おはなし おじさん の徒然日記

2015年7月からブログタイトルを「失業おじさんの徒然日記」から変更しました。日々の出来事、妻の花の写真を記録します。

母の徘徊、認知症

2005-02-26 | その他
今朝、5時ごろ母の自室で物音。
覗いてみると、ストーブもつかないままでパジャマ姿のままお菓子袋を広げ、衣類を広げ大忙し。
声掛けしても、息子の私が判らず、「○○さんだね。家へ帰る。」という。
部屋を暖め、トイレ誘導し、着替えさせても同様の状態継続。
外を少し歩けば気が晴れると思い、外出に付き合う。時刻は6時ごろ。
母の防寒体制は万全なものの、私はパジャマの上にコートを着ただけ。このときは庭を一回りすれば気が晴れると思ったが甘かった。
「○○サンに話がある。」と近所のお宅の庭に入り込みそうになるのを何とか制止し、自宅に向かったが自宅前を通り過ぎ、反対側の庭先に入り込み「○○サン助けて。○○サン起きて。」と叫ぶ。制止しても止めない、そのうちここのご主人が目を覚まし、顔を出すと。「駐在さんを呼んでください。悪い人が付きまとって、誘拐する。」と訴える。

私がついて歩き様々に制止したことで、母の中では私はすっかり悪者になってしまったようだ。

この家のご主人が気を利かせ、「おばさん久しぶりだね。寒いからさあ中に入って。」と部屋の中に入れてくれた。「私=悪者」なので、いったん家に帰り、妻に迎えに行ってもらい、無事帰宅。

この間に着替えた私が「おはよう。おばあさん。お帰り。」と声掛けすると、「変な人にさらわれそうになった。」と「私=息子」に戻ったようである。 

今までにこれほどのひどい状態はなかったが、今回は近所の方の対応で上手くこなせた。

家の中での幻覚、妄想は家族内で対応できても、徘徊+妄想or認知症で他人に関わってくるとなると対応が困難だ。これからどんな経過になるのか不安だ。