食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

日露戦争

2010-01-26 07:55:24 | 日記
 坂の上の雲、、、、、 坂の上の雲、、、、、 坂の上の雲、、、、、


  巷は 「坂の上の雲」 で賑わっている。  


  これを読まずんば、ビジネスマンにあらず、のごとき迫真性をもって、本屋の最前列に積んである。


  少々、食傷気味の感がしないでもない。



 
       『 日露戦争 』 のおさらい


  クリミア戦争( ナイチンゲールが活躍した戦争 )に負け、良質港の獲得に失敗したロシアは、 今度は、海への出口を求めて、満州に南下した。  目的は、遼東半島と朝鮮半島の植民地化である。。。


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  ロシアは、ドイツ、フランスと組み、日本に圧力をかけ、遼東半島を放棄させる
   (三国干渉)    残るは、朝鮮半島である。。。

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  占領の気運を漂わせるロシアに対し、伊藤博文らは、平和的に解決しようと、外交に奔走する。

            
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  それに、応じないロシア。。。 強大な軍事力で、圧力をかけ続ける。


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  侃々諤々の議論の末、ついに、山縣有朋らの、開戦論が凌駕し、世論の後押しもあり、ロシアの侵略政策に対する自衛の為の戦争に余儀なくふみこまされることとなる。


                ↓


             日本が、辛勝する。


  白人国家ロシアに対する、わが国の勝利は、植民地支配からの独立を目指す有色人種諸国、ロシア帝政に苦しめられていた北欧諸国などのナショナリズムをおおいに高めた。


  今でも、北欧に行くと「トーゴー・ビール」という、東郷元帥のラベル付のビールを目にすることができる。


  また、TIMES 誌 の表紙を飾った、わが国最初に人物は、東郷元帥である。( 最新が宇多田ヒカル )



  しかし、以後、日本が誤った道を歩んでしまう、一要因に、老いてもなお軍に君臨する東郷元帥、あるいは山縣有朋など元老の影があったことは、否めない事実である。



  僕は、焦眉の急、あるいは重要事態時に、年寄りがしゃしゃり出て、上手くいった事例を、寡聞にして知らない。

   

          「 東郷元帥に学ぶ負の教訓 」


   
        老人は、でしゃばらず、静かにしていろ。。。。。