折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

爪を切る

2019年12月27日 | 
    「赤マンマ」



齢をとっても爪も髪も変わらずに伸びてきます。先日切ったつもりなのに手の爪はよく伸びる。
「夜爪を切ると親の死に目に会えんでね」と昔から聞かされていても、とうの昔に親は無いので関係ないかと今は入浴後に切っています。足の爪は1・2本少し巻き爪になりかけていてもまだ大丈夫、元気な爪です。自分で爪を切れるようになったのはいくつの時からだったか。握りばさみではなく爪切りが使われるようになってからだと思うけれど全く記憶がありません。



爪を切っていると思い出すこと。
夫は70歳頃から体の不調で自分で爪を切ることが難しくなって私が爪切り役でした。
結構注文が多くて「文句言いなさんな」などと言いながらの時間も懐かしいです。

そのずっと前、結婚して姑さんが家に泊まりに来られると「〇〇さん、爪切ってくれんね」と言われて「えっ!」当時の姑さんは50代半ばで元気な頃。なのに一度深爪をしてから怖いのだそうです。普段は「あんちゃんが切ってくれちゃって 上手やけんねー」あんちゃんは夫の兄です。ならば夫に切ってもらえば良さそうなのですが「あん子は そげなことはしきらん」のだそうです。夫も「すかん」と。
嫁の私は「すかん」とは言えずにそれ以来家では私が爪切り役。ほんとは私も自分の子供以外の爪を切るのは「すかん」のです。
でも、そんな嫁の役目も10年余りで終わってしまいました。

それから私が切ったのはネコの爪、14歳ころ外で怪我をして来たので家から出さなくなったら爪が伸びて切るようになりました。が、ネコは私の子供です。


石川さゆりさんの歌う「飢餓海峡」♪ちり紙に包んだ足の爪ー 後生大事に持ってます・・・と歌われた爪は愛しい人の身体の一部、分身だと思うほどなんだろうと、これはドラマ。特別愛しい人ならの話です。

これから先いつまで自分で爪を切ることが出来るかしら・・・足の爪など腰や膝が悪いと切りにくい。太り過ぎればお腹がつかえて切りにくいし、ほどほどのスタイルと元気でずっと自分で切りたいと願っています。


   「ノブドウ」
ノブドウも赤マンマも処分する前に




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