不忍池
夜はよく眠れて5時半起床、身支度をして6:30からの朝食へ。今回の旅はJR東海のフィフティプラスを利用していて、いただいた旅程表には「朝食ナシ」とありますが、2階でパンと飲み物はご自由にとの事。1個ずつ包まれたパンが色々、トースターで焼いてソフトドリンクも。これで十分です。
2日目も有効に使いたいので7時半前にチェックアウト。
上野公園の不忍池へと歩く。途中の24時間営業の居酒屋さんに結構お客さんが入っていたのには田舎者のババサンは、この時間に?朝から・・・と。
朝7:32 立ち飲み店にも多くのお客さん
不忍池に着くと池を覆う枯蓮が何とも良い色になっていて、枯れた寂しさというよりは明るい風景が広がっていました。弁天堂の屋根に光が届き始めると周囲の黄葉と共に一層素敵な晩秋の景でした。
池に張り出した遊歩道の上でスケッチ1枚、散歩中の男性が「ここは花が咲く時が最高ですよ」と。品川から自転車で1時間、ほとんど毎日来て散歩しているのだそうです。昭和24年生まれで「車を止めてから自転車にしたらどこでも自由に行けていいですよ」と足取り軽く歩いて行かれました。品川って・・・新幹線で東京の1つ前の駅、遠いのに・・・。
弁天堂にお参りしてから、絵にちょっとだけ描き入れた五重塔まで行ってみたくなりました。池のそばから階段を上って清水観音堂へ、そこからテクテク歩いても行けそうも無くてパトロールの方に聞くと「五重塔は動物園の中ですし、中からでも周囲は木で良く見えないと思いますよ」ですって。やはり下調べナシのの行動は無駄が多いとまた反省。その先の西洋美術館の横を通ると「設備整備のため休館中」の看板。高校時代に友人と、結婚してからは小学生の子供を連れても来たことがある場所、周囲はずいぶん様子が変わっていても懐かしいなと思いました。
ここまで来るともう膝が言うことを聞かなくて、動物園側の上野駅近くで休憩しながらイチョウの黄葉を簡単スケッチ。駅からはどんどん人が出て来て前を通るけれど道は広いし、スケッチブックを広げていれば長い時間座り込んでいても怪しまれない・・・と、思う。
絵の左の方に上野駅
上野駅近くで初めて見た上半分ほどのスカイツリー、ハァ~~と別世界のものに出会ったようで立ち止まって見とれました。
ここから山手線で東京駅へ。
11時半から40分間のSKYバスツアー「東京タワー・レインボウブリッジコース」乗車。天井の無い赤いオープンバスをテレビで見て乗って見たかった私、お上りさんなんです。
天井の無いバス
東京タワー・レインボウブリッジコース
このバス、乗車できるのは2階席だけ。1人参加の私の隣以外はほとんど一杯の盛況で、数日前にネット予約しておいてよかったです。出発してすぐ東京タワーへ、天井ナシの頭上に聳えるオレンジ色の鉄骨が迫力満点!首都高速に入るとオープンバスは12月の風を切って頭が涼しいこと涼しいこと、レインボーブリッジを渡れば両側に広がる未来都市のような臨海部や港の風景がつづいて・・・豊洲、築地、銀座へと走り抜けて、映画を観ているような40分間は本当に楽しかったです。
東京タワー
レインボーブリッジへ
銀座を通過
バスを降りてお昼をどこにするかと歩いて見つけたMARUNOUCHI STREETPARKにカッコいいキッチンカー。
疲れて座りたい事もありランチはここに決めました。知らないものはやめて唯一名前が分かるパエリアを注文。1380円はちょっと高い気もしましたが、ホカホカと暖かくその美味しかったこと、大満足でした。それから落ち着いてよく見たら東京ステーションホテルの出店、そういえば運んでくれた男性もシェフさんもとても丁寧で感じよかった。
この食事中に、地面がドンドンと縦揺れから横揺れ・・・「地震ですか?」と近くの人に言えば「そうですね」といたって平気そう。東京は地震が多いようなのでこれくらいでは何ともないらしいのに驚きました。でも、夕方の東京駅では大宮方面の乱れが続いていると案内を繰り返していましたから、やはり地震だったのです。
ちょっとトイレを借りに入ったのは丸ビル、入り口のクリスマスツリーはハリーポッターがテーマでした。
それから、皇居東御苑の見学へ。
まだ・・・つづく・・・のです・・・
鉄道や駅に関心をお持ちのポッポちゃんでしたら
また違った楽しみ方になるのだろうな、と思います。
それぞれの興味のあることを楽しめる旅っていいですね~・・・(*^^)v
上野は懐かしいですね・・・
不忍池の雰囲気はいいですね!
友人や子供さんと訪れた時を思い起こしながら、そして今回と・・・
ゆっくりとスケッチ・・いいですね!
スカイバスで都内観光やキッチンカーで食事と
充実していますね!
私が初めて不忍池に行ったのは昭和30年の正月、姉が書道展で受賞したのを見に上野へ行った時でした。まだ荒れた感じも上野だった気がします。
今ではきれいな公園でした。