モールス音響通信

明治の初めから100年間、わが国の通信インフラであったモールス音響通信(有線・無線)の記録

戦中、戦後の銚子無線

2019年01月29日 | 寄稿・モールス無線通信
◆戦中、戦後の銚子無線 出典 銚子無線70年のあゆみ 1.太平洋戦争のころ 銚子市は関東のもっとも東端、利根川の川口に位置しているため、米空軍が東京空襲するときの上陸目標地点となっていた。そのため米軍機が東京への往き返りのついでに空襲することが多く、前後16回にも及んだ。そのうちもっとも被害の大きかったのは昭和20年3月9日午後9時ごろからの空襲と、同年7月20日午前0時30分からの空襲であった . . . 本文を読む

海の安全を守る~無線通信

2019年01月12日 | 寄稿・モールス無線通信
◆海の安全を守る無線通信 出典 長崎無線91年のあゆみ 公衆通信の疎通を主たる目的としたNTT海岸局といえども、遭難や緊急、医療通信等に対しては最優先して全力で任に当たるのは当然である、特に遭難船の位置に間違いがあれば助かる命も救うことあたわず、真剣そのもの手に汗して任務遂行に努めたものである。 海上保安の海岸局が整備されるに従い、当局(長崎無線局)の役割は傍受や情報収集が主となる。しかし、 . . . 本文を読む