◆寄稿 川口 寿男
タイタニック号といえばイギリスの豪華客船で、氷山と衝突して沈没、そのとき1,500人も亡くなった事件を想起する。不沈船といわれていた豪華船タイタニック号は、その処女航海で氷山に衝突するという不測の大惨事を起こし、以来、北大西洋の深い海に沈んだままである。その悲劇性と、大惨事の裏のミステリー性、それに、モールス信号でSOS救難信号を発信した船だったこともモールス通信士だった私 . . . 本文を読む
◆寄稿 川口 寿男
今は、電報といえばお祝いや、お悔やみの電報を思い浮かべられるであろう。
しかし、私が長崎電報局でモールス通信の仕事に就いた昭和25年ごろは、「ハハキトク」や「チチシス」というような家庭からの電報もまだ多かったが、発信電報の内容としては、急を要する商品発注、商品発送、あるいは送金などの商業用電報が9割を占めていた。その後、電話が普及してくると、商業電報の比重は低くなり、現在は . . . 本文を読む
◆寄稿 赤羽 弘道
李香蘭とモールス
平成2年11月、劇団四季(横浜市緑区)の音響部の小泉雅裕と名乗る人から電話があって、ミュージカルに使うモールスの作成について協力を求められた。
聞けば、当時製作中のミュージカル「李香蘭」の中で、大東亜戦争勃発の場面に「ニイタカヤマノボレ」と「トラトラトラ」のモールス符号が流れるが、演出家の浅利慶太は忠実に史実をモットーにしていて、「お客さんの中にモールス . . . 本文を読む