モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

わが心の故郷(ふるさと)“JOS”

2018年01月17日 | 寄稿・モールス無線通信
わが心の故郷(ふるさと)“JOS” ◆村上健太郎 日本本土の主要都市のほとんどが空襲や被害のためにその機能が失われ、そして戦局は終えんへの方向を模索していた頃、昭和20年3月末長崎無線電信局勤務の辞令を受けた私は、東京から郷里の熊本を経由して、長崎無線局所在地の諫早市へ向った。 諫早駅に降りると、小高い丘に無線のシンボルの鉄塔や木柱が天高く多数そびえて見えた。新任務に . . . 本文を読む