食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

ベネチア

2010-01-13 08:42:54 | 日記
 自分の生まれ故郷以外の街を、絶対に褒めようとしないイタリア人が、唯一その憧れを公言できる都市。。。。。


 「ベネチア」


 水と光のコントラストが織りなす世界一の水上都市。


 その有名さゆえ、世界に存在する、運河により作られた水上都市には「○○のベネチア」という敬称が宛がわれている。


 蘇州、、、、東洋のベネチア    ストックホルム、、、、北欧のベネチア

 などなど。


 古より、世界中の人々の旅心を誘ってきたこの永遠の都は、数々の文学、映画の舞台となってきた。


「ベニスの商人」には、ユダヤ人が、ヨーロッパ社会、キリスト教世界の中で、いかようにして金融業を成功させてきたかが、克明に描かれている。


 「旅情」「ベニスに死す」を観れば、この街が無為にさらされてきた、緩慢な時間の流れの中を、時計の針を逆さにして、遡上することができる。


 アドリア海に面しているため、魚介類が豊富な事で有名。。。。。


 「ペスカトーレ」という、トマトソースベースの魚介類入りパスタは、ベネチアが発信源。    ペスカトーレとは、イタリア語で、漁師を意味するらしい。



  世界一美しい広場、、、、、 「サン・マルコ広場」



 地球温暖化、地下水のくみ上げ過ぎによる地盤沈下、により、そう遠くない未来、水没してしまうそうである。     残念だ、、、、、


  ベネチア、、、、、一生に一度は旅してみたい街の一つである