食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

セントローレンス川

2010-01-18 07:31:25 | 日記
 北米5大湖を源流とし、カナダの東部を北上して、最後は大西洋に流れ込む長大な川。

  セントローレンス川、、、、、、


 近日、この川を舞台にした映画が公開される。


 主人公は、カナダと国境を接するニューヨーク州の最北部の町に住む、二人の男の子を抱えた貧しい家庭の母親、、、、、


 アメリカとカナダとの国境を流れる、セントローレンス川、 ちょうど今の時期は、氷結する。


 それを利用して、彼女は、危険と隣り合わせの。ある商売に手を染めていく、、、、、


   
       さて、、、、、

  豊かな国「超大国アメリカ」だが、現在経済は大きく後退し、その形容詞の使われ方も、今では、有名無実の感がする。


   特に、貧困問題は切実で、かつての中流階級が下層階級へと没落し、下層階級では、その日の暮らしもままならない状態が続いている。


  この映画は、そんな下層社会の中で、必死に生きようとする人間を主人公にしている。


 以前、僕も、その近辺に住んでいたことがあるので、わかるのだが、冬の寒さは特に厳しく、空は濃灰色で覆われ、その景観を能登半島や山陰に重ね合わせてしまうが如くに、街全体を荒涼感が重く漂っている。


  
  「フローズン・リバー」 という題のこの映画、観に行く予定だ。。。。。

 
 
       さて、、、、、


   セントローレンス川の中洲、カナダのオンタリオ湖をすこし行ったところに、無数の小さな島からなる、サウザンド・アイランド地方という地域がある。読んで字の如く、千の島、という意味である。  


 冬の気配が忍び寄る、秋の紅葉只中に、この地方を訪れられたのならば、その、絵葉書から抜け出したような比類なく美しい光景の展開に釘付けとなるだろう。。。。。


  
  、、、、、そして、、、、、


  
 「サウザンドアイランド」 というドレッシングがある。

 
 これ、上記した、サウザンド・アイランド地方で生まれたドレッシング。


 よく見ると、タマネギのみじん切りや、パセリの刻み、などが、あたかも「千の島」のようにソース中に浮かんでいる。。。。。