アメリカン・スーパーマーケット

　アメリカ最大手のスーパーマーケットである、「 ウオールマート 」は、数年前に、西武セゾングループの一員だった 「 西友 」と包括提携した。


　さらにその幾年か後に、西友の全株式の95% を取得する。


　これにより、事実上 「 西友 」はウオールマートの傘下に入った。


　外国企業が自力で日本に出店するにはコストがかかるため、まず最初、提携という形で進出し、しだいに日本企業を自社の傘下に置く、という方法がよくとられる。


　つまり、西友は、社名の変更こそしてないが、西武セゾングループからは完全な形で離脱しているのであって、西武とは何ら関係がない。　（ 勘違いされてる方も多いと感じる ）。


　一方で、コストコのように本格的に日本に進出しはじめたスーパーもある。


　　現在、入間市、など国内に数店舗を構えるコストコのことである。


　同社はシアトルを本拠地にする年中無休の倉庫型スーパー。


　倉庫型店舗のため、入荷した品物は、いわゆる倉庫に保管するように並べられ、陳列にかかるコストを徹底的に削減しているのが特徴だ。　　そして何よりも、品物がどでかい。


　コストコ型の進出法を別として、今後、ウオールマートのような表向きには名前を出さないものの、実際の経営は外資の巨大企業が握っている、という日本の企業は増えていくかもしれない。


　ちなみに、僕のなかで、どうしても忘れられないスーパーマーケットがある。


　映画「 レインマン 」　に登場する 「 Ｋ マート 」。


　劇中、しょうもない品物ばかりをそろえているスーパーのニュアンスが出てるが、、、、、


　実際、アメリカにあるらしい。


　　　 not so good のようである ～