りたいあまん

リタイア後どうしたら充実した人生を送れるか。日々模索しています。

体重が増えてうれしいとは

2022年02月07日 | リタイア日記

  

      梅と水仙が咲く

立春も過ぎて日差しが少しずつ暖かく感じるようになってきた。

当地では今、梅の花と水仙が見ごろとなっている。

さて、体重の話である。

自分は毎朝起床後に体重計に乗るのが習慣になっている。

今朝は54.6kgsだった。

最近は前日より増えることはあまりない。

微量だが減ってきつつある。

54kを切って53.6kくらいの時もあったくらいである。

増えたときは前日に何を食べたろうかと思ったりする。

昨日は歯科へ行って遅くなったので昼食は一人で食べた。

スーパーで買ってきた焼きそばにソーセージを二本焼いて添える。

それにビールを一缶飲む。これは歯医者に歯をいじめられて痛い

思いをしたから自分を慰めるためである。「~のため」という

理由はいくらでもできてくるものである。

食後にみかん一個、紅茶を飲みながらビスケットを数枚食べた。

夕食はその反動もあってか軽いものにした。それでも鮭の塩焼き、

野菜と鶏肉の煮物などを食べ、ウイスキーの水割りを飲んだ。

軽いとは言えないか。ちょっと暴飲暴食気味だったかと反省する。

その結果が体重の数字に表れただけなのかも。

ちなみに、十年日記をくくると8年前には57kgsもあったのだから

驚くような減量である。

入浴時などに鏡を見ると、あれほど出ていた腹というかウエストが

すっかりしぼんでしまい、少年のようになっている。

そんな状況なので現在は体重が増えるとうれしいのである。

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映画クレアモント・ホテル

2022年02月06日 | リタイア日記

 

ブルーレイ・ディスクに録画しておいた映画クレアモントホテルを

見た。2005年英米作品。

舞台はロンドンにある長期滞在型ホテル、クレアモントである。

登場人物は写真にあるような青年と老婦人が主役である。

青年は売れない貧乏作家であり、老婦人はこのホテルに泊まるべく

ロンドンへとやってくるのだが、二人はふとしたことで知り合い

親しくなる。

青年の方はさておき、注目すべきは老婦人の方である。

この人は一言で、かつ、日本的に言うと「かわいいおばぁちゃま」

とでも言うべき人物である。

旅行かばんの中にワーズワースの詩集を入れてくるという場面を

見て、私はその品の良さとともにグッと惹きつけられてしまう。

何故なら私もワーズワースは英国の詩人のなかで一番好きな詩人

であるから。

手元にある「英詩鑑賞入門」によるとワーズワースはケンブリッジ大学

に在学中から作詞をはじめ18世紀に活躍した詩人となっている。

代表作のDaffodils(水仙)は湖水地方のことを詠んだ美しい詩である。

さて、映画では老婦人が病に倒れ、青年とも会うことなく急死して

幕を閉じることになる。

老いとは何か。

そして愛と呼ぶには可愛らしすぎる二人の出会いである。

 

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京の豆腐と江戸の豆腐

2022年02月01日 | リタイア日記

好きな食べ物の一つに豆腐がある。

好きな順に並べるとベストテンに入るくらいだし良く食べもする。

夏でも冬でも煮て食べる。一緒にに似る食材が何もないときでも

缶詰の鰯や鮭なんかと一緒に煮るとうまい。(歯が弱ってきている

事を白状しているようなものかも)

朝ドラのカムカムで「るい」が小さな鍋を持って豆腐屋さんから

帰ってくる場面がある。

ひと昔前まえではどこでも見られた光景だ。

今はスーパーで包装されたものを買うしかない。近所に豆腐屋さんが

ないからである。

磯田道史著作の『江戸の備忘録』という本に「京都の豆腐、江戸の豆腐」

という話がある。

それによると、江戸時代、豆腐の味は江戸と京都では大きく違った

という。江戸の豆腐は固く、京都の豆腐はやわらかく味もよかった

ということである。元禄十年刊行の『本朝食艦』という江戸時代の

料理本によれば京都の豆腐は「絹豆腐のように、やわらかくて

キメが細かく、真っ白でうまかった」という。

著者は史料を読み込んだうえで語っているのだからこれほど確かな

ことはない。

近頃の豆腐は工業製品になってしまった、とも言う。

たしか、作家の村上春樹も似たようなことを書いていたように思う。

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