日赤病院12階から1日目の午後
私12月に入って4日間入院していました。そして昨日退院。
2、3年前からやや気になる事があり主治医から日赤病院を紹介されて受診。担当医は「薬を飲んで様子をみましょう」と薬を出されたのですが、1年たってもあまり変わらないし薬の副作用か眠くてだるい。これを続けるのも良くない気もして手術でさっぱりすることにしました。今年8月初めに手術と決めて担当の先生と私の都合で展覧会が終わった後の12月に入院となりました。今まで私が入院したのは2度の出産と白内障の手術の時だけなので入院らしい入院は初めてのことです
手術といっても開腹手術ではなく・・・と説明は簡単そうでした。簡単でも手術は手術、家を留守にすることになるし早ければ退院まで5日でも場合によっては10日くらいかかるかもしれないらしいので、あちこち連絡したり退院後の暮らしを予想して買い物もと入院の日まで結構大騒ぎしていました。
1日目 鈴鹿山脈の向こうに夕日が沈み茜色の空
入院したのは名古屋中村日赤、病室は12階、4人部屋でしたが結構広くてきれいですし何より共用サロンからの眺望がすばらしい。正面は名古屋駅ビル群を望み反対側は鈴鹿養老の山並みに伊吹山、もっと北の山々が広がっていました。関が原から伊吹山辺りはいつも雲がかかり見えることは少なかったのが残念と言えば残念でしたが、日の出と夕日のすばらしさは治療で入院していることを忘れるほどでした。
1日目の夕日
入院初日は説明と検査が少々あるだけなので暇。夕方には30分間シャワーも使えてボディソープやシャンプーリンスも備え付けられていて、終わればヘアドライヤーを借りて部屋の洗面台で髪を乾かすと何だかホテルにいるみたいな気分。暗くなれば持参した本を読んだりラインを送ったりと全く緊張感はないまま…、早寝しました。
2日目は9時から手術。この日は1日絶食。食事もとれないしそれまで検温や血圧検査しかないので時間までサロンで朝日を見てました。
2日目の朝日
いよいよ病室から看護師さんと手術室に向かう時も病院のホームページで手術当日の手順は動画の説明を見ていたので「・・・うんうん」と言った感じです。手術は半身麻酔(脊髄くも膜下麻酔)でしたから先生と看護師さんの会話は聞こえても内容は聞き取れないまま、ウトウトしたり壁の大きな時計を横目で見ては「まだ30分か」とか「開始60分まだまだ・・・」とか思っているうちに「〇〇さん終わりましたからご家族の方に連絡しますね」と看護師さんの声。時計は132分でした。受信用のPHSを持って院内で待っていた娘と、ベッドごとゴロゴロ病室まで。「目をつむっていてください」と言われてもそっと目を開けると天井が動いて眩暈がしそうな気がしてまた目をつむる。
部屋に戻ればベッドの脇に大きな袋を下げた点滴スタンドを立てナースコールのボタンを渡され、すっかり病人になりました。
電気毛布を掛けてもらっても寒くて震えてはいましたが(室温24℃)麻酔の注射も痛くなかったし手術中も痛みは無いし、案外楽だったと思っていたのは夕方まで。夜になると看護師さんに訴えても「痛み止めの薬は時間を空けないと使えません」と言われてがっかり。やはり大怪我したようなものなのだと分かりました。痛み止めがいただけて眠ることが出来たのは夜中の2時過ぎでした。
以前絵の教室にいらした消化器外科の先生は「75になって初めて手術を受けましたが、こんなに痛いものだったとは、若い医師も1度は自分も手術を受けるといいのですがね」等と言われていましたから、やはり術後は痛いのがあたりまえのようです。
この後3日目は次回に。
ご無事でなにより。
良かった良かった(^^)/
一病息災と申します。
明日も良い1日でありますように(^^)/
病室からの朝日、夕日の美しさ、それを、またまた、さらっと絵にするひろさんは?やはり素敵な方です。
退院してブログアップできるほどに元気です。
そして身体の部品がチャチャッと修理出来る現代医学に感謝です。
コメントありがとうございました。
温泉いいですよね~♪ 旅が出来るうちにお出かけを、美味しいものを食べられるうちに食べなくては。
私も3月にはツアーも申し込みましたし、落ち着いたら出かけたいところ沢山あります。
病院でスケッチして絵の仲間にラインしたら呆れられましたよ(#^^#)でも、ほんとに見晴らし最高でした!