024年11月10日(日)  今は弥彦神社の菊祭り期間中ということで、JR越後線は、この期間中の土日祝日に限って、一部電車を「弥彦菊祭り号」と称して吉田駅から弥彦線の弥彦駅まで延伸して運転している。
寺尾駅から直通で1時間足らずで弥彦に行ける。 今日は天気も良く、ちょうど紅葉も見ごろだろうと思って、この電車で弥彦に行ってみることにした。 菊祭りには興味はなく、混雑も嫌なので神社までは行かず、駅の隣の弥彦公園のモミジ谷に行くことにした。
いつも休日の朝の吉田方面行き電車はガラガラに空いているが、、今日は立っている乗客も多くいるほど混んでいる。 やはり情報を知っている人が利用していることが分かる。 私にしてみれば通年運行してくれれば弥彦に登るのに便利でありがたいのだが・・・。
弥彦駅を降りると、弥彦神社へ行く人と弥彦公園に行く人と二つの流れに分かれた。 公園は既に多くの観光客が訪れていて外国人のグループも多い。 しかし今年は夏が長かったためだろう、残念ながら紅葉には少し早かったようだ。 公園の遊歩道を歩いていると、「湯神社」という案内看板を見つけた。 今まで聞いたこともなかったので行ってみることにした。 鳥居がならんでいたので、その奥に神社があるものと思い参道を登っていくが、参道は折れ曲がりながら登っていくので先が見えない。 今度は小さな尾根を越えて下り始める。 果たして本当に神社があるのか不安になり始めた頃、参道脇に古井戸があった。 多分これが温泉の跡なのだろう。 少し先に小さな小屋が見えてきた。 そこが終点になっていて、その小さな小屋のような建物が湯神社だった。
建物が2棟あって、1棟には宮司?もいて御朱印の受け付けも行っていた。 看板には湯神社の前に「弥彦神社末社」とあるので、弥彦神社の末端の出先のようなものか?
せっかく来たので賽銭を入れようと思ったが賽銭箱がなく、神棚に備えるお盆のようなものが一つ置いてあるだけだった。 その上には100円玉が1個載っていただけだったので、私が今日2人目の賽銭投入者ということになる。 しかし江戸時代は随分賑わったらしい。 昔はこの辺りに露天風呂があったのだろう。 昔はこの弥彦公園が弥彦神社参拝客の宿場があったのかも知れない。

〈弥彦公園内にある歩行者用トンネル〉

〈外国人観光客も多く、トンネル内は日本語以外の言葉が響いていた。〉

〈紅葉には少し早かったモミジ谷〉
〈湯神社への入り口〉

〈湯神社の案内看板〉

〈湯神社は林の中にこじんまりと佇んでいた。〉

〈延々と続く参道を戻る。多宝山が良く見える。〉
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植物も目が見える!@

2024-11-08 13:39:50 | Weblog
2024年11月8日(金) 会社の玄関脇の陽があまり当たらない狭い坪庭に、グランドカバーとして植えておいたキヅタが、庭をはみ出して周囲に広がり始めている。
 先日、玄関前に広がって、ドアの隙間から室内に侵入し始めたため、玄関ポーチに伸びていた部分をカットした。 ところが1ヶ月ほどでまた新芽が伸びて来て、またも室内に侵入してきた。 日差しとは真逆の方向である。 ただ、玄関の中には、木彫のカブトムシをとまらせるため、実物のコナラの幹を立ててある。
キヅタはどうもその幹を登ろうとしているらしい。 そうでなければ、無理に陽の当たらない室内へ、狭い隙間をくぐってまで入ってくる必要はないはずだ。 ツル枝が太くなると玄関ドアの開閉にも影響するので切ろうと考えたが、ほんとうにコナラの幹に登るのか確かめたくなった。 もしそうだとすると、目が見えているとしか考えられない。 どうして室内に登りたくなる木の幹が立っていることがわかるのだ。 不思議である。 よく見ると、コナラの幹の前のキヅタは、ガラス越しに上に伸びていて、ガラスがなければ確実にコナラに登りついていたはずだ。 これはやはり見えているとしか思えない。 人間にはわからない植物の世界があるのだろう。 1,000年を生きている木は、1,000年の間に起こったことをずっと見続けていたことになる。 植物も生き物としての命がある。 それを考えると、やたらに木を切ったりできない。 きっと言葉に代わる何らかの方法で、情報のやりとりもしているのではないか?  このキヅタの今後の行動が楽しみである。 今日は切らないように貼り紙をしておいた。

〈ドアの隙間から侵入するキヅタ〉
〈室内の木に向かってガラス越しに登りつくキヅタ〉
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消えたと思ったリンドウが咲いていた

2024-11-03 19:01:09 | Weblog
2024年11月4日(月) 笹に負けて枯れてしまったと思っていたリンドウが、密生した笹の中から顔を出していた。 一時は笹に負けずに株を広げていたが、昨年あたりから徐々に小さくなってきていた。
 今年は秋になっても花が見つからなかったので、ついに笹に負けてしまったか? と思っていたが、どっこいまだ生き延びていた。 花の数は少ないが、笹を押しのけて花が顔を出している。 わが庭の植物の生存競争は年々厳しくなっている。 シラネアオイとニッコウキスゲとリンドウの3種類と笹の共存は可能かどうかの実証試験のようなものだったが、6年が経過して、今のところ、3種類とも生き続けている。 何とか笹に負けないで、これからも季節ごとに花を咲かせてくれることを期待している。


〈よく見ないと見過ごしてしまいそうなリンドウの花〉

〈笹に負けないで花を咲かせた姿は、けなげで愛おしい〉
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越後妻有大地の芸術祭2024と喜寿の同級会

2024-10-26 14:21:06 | Weblog
2024年10月23(水)~25(金) 大学時代の同級生5人で毎年恒例になっている旅行に、今年は萌木の里と大湯温泉に泊まって大地の芸術祭を鑑賞するというプランを立てた。 今年はほとんどが77歳となったので喜寿の同窓会となった。
 ちょうど我社がかかわった作品があることと地元であることから、今年の幹事は私が担当することになっていた。 大地の芸術祭のエリア内にある萌木の里の会社施設に、このメンバーで泊まるのも、約30年ぶりとなる。
  参加者は、東京、千葉、山梨、福島、新潟とバラバラなので、まず越後湯沢駅に集合した。 そしてS君とA君の車に分乗して、最初の目的地清津峡に向かった。 先週になってここの見学には予約が必要だということが分かって慌てて予約したところだった。  鑑賞パスポートは前売り予約券を購入しておいたが、休日でもないのに清津峡トンネルの入場に予約が必要だとは思っていなかった。 幹事なので、訪れる場所を決めるためにネット情報を調べていてわかった。 危うく幹事として恥をかくところだった。 清津峡トンネルの作品は、中国人建築家のマ・ヤンソン氏がデザインを担当し、我社で実施設計と施工監理を行った建築物と土木構造物である。 ここは完成以来、3度目の大地の芸術祭となるが、毎回数百ヶ所ある作品の中で、入場者数はいつも第1位となっている。 今日も平日なのに予約客が多く来ていた。
 夕方萌木の里に行き、全員で部屋のカメムシ退治をしてから温泉に入った。 栃の実館レストランで頼んでおいた夕食をとる。 昔と違って医者から酒を止められている者もいて、酒の量は激減している。 昔話とそれぞれが抱える病気と薬の話題で盛り上がるのは最近の常となった。 皆、年相応に健康的には問題を抱えているが、何とか前向きに生きている。 あと何年続けられるかわからないが、来年は伊豆方面と決まった。
 2日目は松之山の美人林と松代の農舞台、我社で施工監理にかかわった中国ハウスなどを見て大湯温泉に向かった。今回の日程は、紅葉シーズンに合わせたつもりだったが、いずれの場所も紅葉にはまだ数週間早い感じだったのは残念だった。
〈清津峡トンネル内のトイレも作品の一つである。〉
〈予約者だけだが、相変わらず人が多いパノラマステーション。〉


〈美人林のブナ林もまだ緑が残っている。〉

〈中国ハウス〉
〈噴き出した巨大な泡のようなものの内部〉
〈奴奈川キャンパスの中の作品〉
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2024秋 尾瀬の山小屋営業最終日

2024-10-21 09:57:54 | Weblog
2024年10月19(土)~20(日)  今年の秋は、9月と10月に土曜日を含めると3連休が3回あった。 申し込むのが少し遅かったため、毎年行っている尾瀬の山小屋は全て断られた。 しかし、今年の営業最終日の10月19日に何とか予約が取れた。 天気予報は前線が通過するため午後からは雨だったが、いつものことなので雨は覚悟で出かけた。 午前中は天気が良く、上毛高原駅から大清水行きのバスは季節外れの冷房が入っていた。 鳩待峠の食堂で昼食を食べている間に、予報通り雨が降り出した。 雨具を着て出発したが、結局大した雨にはならず、雨具はなくても済みそうな程度だった。 ちょうど紅葉がきれいな時期だったが、雲間から陽がさすことはなく、ややくすんだ紅葉だったのは少し残念だった。 我々高齢者は、下り坂で転倒しないようにゆっくり慎重に歩いた。 多くのグループが追い越して行ったが、話している言葉はほとんど中国語だった。 中国人か台湾人かは不明だが、今回の尾瀬ヶ原ですれ違ったグループは、日本人より多かった気がする。 ここ数年の傾向だが、急速に外国人の比率は高まっている。 特に尾瀬は中国系の人たちが急増している感じだ。。
 夕方になって雨は本降りとなった。 明日の天気に期待し、今日は部屋の窓から尾瀬ヶ原を眺めて過ごす。
  20日の朝は定刻通り4時過ぎに目を覚ました。 まだ真っ暗だったので外の様子はわからなかったが、雨音はしていなかった。 どうやら前線が通過して空気が入れ替わったらしく、昨日の暑さとは打って変わって寒い。 
 朝食は年寄りにはボリュームがありすぎていつも残してしまうため、今回は頼まず、この山小屋の奥さん手作りのパンを、事前に予約しておいた。 コーヒーを頼んでクルミパンをかじりながら、山小屋の老夫婦に「毎年これが最後になるかも知れないと思いながら尾瀬に来るんですよ」と言うと、「私たちも全く同じで、今年で最後かもね。と言いながら1年1年続けている状態なんですよ」と笑いながら話してくれた。 この山小屋のクルミパンはとてもおいしく、毎年来るたびにチェックインの時に注文するが、売り切れの時が多いので、今回は事前に電話予約をしておいたわけだ。案の定「パンは本日売り切れました」の張り紙がしてあった。
 チェックアウトの時に、「来年まで元気だったら、またお会いしましょう」と挨拶して出発した。
 今朝の尾瀬ヶ原は、前線通過の後雨が止んで冷え込み、時折陽も差して本来の晩秋の季節感を五感で味わうのにうってつけの条件が整った。 
〈鳩待峠から下りはじめのあたりの紅葉〉
〈翌日は、時折り雲間から木々や草モミジにスポットライトのように陽が差し込む。〉
〈至仏山の山頂付近は晴れ間が広がっていた。〉
〈池塘のヒツジグサやオゼコウホネも、もうすぐ雪の下になる。〉

〈至仏山へ向かう登山者。一昨年はあの山頂まで登れたが、今は悔しいが無理かも知れない。。〉
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