りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

レモン・ツリー

2019年02月14日 | リタイア日記
アメリカの古いフォーク・ソングの訳詩に挑戦してみました。


           レモン・ツリー
  
   僕が10歳の少年だったとき、父さんは僕に言った
   "ここにおいで、このきれいなレモン・ツリーから教えを受けるんだ
   "息子よ、愛を当てにするんじゃない" 父さんは僕に言った
   "父さんは心配なんだ 愛がきれいなレモン・ツリーみたいだと思わないかと"
 
   レモン・ツリーはとってもきれいだし レモンの花はかわいい
   けど うれてないレモンの実は食べられない

   ある日 僕と恋人はレモン・ツリーの木の根元で横たわっていた
   女の子はとてもいい匂いがしたし 彼女がほほ笑むと空に星が現れた
   あの夏 僕らはレモン・ツリーの根元で恋におちた
   彼女が喜ぶと父さんが言ったことはすっかり忘れてさせてしまった

   レモン・ツリーはとってもきれいだし レモンの花はかわいい
   けど うれてないレモンの実は食べられない
      くりかえし
       々
   
   ある日 彼女は何も言わずにいなくなった
   日の光を取り去ったように彼女がいない暗やみのなかで
   僕は知った 彼女が何をしたのかを
   彼女は僕から離れて他の男へと去っていった
   よくある話 けどそれは真実
   悲しいけれど今はもっと賢くなった僕が君のために歌ってあげよう

   レモン・ツリーはとてもきれいだし レモンの花はかわいい
   けど うれてないレモンの実は食べられない
   レモン・ツリーはとてもきれいだし レモンの花はかわいい
   けど うれてないレモンの実は食べられない

                 作者不詳
                 歌   ピーター、ポール&マリー
                     ブラザーズ・フォアー
                     キングストン・トリオ
                 訳詩  りたいあまん
                 フォト ウエッブより