ミントグリーンの風に吹かれて

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蒲の穂の綿毛・・・

2018年01月08日 | 長居植物園・公園

今日は一日雨。家で大人しく過ごす。おもてで鳥の鳴く声もする。

もうすぐ止むかもしれない。でも、ウォーキングは明日に延ばそう。

先日久しぶりに覗いた長居植物園。この時期にきれいな公園を期待してはダメだ。

枯れた様子を楽しむのだ。冬の植物園の楽しみ方はこの静寂の中に身を置いて

心を落ち着けることなのだ。

孤独を感じることで自分を見つめ直すことができる。

樹木たちの声を聞き、澄んだ森の空気を吸って再び元気を取り戻す。

私の森林セラピーは続く・・・

 

大池の周りに幅をきかせていたセイタカアワダチソウもすっかり枯れ果て

作業スタッフに刈り取られる順番を待っている。

枯葉の中から顔を出しているのは茶色い穂のガマ。まるでフランクフルトだ。

何やら白い綿毛がフワフワと飛んでいる。今日は無風状態なので寒さを凌げる。

しかし時折吹く風にタンポポの綿毛のようなものが飛び出した。

近づいて見ると、蒲の穂が爆発したように白い綿毛があふれ出している。

あまりきれいな容姿じゃないが取りあえず被写体としてOKです^^

 

大きな口を開けているかのよう。この中に10万~30万個?の種子があるそうだ。

すごく軽やかに風で飛んで行きました。蒲の穂は、出雲神話「因幡の白兎」に出てきます。

哀れに思った大国主神が赤裸になったウサギに蒲の穂綿を着て寝なさいと教えてやると、毛が生え元通りになったというお話。(端折り過ぎ^^)

蒲団、蒲鉾という漢字にも使われていますね。

セイタカアワダチソウにかわいい種が・・・

ウメの花芽。

サキシマフヨウの綿毛の種。

オオデマリ

これは何かの種ですよね?どこからきたのかしら?とてもきれいですね^^

枯れた長居植物園にもまだまだ見どころがありそう・・・