◆大戦末期の速成モールス通信訓練とその後(その2)
宇野 準一
電信課の中からもどんどん兵隊へ兵隊へと召集され、わずか半年程でなにしおう福岡二重回線につくことになる。恐れていた福岡回線は常に状態が悪く、音かすれたり時には記号が消えたり、それでもかすかな音を聞き分けてこなしていかなければ「このヘボやろう」とブルの洗礼だ。
新米の時からこの二重回線には憧れと恐れをもって眺めていた。隣に座る先輩殿 . . . 本文を読む
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