折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

コハクチョウを見に北陸へ(2)

2019年01月19日 | 北陸の旅


「部屋の窓から」ハガキ 


片山津の宿の部屋はその昔は華やかだったろうと思わせる造りでした。
天井、襖も凝った造りで次の間への入り口は茶室のように手掛け金具の無い趣のある襖でした。
全体に古びた感じですが障子と畳は新しく畳の香りが気持ちよかった。
大きな部屋の真ん中に夜具が一組・・・なんともったいない・・・

窓から眺められる柴山潟と浮御堂を何枚かスケッチできました。



二日目の早朝は低く垂れこめた雲と雨、ほんの一時青空がのぞき雲を薄紅に染めたのにあっという間にまた雨。
朝食を済ませて12時のチェックアウト迄に帰る予定で雨の中湖畔公園へ。
傘をさしてゆっくりトボトボ20分ほど、見晴らしの良いはずの公園には雨宿りする場所がなくて鴨が騒いで
いるのを眺めて帰りました。


チェックアウトして荷物を預けて昨日のコハクチョウの水田を目指してまた出発。
途中にある日帰り温泉総湯の二階にある見晴らしの良いカフェは定休日、お昼は何処で。
また傘さしてゆっくり水田へ。膝が痛いと同じ距離でも遠く感じます。





この日も水田には沢山コハクチョウが集まっていました。
私が近づけば警戒するので遠くから眺めて、ちょうど雨がやんだのでスケッチ開始。
遠くの雪山の裾が見え隠れして雨に沈んだ風景の中を時折舞上がるコハクチョウの白が夢のよう。
数羽の群れが旋回しているのは警戒しているのでしょうか。
遅れてやって来たのか10羽ほどの群れが飛んできては水田に降りていきます。
見とれてばかりいると急な風とみぞれが降り出して私は大慌てで片付けて。
「グググハハハ グエグエハハハ・・・」コハクチョウの笑い声が響きます。

帰り道のパン屋さんのパンと隣のカフェでコーヒーをいただきながら昼食。
ネットで見た通りどちらの店も感じが良くて美味しくて隣のパン屋さんのパンは持ち込みOKなのです。
やまない雨の中、膝はだんだん痛くなり、たどり着いた宿のロビーで出発までの一時間余り座っていました。
少しでも時間があれば歩き回りたい私なのに残念な事。


「夜」 


帰りのバスが名古屋駅に着いてすぐタクシーで帰宅。
翌朝一番で整形外科に行き検査と注射と薬とで少し歩けるようになりました。
原因は加齢と体重増加、軟骨のすり減りです。
旅のお土産はへっぴり腰の伝い歩き。
早くなんとかしないとね・・・

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