今日は終戦記念日。
私だと、戦争は実際体験してなくても、両親や祖母の話などを聞いている。母が、引き上げる時の話。父や叔父が少年航空兵で行った話。祖母は、新聞社勤めだったので、日本はとうの昔に戦争に負けることなどわかってって、話
子供のとき、大阪の地下道などで、白い服装で、包帯とか巻いて、片足なかったり、松葉杖とか置いて、アコーディオン弾いてた人。ボロボロの軍服みたいなんで。そういう人をよく見かけた。
祖母に聞くと、「傷痍軍人さん」って。その人の前の空き缶の中には、お金が入ってた。
子供心に恐くて、恐くて。京都の友達もよく見たって、言ってたから、大きな町の人が集まるところにいてはったんやろか?
あと、小学校の帰り道、電柱とかに「北方領土を返せ!」とか「北方領土は、日本固有の領土です」みたいな張り紙とか。もう、そんなの、全然みかけないし、私の子供たちなんて、戦争は、ピンとこないみたい。戦争というのは、イラク紛争や、イスラエル・パレスチナのこととか。
戦争の残酷さ、無益さは、子供たちに伝えないといけないと思う。私が心を寄せるのは、若くして亡くなった人たち。まだ、うちの子供たちの年齢や、もっと小さい子供。まだまだ、やりたいこともあっただろうに、生きたかったのにって。そして、子供を亡くした親の気持ち。
もう、戦争関連の番組を見て、号泣です。
それなのに、今日は終戦記念日で、黙祷を捧げなあかんのに、息子が甲子園に向かう電車、置石で、しばらく止まってたらしい
ほんまに、誰がこんなことするねん?おかげで、無事やったからよかったものを。ムダに命無くしたらどうする?
夫に言ったら、「そんなん、終戦記念日やからいうて、悪いことするのやめよ、思う奴やったら、初めからそんなことせーへんがな」って。
そりゃ、そうか?