食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

アラビアのロレンス

2009-09-15 07:32:34 | 日記
 ロレンス将軍のオートバイ事故死から、この壮大な物語は始まる。


 
 アカデミー賞の主要部門をほぼ独占した、この型破りな映画は、実際、第一次世界大戦時の諸国間関係がバックグラウンドにある。



 当時、ドイツと提携していたオスマン・トルコの支配に、アラブ諸国は苦しめられていた。



  そこに、イギリスが登場する。。。。。


 「アラブの人々よ。 我々と一緒にトルコと戦おう。 勝利のあかつきには、アラブ民族の自由と独立の、後ろ盾になってあげるから、、、、、」



   敢闘の末、アラブはトルコに勝利する。



   が、しかしだ、、、、、


  
 イギリスはすでに水面下でフランスと密約を交わしており、トルコに代わって、ちゃっかり両国でアラブを分割支配してしまう。



  これが世に名高いイギリスの二枚舌、三枚舌外交である。



   さて、話変わって、クロワッサン。


 「一日の始まりは、高輪メゾンカイザーのクロワッサンと、カプチーノから~」


  とおっしゃられる、有閑マダムのお好きなクロワッサン。


  フランス語で「三日月」という意味のこのパン、


  起源を遡ると、ハンガリーに攻め込んできたオスマントルコの旗印を、形どったものらしい。   確かに、トルコの国旗は三日月である。



  お米党の僕は、何年もクロワッサンを口にしていない。