夏のあいだ遊んでばかりいたキリギリス。
一方、アリは食べ物を運んだり巣作りに一生懸命。
さて、寒い冬がきてどうなったか?
おなじみのイソップ寓話である。
アリは暖かい部屋でぬくぬく。食べ物もいっぱいある。
寒さに凍えるキリギリスは「後悔先にたたづ」と悔やむ。
公立高校の入試発表も出そろい、桜咲く子、泣く子と
非情な試練を味わっているところであろう。
遊んでいた子は言うまでもがな。
しかし現代社会では勉強ばかりしていて遊びを知らない
子がエライとは言えないようである。
遊びも勉強も(労働も)バランスよく。が理想であろうか。
した校長のスピーチがいまだに忘れられません。
本稿は明治以来「文武両道を理念とする伝統ある
高校である。蒲鉾の様に板に張り付いて丸くなって
勉強するばかりではいけない。身体を鍛えることも
忘れずバランスのとれた高校生活を送るように」と。
これを私は勉強はそこそそに、気楽に過ごしても
いいことだと勝手な解釈をして、ぼーっとして3年を
過ごしました。その結果は惨めなものでした。
キリギリスでした。でも孫達には勉強ばかりするなと
言ってます。子供達からは叱られてます。
心身共に健全にと言うのは難しいですね。
文武両道って言ったのは誰でしょうね。キリギリスに
成るかもしれないのに。
おはようございます。
校長先生のスピーチはなかなかの
ものですね。良く覚えておられるのにも
感心します。
結果、キリギリスになったというのは
御謙遜と思いますが。