折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

道端の秋 蔓と実

2020年11月17日 | 

蔓と実




小さな公園のサザンカのよく茂った濃い葉の間から蕾がのぞいています。通るたびに気になっているのはその上に自由自在に絡まった蔓草。このところの冷え込みで葉の色が少しずつ黄色から橙色へと鮮やかになりとても美しい。つやつやした沢山の実も蔓から下がったり絡まったりと手の込んだネックレスやペンダントのようでとても可愛い。それなのに名前は「ヘクソカズラ」ではかわいそう。「サオトメカズラ」と変えましょうと言われるブロ友さんに大賛成です。













ちょうど黄葉の頃合いと散歩の帰りに少しいただいてきました。どんな虫がいるか分からないので外で殺虫剤をかけていると、ご近所さんが「どうしたの?」と。「きれいでしょう。モデルになりそうなので採って来ちゃった」と私。「きれいだけど…それ・・・見つけたら抜いてるんだけどねぇ。絵になるの・・・」とあきれ顔でした。「ひょっとしてあれも植えてるの?」と聞くのは花壇で茂ったアカマンマ。「あぁ そうそう。葉もじくも赤くなってきれいでしょう」と私はきれいの押し売り。「そうねぇ~・・・」とご近所さん。

でも、本当にこの色も形もきれいなのにこの良さを上手に表現できないのが残念なことです。
あの公園の掃除でもされたらきっとさっぱりと刈り取られてしまうでしょう。その前にもう一度いただきに行こうと思っています。





にほんブログ村ブログパーツ

アクセスランキングにほんブログ村