食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

TBS 世界遺産

2010-06-28 06:09:43 | 日記
 TBS の「 世界遺産 」を、番組開始以来、毎週かかさず見ている。

 
 現在は、日曜 夜 6時半からのスタートだが、以前は日曜 夜11時半に放映してた。


 緒方直人の静かな口調のナレーションに、放映時間帯が相まって、( 明日、は月曜日か~ )そんな想いが僕を悲しくさせたものだ。


 昨日は、「 イギリス国教会 」にまつわるエピソードがテーマだった、、、、、


 時の権力者、イギリス王、ヘンリー8世は、お后の侍女であるアンに恋してしまう。


 何とか、アンと結婚したい王は、離婚を認めていないカトリックから、国ごと離脱することを決めてしまう。


 こうして、カトリックとは一線を画す、「 イギリス国教会 」が設立し、今日まで続いている。


 めでたく先妻と離婚でき、アンと結婚したヘンリー8世だが、、、、、


 子宝に恵まれず( アンは、男子を産むことができなかった )、 なんと、彼女を姦通罪で、処刑してしまうのである。


 ここまでを、番組では「 ロンドン塔 」を主人公にし、悲劇でまとめていた。


   、、、、、さて、、、、、、   


 ヘンリー8世と、アンとの間に生まれた娘が、かの有名な「 エリザベス 1世 」。


 エリザベス 1世は、生涯独身を貫いた女王として有名。


 イギリスの国益を熟考した上での非婚策であることは厳然たる事実、ではあるが、、、、


 母親の悲哀というか慟哭といった、情感的なものが彼女の中を駆け巡っていたことも理由の一つであると思う。