昨日、BSで「クリムト」の特集をしておりました。 女優の松下奈緒さんが彼の母国オーストリアを訪れられ、彼の描いた絵につて、ウイーンを舞台に紹介してゆく内容でした。彼女が時折、解き放す言葉が、非常に文学的でして、深く僕の心に届きました。 非常にクレバーな人だな、プライドめちゃくちゃ高そうだけれど、などと、クリムトの絵を観ているのか、松下さんの顔を見ているのか、自分は蝶になった夢をみているのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、などと、とりとめもなく感じながら、あっという間に2時間がすぎてしまいました。 オーストリアを代表する大画家、クリムト、浮世絵、日本美術に強く影響された画風であることは、曲がりなりにも知っておりました。 しかし番組中、家紋や市松模様の多用など、彼の描いた多くの絵が、あまりにも日本的であり、奥まで日本の美意識を理解していたことに驚愕いたしました。 クリスマスでもパンを食べることができないほどの極貧家庭に育ったクリムト。 彼の代名詞ともいわれる背景に金箔を施す手法、それは日本美術によくみられる手法だと言われています。別の見方をしてしまうならば、もしかしたら、金=お金、へのあこがれのようなものが、常に彼の心の中にまとわりついていたのかもしれません。
先ほど体重計にのりましたら、87.6kg と、炭水化物摂取制限により、1週間で1.8kgの減量に成功しました。 自分へのご褒美として、「カップヌードルチリトマト味 」をすすりました。 減量後に食べるカップヌードル、五臓六腑に染みわたります。
Yahooニュースに、「 政府が、カジノを含む統合型リゾート推進会議をひらき、その事業者に対する規制方針案を提示した 」とする内容が記載されておりました。 う~ん、ですよね。 当然、闇社会との接点がでてくるであろうし、意外と俎上に上らないことですが、(のせられない?)、その周囲には、風俗産業を含めた歓楽施設も、公とは関係なしにできてくるでしょうし。 ただ、僕はカジノには賛成です。できることなら、大都市よりもむしろ地方に造っていただきたいと考えておりました。地域経済のカンフル剤として地域活性化への貢献度が大になること請け合いだからです。 堅苦しい話はおきまして、カジノについてのうんちくを傾けさせてください。 ルネッサンス期のイタリアでは、有力な都市貴族はみな、田舎の保養地に別荘を持っており、彼らはそこをカジノと呼んでおりました。イタリア語で「小さな家」という意味のようです。芸人のイベントや、かけ事が催せる施設を設置すると、呼ばれた客たちは喜んでそれに興じるようになります。やがて、別荘でも何でもない、それ専用の施設が生まれます。そう、おわかりですね。そこを人々はいつしか「カジノ」と呼ぶようになり、今日に至っております。 ところで、カジノ構想でとりだたされる、「依存症」の問題。 アルコール依存症になると困るから、全国の居酒屋、バー、をなくせ、的な言いがかりと同じような気がしないでもありません。 自分、幸い「〇〇依存症」はありません。あえていうならフェイスブック依存症、でしょうか。 あしからず。
先ほど、味覚障害、臭覚障害で悩まされている患者さんがいらっしゃいました。 主訴は「ブリッジがはずれた」です。 年齢は59歳、男性、中学校の先生です。 1年ほど前、「 味覚がまったくしなくなった 」と訴えられたので、「 失礼ですけど、睡眠薬のたぐいを服用されていませんか?」とお聞きしたところ、案の定、イエスの返答をいただいたので、お医者さんにご相談され、睡眠薬の服用量を減らすか、止めるようにお伝えいたしました。 結果、正常に戻られ感謝されたのですが、それも長くは続かず、再び味覚障害を患ってしまい、さらには、臭覚障害も発症されてしまったとのことです。 「 食べ物によっては味のするものがあることはあるが、シチューの類は水を飲んでいるような感じ。 どんなに汚い公衆トイレでも深呼吸ができる 」と話されました。 現在、東邦大学病院に予約される予定のようです。 調べましたら、味覚障害、臭覚障害を併発される場合、ウイルス感染が原因だったり、脳腫瘍やパーキンソン病の可能性もあるようです。 もちろん、僕の口からそのようなことはお伝えしておりませんが、ご参考までに書き込んでみました。