ミントグリーンの風に吹かれて

https://blog.goo.ne.jp/hisuinet2 (続編)もよろしくお願いします

本町橋、大手橋を渡る~堺筋本町

2021年11月24日 | 歴史的・近代的建造物

昨日は大阪産業創造館のユニーなモニュメントをご紹介しましたが

すぐそばの東横堀川にかかる二つの古い橋がとてもいい味を醸し出していたので撮ってきました

まずはすぐそばの本町橋

現存する大阪市で最古の橋だそうです

阪神高速と本町橋

現在と過去が交差する街

そして、その向こうに少し屋根が見えていますが

露天風呂メインのリラクゼーション施設が整ったホテル「シティプラザ大阪」です

未来に向かって前進する姿が見えます

本町橋を渡ります

しっとりとした佇まいは疲れた心を癒してくれます

周囲の喧騒を忘れさせてくれる緑が目に染みる

大阪市HPより⇒

「本町橋は現役の橋としては、大阪市内最古の橋である。

 初代本町橋は、豊臣秀吉が大阪城築城に際して東横堀川を外堀として開削した時に架けられたと考えられている。江戸時代には公儀橋(幕府直轄管理(12橋あるうちの1つ))であった。

 橋の東側は商業地となり、今のシティプラザ大阪の前には石畳が敷かれ荷揚場になっていた。また橋詰の北東側には享保9年(1724)の大火事以降に西町奉行所が設置された。天明7年(1787)の文献によれば、橋長約54m、幅員5.9mの木橋であったとされている。

 現在の橋は、本町通が市電道路として拡幅された大正2年(1913)5月に架け替えられたもので、3連の鋼アーチが、ルネサンス風のデザインをもつ石造りの橋脚に支えられた重厚な構造の橋となっている。

 平成24年2月に大阪市指定文化財として指定された。」

 

さて、お次の橋は大手橋です

 

シダレヤナギと古い橋

 

戦前の姿に復元したという照明灯

台座のこの三角が気になった

桜の紅葉と古い橋

 

大阪市HPより⇒

「東横堀川に架かるこの橋は、かつて思案橋と呼ばれていた。この名の由来には諸説あり、太閤秀吉が五奉行の1人増田長盛(とんちで有名な曽呂利新左衛門という説もある)に橋の名を考えさせた際、なかなか決まらず思案したことから命名されたという説や、この橋の正面の西詰めが突き当たりで、右の淡路町に行くか左の瓦町に行くか思案したところから命名されたという説などがある。大正時代になって大阪城の大手に通じることから大手橋と改称された。

 本橋はかつて木橋であったが、大正15年に三径間の鉄筋コンクリートのアーチ橋に架け替えられた。平成2年の改修工事ではアーチや床版のコンクリートが補強され、照明灯を戦前の姿に復元した。

 橋を取り巻く環境は一変したが東横堀川に映えるアーチ橋の美しさは今も変わることがない。」

2021-11-23撮影