寄り道研究所

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熱い物を測りたいので放射温度計を試したら、なかなかいい!

2010年01月31日 | 日記
今日のお知らせは赤外線温度計、面白そうです、よね。
普通の温度計は物に触れないと正しい温度は測れませんが、これは物から出てくる赤外線から温度を測定するので、離れていても大丈夫なんです。

まずは試してみようという事で、出勤前にお世話になる事の多い珈琲屋さん
コーヒーの紙カップを直接持つと熱いので薄い段ボール風の熱いのお助けカップカバーみたいなのが付いてますが、これの表面は何度?


おお~っ、50度より低いのか、これなら手で持てますよね。

じゃあ、お助けカバーが無くて直接の温度はどうなんでしょう


65度、これじゃ直接持つのは熱いはず、お風呂で55度なんていうと入ってられませんけど、指で持っていられる限度はちょっと超えてます。

じゃあ、コーヒーの温度は何度なの


42度?、どうやらコーヒーの湯気の温度を測っているようで、湯気の下にあるコーヒーの温度を測るのは難しいようです

湯気をふ~っとして測ってみると


ちょっと上がりましたけど、たぶん本体はもっと高いはずです。ちょっと冷めてから試しているので、近い温度ではあると思いますが。
というわけで、この温度計は値段の割に使えそう

ホントは仕事に使えないかと思ったのです。
メンテナンスの仕事なんで、モーターとかブレーカーが過熱していないか点検する時があるのです。
まあ触ればわかるってモンですけど、ほんとに熱くなっていたらやけどしますし、人によって熱さの程度も違うわけで状態が悪くなっているかどうかは温度測定をした方がいいに決まってますが、普通の温度計じゃ触れ方や触れている時間で温度が変わってしまうので正しい温度とは言えません。
そこで放射温度計ですよ。
これなら誰でも正しい温度測定が可能、それに安い、目安としてはいいんじゃないでしょうかね。

ホントは撮影している画像が温度ごとの色で表されるのがいいんですけど、画像処理さすがに数十万円はしてしまいます。