おはなし おじさん の徒然日記

2015年7月からブログタイトルを「失業おじさんの徒然日記」から変更しました。日々の出来事、妻の花の写真を記録します。

薪割りは楽しい

2005-02-23 | その他
今日は知的障害施設の1日体験があった。
私の行った施設は、通所施設で利用者は鶏の世話、薪作り、肥料作りなどを行う。

午後、薪割を経験した。1日中薪割りをしているという利用者と一緒に薪割りをした。
節のある木はきれいに割れないものの、太い幹の部分だと、スパッと真っ二つに割れる。
斧を振り上げ、斧の重さの自由落下に、自分の体重を乗せて振り下ろし、薪の頭部に斧を食い込ませる。
薪は耐え切れずに2つに割れ、飛び散る。
寡黙な男の仕事である。《大草原の小さな家》のお父さんにでもなった気分。
スッカリはまってしまって、一緒に仕事していた利用者が仕事をやめても私は続けていた。

青空の下で、黙々と単調な仕事を繰り返す。
思い煩うことはない。
私の手には斧があり、目の前には割るべき木が横たわる。
頭上に空があり。
足元には大地がある。
何も思い煩うことはない。
私は生きている。