紅葉も見たいし何より「谷崎潤一郎の着物展」を見たいので大山崎山荘へ。
会期終了も近いので慌てて~
今は、アサヒビール所有になっているけれどこちらは実業家の加賀正太郎氏の別荘として設計されたもの。
来たのは、確か2回目かな?こちらには、安藤忠雄建築の「地中の宝石箱」ギャラリーがあり、モネの睡蓮も展示。でも、こちらの睡蓮は、も一つかな?←わたし的に。
やっぱり、国立西洋美術館で見たのが一番かな。大原美術館の睡蓮は、モネの一番の自信作だそう。
JR山崎駅を降りて山荘までは時間にしたら少しだけどあまりの急坂で、送迎バスが出てる。この門の前で降りて上がります。
今回の展覧会は、谷崎作品や谷崎の生活、残された写真などからヒントを得て、ヒロインたちの多彩なよそおいをアンティーク着物で再現。
約束破りの組み合わせもあるけど、とってもモダンでイケテます。
やっぱり、「痴人の愛」のナオミの着物は、それっぽくてモダンで今でも全然OKで、洋服にしてもよさそう。
松子夫人やその妹さんたち、いわゆる細雪の世界を現したものは戦前の豊かな人たちのゆったりした生活が忍ばれるわ。
この山荘にぴったりの企画だと思う。
谷崎の好物のモカロールを再現したもの。こちらは、以前「グレーテルのかまど」でもやっていた。芸術新潮の「谷崎潤一郎特集」でも載っていた。絶対に食べたいと思っていたのよね。
テラス席ではなかったけど、お天気もよくてケーキとコーヒーをいただきながらゆっくりと過ごす。
その後、これまた気になっていた大好きな清川あさみの「千年後の百人一首展」へ。建仁寺へ。
清川あさみさんは、写真にビーズや刺繍、ビジューをつける「美女採集」で有名。
今回は糸と布とビーズで、和歌の一首一首を今のものとして情感豊かに描き出す。
畳の上や壁にたくさん展示。写真OKだったので、嬉しかった。私は、こういうビーズや刺繍が大好きなのよね。自分ではできへんけど。
ゆっくりと鑑賞して、さあ京都駅へ帰ろうとするんだけど。そもそもどこにバス停があるか分からない。行きしもバスを降りてグーグルナビで迷いまくり、かなり歩いたもんね。
とりあえず、南方面へ向かえばいいから。
やっとこせ、河原町松原でバスに乗る。
ランチ難民になっていたので、変な時間にJR伊勢丹で韓国料理。
まだ11月だったので、商品券売り場は空いていた。ラッキーだったわ。
もう、歩きすぎてぶったおれそうに。
デパ地下でいつものようにお刺身購入。わらび餅も買ったわ。黒七味買いたかったけど、もうしんどくて~
これは、大山崎山荘で。ビールのおつまみにプレッツエル。入れもんの大きさの割りに中身が少ないぞー。
でも記念ぽくない?こちらは、紅葉や桜のシーズンはどえらい人出に。でもゆっくりと優雅な山荘でしばし、過ごせるのは幸せ。
↑のカンカンのお土産を息子に見せたら、「樽?えっ?樽が樽買ってきたん?」て・・・
まあ、言えてますな。
発表会のビデオ見たら、毎年痩せなあかんと思うけどそのまんま、樽のまんまだよお。
この8年、ビデオ見るたんびに思ってます。
さあ、心新たに今日からキャロリンミラーの「夢」を練習です。
毎年、元気に出られて好きなことができるその幸せに感謝。
(でも、今日ファンヒーター故障で買い替え。大きいのやから、それなりなお値段でちょっと凹む)←今日の不幸・・・