◆寄稿 中村 達見 長崎に原爆投下があった日、爆心地から3Kmの郵便局でモールス音響通信に従事していた方の原爆体験記。短歌(歌集「曇天」前川明人)を通して記録されたものです。 . . . 本文を読む
◆寄稿 赤羽 弘道
東京央電報局(2)
昭和32年(1957)、業務部監査課長に任命され、東京中電で2回目の勤務をした。
東京中電は職員数2,000名を擁する日本最大の電報局で、局・次長の下に7部と庶務、会計等の6つの直轄課があった。業務部は、電報業務運行に関する企画管理部門で、監査、訓練等4課が置かれていた。
私が勤務した監査課の主な仕事は、電報の品質管理、つまり電報の誤字や不達の事故を . . . 本文を読む
◆寄稿 赤羽 弘道
東京中央電報局(1)
(まえがき)東京中央電報局(以下、東京中電という)は、わが国の最大の電報局で、地方の電報局の経験しかない私などには、遠い世界の存在に思えていた。著者の赤羽氏は、逓信省本省、電電公社本社の勤務が長かったが、戦地から復員直後の昭和21年と昭和32年、昭和44年の3 回、この東京中電に勤務され、その思い出を書いておられる。3回目に勤務した昭和44年当時は、電 . . . 本文を読む