【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

皆さま、良いお年をお迎えください☆

2012年12月31日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 2012年も残り3時間となりました。 

不定期で取りとめのないブログをお読み頂きまして、心よりお礼申し上げます。皆さま、ありがとうございました。

年越し蕎麦は、もう、召し上がりましたか? 苦労や災厄を切り捨てようという願いを込めて大晦日に食べら

れる年越し蕎麦には、地方毎に様々な呼び方があるようです。寿命蕎麦、福蕎麦、思案蕎麦、縁切り蕎麦、等々・・・

蕎麦は、暴風に晒され倒れても太陽が昇ると、又、大空へ向かって立ち上がるそうです。

過酷な状況にもめげないで育つ蕎麦。

蕎麦を見習って、どんな状況になっても太陽に向かって立ち上がれればと思っております。  

北海道は、冬将軍が来て大雪になると予報されています。

くれぐれもお体に気をつけて、良いお年をお迎えください。

 


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双葉町の井戸川町長のメッセージ

2012年12月22日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 12月20日付けで、双葉町のHPに町長から町民の方へのメッセージが載っています。原発事故を間近で体験し、放射能の

真 実を知り、そこから学んだ事を誠心誠意、偽りなく発信している事がよく判ります。井戸川町長の言葉は、他地域の者の心

にも 響きました。それは、真摯で利害関係を度外視した偽りのない真実のメッセージだからです。

 *双葉町HP「町民の皆様へ」全文です。

 http://www.town.futaba.fukushima.jp/message/20121220.html/

井戸川町長の真実の訴え

ジュネーブの国連で世界に訴えた井戸川町長の言葉 「どうか皆さんの大きな声で救ってください」

(概要)(原発事故の説明)  「今回の事故について申し上げます。事故防止対策がされていないなか起きた事故です。人災と

言っても過言ではございません。~略~私は、今年の3月に現場に入って事故が進行中であることを確認しました。しかも4号

機は何時壊れても不思議では ありません大きな地震が来れば壊れてしまう事が確実に考えられます。ここには、1,500本も

燃料棒が収納されております。こ れが壊れると日本中が住めなくなります。その規模は、広島原爆事故の4,000倍とも言えるよ

うなものと思えます。事故は、まだ まだ終わっていません。~略

 1号機の爆発について。初期避難を一生懸命やっておりましたけれども、間に合いませんでした。~略~ドーンという大きな

の後に我々がいるところに空から爆発をしたものが降ってまいりました。約200名ぐらいおりましたけれども、みんな一瞬声が

あり ませんでした。~略~望んでいない被ばくをさせられていても私達は、誰からも謝罪を受けることはありません。この思い

は、決 して絶えることはありません。許せない大変殺人的な行為だと思っております。」

(津波の状況) 「4時頃やってきました。40戸位の住宅が一瞬のうちに流され、125名の方が亡くなりました。」

(1号機が爆発する直前の写真) 「一人では逃げられない方々を避難のために車に乗せようとしているところです。この後、

こ こに放射能を含んだ埃が舞い降りてきました。」

(一番先に避難した川俣町の写真) 「私達が被った放射能の濃度を調べに来た方々の姿【防護服姿】です。私達は、普通の

姿ですけれども、この方たちは重装備で来ました。私達は、自分が被ばくしたその線量も知らされることなく、こういう検査を受

けていた訳です。私達は、自分が被った放射能の濃さも分からずに、測る方がこのような姿をして来たのです。~略」

(避難の状況) 「私達は、被ばくを小さくするために遠くへ避難しました。この事を私は、広島のような思いを町民にさせたくな

いと思い決断致しました。町の形を守るより、子ども達の生命健康を第一に考えました。チェルノブイリの事故のあの悲劇を

私 は、町民が味わいたくないという思いでございます。」

(関係者の資料について) 「略~私はチェルノブイリ基準を強く主張しています。政府はこれを受け入れようとしません。私達

に20ミリsv/年の線量で住めるという事を言っております。~略~私ども以外の多くの県民が県内に住んでいます。様々な経

済 的な理由で避難ができずに本当に困っている住民がいます。どうか皆さんの大きな声で救ってやって頂きたいと思います。

レベル7という世界最大の大きさで4つの原子力発電所が壊れております。これだけ大きい事故にもかかわらず、福島県立医

大 には、「にこにこ笑っていれば放射能の影響は受けない」というような教授がおります。私は、正しくないと思っております。

精神 論だけで、事実が隠されているのです。やがて、その嘘が証明されることの無いことを願っております。私は、被ばくの

関係か どうか判りませんが、喉にのう砲があります。もし、後5年後まで生きられれば、放射能の影響でないことが証明される

と思います」

(福島県の地図の写真) 「これは、放射線管理区域を示した地図です。通常の放射線管理区域であれば人は住むことはでき

ません。もう1枚のこの紙が、放射能が飛び散った状態を示しております。もう1枚の地図、これは、福島県内で採れる自然か

ら の贈り物、食べてはいけない、取ってはいけないものを示したものです。この地図を見ますと、自然は大きく汚されている事

が おわかりかと思います。被ばくに安全はありません。被ばくを避けること以外に安全なことはありません。こういうところに住

まわ せておくことは人権を無視していると思います。 次に検査について申し上げます。双葉町は、全国一高い放射線量の放

射線によって被爆をさせられました。~略~チェルノブ イリから何を日本の学者は学んだのでしょうか?県民の健康と**

で、悪質な治療の**にある病院が阻んでおります。分かり ません。こんな状態にいる私達を世界の皆さんから大きな声を

出して頂いて助けて頂きたいと思います。 私達は、難民なんでしょうか?人権がないんでしょうか?事故を起こしたのは東京

電力です。それなのに 私達は責任 を負うような立場に追い込まれております。どうか皆さん助けて頂きたいと思います。

日はありがとうございました。」

☆どうして、こんなに真摯な態度で町長の職務を行っている真っ当な方を辞職に追い込むのでしょうか?


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県民の人権・健康を守る闘い

2012年12月20日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 *去る12月12日、福島県・双葉議会は、井戸川克隆町長に辞職を要求していたが、本日、不信任決議案を可決した。井戸

川町長の動が復興の妨げとなっていると云う理由からだ。*

 双葉町は、いつから復興の責を負ったのだろうか?復興は、政府の仕事だ。

この地域は、全域放射能汚染に晒されている場所だから、(原発事故が起きた昨年3月12日、原発から約5,6kmの双葉町上

羽島で空間放射線量・毎時1590マイクロシーベルトを観測している。これは、一般の人の年間被ばく線量限度を1時間で超え

る数値全町民が避難している。復興の方法は多岐に亘って選択肢があり、他の地域と同じようにしても、後に不測の事態が起

きる可能性もあり、困難である事は間違いない。現在、直ぐ出来る事は、避難している双葉町民の方々が仮設住宅ら一般住

に移れるよう、又、生活に掛かる費用を政府が復興予算から直ちに出すべきなのだ。国費である復興予算を割り当てる

は、政府である。屁理屈ばかり付けて、被災地以外の施設整備や領海の監視(?これはどう考えても「復興」に関わりない)に

流用いるのに、こう云った原発被災地の避難地域の要求には、直ぐに応じようとしない。

あるテレビの番組は、仮住宅の方にインタビューをして、「町議会と町長がしっかり話合って何とかしてほしい」旨の言葉を取

り上げ、視聴者に復興が遅れているのは、まるで『町長』の責任であるかのような印象を与えていた。(仮設住宅の方々は、復

興の責任が県と政府にあ事を認知していないらしい) 汚い手法で誤解を刷り込むメディア・・・印象操作だ。それが人々への

洗脳につながっていく。

 井戸川町長は、原発事故以来、精力的に放射能被害から町民を守るべき言動を行い、スイスのジュネーブまで行き『国連

州本部』で、自らスライドを使って『原発事故の状況』を説明し、県と政府による【非人道的行為】を告発している。こういう真実

の発信をする事が町議会の最も困る事なのだと容易に推察できる。

 ☆井戸川町長の発言を列挙してみると、原発大好き族・原発利権におもねる族には、大変不都合な真実が見えてくる。

(以下は、井戸川町長の言葉です)

 被ばくを矮小化する県庁全体の姿勢。県民の健康を守るつもりがない」

「県や検討委の山下俊一・県立医大副学長が被曝を過小評価している」「県が実施中の県民健康管理調査にて秘密準備会

開き、事前の意見調整を示す進行表を作成していた問題から、誰が見ても県はごまかしていると分かる

県が事故直後にSPEEDIによる放射能拡散予測データを消去し、初期被曝を防ぐための適切な安定ヨウ素剤の服用指示を

出さなかった点をみれば、県民を守る姿勢がないことは明らか」県は被曝を過小評価し、結論ありきの調査をするつもり」

「全国の人々は福島県全体が被害者だと誤解しているが、私たちは(県による)二重の被害を受けている」

福島健康調査:「秘密会」出席者に口止め(今年10月に発覚)

 【東京電力福島第1原発事故を受けて福島県が実施中の県民健康管理調査について専門家が議論する検討委員会を巡

り、県が委員らを事前に集め秘密裏に「準備会」を開いていたことが分かった。準備会では調査結果に対する見解をすり合わ

せ「がん発生と原発事故に因果関係はない」ことなどを共通認識とした上で、本会合の検討委でのやりとりを事前に打ち合わせ

ていた。出席者には準備会の存在を外部に漏らさぬよう口止めもしていた。】

町議会は、これを町民の為に「遺憾」と告発する事がどうしていけないのでしょうか?

町議会の本心は、脱原発へ動いている町長さんがるのではありませんか?

町長さんに真実を発信される事が怖いのではありませんか?

私は、井戸川町長が住民の健康や生活を守る為に必死で政府や人々に働きかけている姿をあらゆる場所で拝見させて頂いて

ます。こういう行為が「復興の妨げ」になる訳がありません。

☆被曝情報隠し 涙の訴え 双葉町町長 参院7/10 (6:30から井戸川町長の訴え)

http://www.youtube.com/watch?v=Dz5wpxtDIOM 

☆「反面教師にしてほしい...」双葉町井戸川町長インタビュー

http://www.youtube.com/watch?v=98sudW4C4m8 

☆"世界に訴える"井戸川克隆町長(福島県双葉町)ジュネーブ

http://www.youtube.com/watch?v=UWRwNCmFMAA  


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違憲状態の選挙で復権した党 国民を締め上げるような憲法改悪に抗議しよう

2012年12月18日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 日曜日の選挙結果は、やっぱり想定していたとおりだった。1票の格差が著しく『不平等』な違憲状態の選挙制度では、投票

した人々の死票が多く、民意が反映されない。復権した自民党のような大政党に都合の良い選挙制度(違憲選挙)の中で、直

前まで安倍・石原・橋下担ぎと選挙の争点をウヤムヤにするような報道ばかりだったのも結果の一因だと思った。

 想定していたとはいえ、この不平等で違憲状態の選挙に、この理由とは違う幾つかの疑問がある。

私が投票所に行ったのは、午前8時過ぎ。受付開始から1時間しか経っていないのに、大勢の方がもう投票所で列を作ってい

事に驚いた。それなのに、大マスコミは、盛んに「投票率が低調」である事を報じていた。選挙に行こうと促されても夕方に終

了した投票所が多々あり、日本が抱える最大危急な課題である『原発事故』の最たる被害県である福島県の投票終了時間が

夕方の5時や6時に決められたことだ。夜にしか選挙に行けなかった人は、勝手に投票所が早期終了していたら、否が応でも棄

権となる。普段の投票時間は、7時~20時。省エネだとか云う理由にもならない理由を付けて、国民の権利をおざなりにしてい

るのが、ここにも表れている。

 そして、手書きの投票用紙を機械で読み取る『電子読み取り機』の謎。これは、以前、米国フロリダ州知事選に出馬する民主

党候者を決める予備選で、読み取り機の『プログラムミス』が起き、民主党員への投票は共和党員への投票に置き換わって

しまった。後に発覚したからミスだと判ったが、発覚しなければそのままで、市民は、間違いを知る由もなかっただろう。

今回の衆院選と合わせて行われた『最高裁判所裁判官国民審査』では、静岡県沼津市選管が10人の裁判官の免を求める

票と罷免に反対する票を取り違えて入力し、本来5万6300票だった罷免を求める票が85万1460票になってしまったミスがあっ

た。これが逆の場合、はたして真剣に『間違い探し』をしただろうか?米国でも日本でも起きている電子読み取り機の入力ミス。

今回の衆院選は、入力ミスが全く無かったのだろうか?最高裁の審査は、殆どの人が×を付ける手間を掛けないので、選管も

意外な『結果』に疑問を持ったのだと思うが、例えば入力ミスがあったとして、○党20万票、▼党35万票(本来は○党35万票、

党20票)の結果に疑問を持つ選管の方がいるのだろうか?とても不安な機械でもある・・・

 最高裁判官の国民審査は、良い人に○印を 選挙の票数を数えるのは、機械でなく人力で!そうすれば『ミスや不正』は監

カメラさえあれば直ぐ判る。間違いやすい高価な機械を重要な選挙に導入する事は、その他不正プログラミングの可能性も

示唆している。

 1票の格差の違憲状態は、小選挙区で全有権者の約25%(投票した有権者の約34%)の得票しかしていないのに300議席中

237議席獲得し、比例代表では、全有権者の約16%(投票した有権者の27%)にも関わらず180議席中57議席獲得こういうマ

ジックのような選挙制度のお陰で自民党は復権したのだ。

本来、有権者の真摯な意見表明を優先するならば、得票で議席が確保されて然るべきだ。全有権者を対象にすれば、復権政

党の小選挙区議席数・75議席 比例代表・29議席で、100歩譲って投票した有権者だけを対象にしても、小選挙区

席数・102議席 比例代表・49議席になる。

 この違憲状態の中で復権した党は、福島原発事故の被害を今もこれからも受け続ける国民の生活や福島原発の処理策、高

レベルの核のゴミ問題は眼中にないかのように無視して、早速、憲法96条【この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二

以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は

国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。】を変えて、憲法を都合よく直ぐに変えられ

るよう『3分の2以上→過半数』にするつもりだ。先ず、己達に都合の悪い憲法を変え易くして、9条を破棄して徴兵制を復活させ

国民を戦争へと駆り出そうとしている。近隣諸国との危機をメディアを使って煽り、その関係改善の努力はせずに、ひたすら米

の意向に沿って防衛費を増大し、米国の軍需産業の僕となる策を次々と出してくるだろう。この族の目には『国民』の姿

活は見えていないのだろう。


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国民に保障する『基本的人権』を丸ごと削除した自民党【憲法草案】

2012年12月14日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 自民党が、『国民の責務』ばかりを強調して、民を国家の統制下に置くような『日本国憲法の改悪草案』を出している。新設さ

れた条文は、明らかに『主権は国民にある」と云う民主主義の大前提を否定するような案がある。

<以下が自民党の憲法改悪案の一部です>

 (第1章・天皇)

 1条 天皇は、日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総

意に基づく。

2条 日本国民は、国旗および国歌を尊重しなければならない。

(第2章・安全保障)

9条の2 わが国の平和と独立並びに国および国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持

する  

 3 国防軍は、1項に規定する任務を遂行するための活動のほか、法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確

保するために国際的に協調して行われる活動および公の秩序を維持し、又は国民の生命もしくは自由を守るための活動を行

うことができる  

   5 国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を

行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。

(第3章・国民の権利および義務)

24条 ~家族は、互いに助け合わなければならない。

28条・2 公務員については、全体の奉仕者であることに鑑み、法律の定めるところにより、前項に規定す権利の全部又は一

部を制限することができる。この場合においては、公務員の勤労条件を改善するため必要な措置が講じられなければならな

い。  

(第10章・改正)

 100条 この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議により、両議院のそれぞれの総議員の過半数の賛成で国会が

議決し国民に提案してその承認を得なければならない。この承認には、法律の定めるところにより行われる国民の投票にお

いて有効投票の過半数の賛成を必要とする。

☆この改悪草案は、まるで【大日本帝国憲法】復刻版だ。

【日本国憲法第1条・天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総

意に基く。】*天皇が元首だと記された帝国憲法は、天皇が統治権を総攬出来る事を意味している。勿論、天皇が実質的な

統治権を行使する訳ではなく、実質的にこれを行使するのは、軍部や時の政治家・強権者だ。形式的にだけ天皇に統治権を

持たせて、その実、軍・政権・強権者があらゆる政を掌握する事が可能な卑怯な策だ。先の戦争で証明されている。天皇を元首と記

す事は、国民主権の大前である民主主義と矛盾する軍国主義への第一歩だ。自衛隊を『国防軍』とする事は、この国が戦

争を否定せずに、時と場合(米国からの要請)によって戦争参加をする事の証だ。

 日本が先の大戦以来、他国の戦争に巻き込まれず『平和』を維持できたのは、憲法9条の条文があったからで、戦争になれ

ば、長い間切磋琢磨して育んできた文化も芸術も経済活動も限りなく破壊されるだろう。「勝てば官軍」思考は、真理・善・美・

正を崩壊させて、「無理が通れば道理が引っ込む」醜悪な社会へと誘う。『共生』を理念とした高度な知的社会の実現に向かっ

ていたの日本だったのに。これを機に国家が主権を握る事となり、人々の生活は著しく制限されるだろう。

 憲法改正がし易くなるように、両議院の3分の2以上過半数と書き換え、国旗と国歌の尊重明示する事によって、国

の信条を規制し、更に国民でもある公務員の全権利の制限すら記して行動制限を勧めようとしている。

 そして、圧巻は、

【第十章 最高法規】第97条 この憲法が日本国民に保障する『基本的人権』は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成

であって、これらの権利は、過去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信

されたものである。

 *基本的人権の保障を謳った条文は、削除!これが、彼らの真意なのである。


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国際合意に反している汚染ゴミの希釈・拡散・焼却

2012年12月11日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 【放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されて

ないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、

食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。(放射線防護協会*会長

Dr. セバスティアン・プフルークバイル)】

 放射性物質入り瓦礫拡散・焼却を行う日本政府とそれに同意した首長の自治体は、放射線防護の観点から決められた国

際合意の大前提を無視し、ひたすら民に情緒的な似非応援・復興を広報して、放射物質入りの瓦礫拡散・焼却を『正』であ

るかのような錯覚をさせている。その上、これに物申す善良な大学の先生を大阪府警が威力業務妨害と不退去の容疑で『逮

捕』している。(40人の参加者がJR大阪駅で1時間程、「瓦礫焼却反対」意見の表明とビラを配っただけである。)

 不退去罪に関しては、玄関等に入って来た他人に住人が「結構です」と言うのに『営業や脅し』をし続ける行為に対して、「出

て行って」という要求をした後30分以上居座り続けると、これを訴える事が出来るが、駅でこれが適用されるなんて聞いたこと

がない。

☆去る10月7日に行った街頭宣伝を口実に、2か月も経ってから(12月9日朝)大学の先生ら二人を逮捕!

https://dl.dropbox.com/u/62615348/1209%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%8D%E5%BC%BE%E5%9C%A7%E3%83%93%E3%83%A901.pdf

放射性物質入りの瓦礫拡散・焼却のこと

http://www.mynewsjapan.com/reports/1507 

***************************************

放射線防護協会 Dr. セバスティアン・プフルークバイル (2011年11月27日ベルリンにて) 報道発表

【放射線防護協会】

放射線防護の原則は福島の原子炉災害の後も軽んじられてはならない。住民は、核エネルギー利用の結果として出る死者や

病人を何人容認するつもりだろうか?

 放射線防護においては、特定の措置を取らないで済ませたいが為に、あらゆる種類の汚染された食品やゴミを汚染されて

いないものと混ぜて「安全である」として通用させることを禁止する国際的な合意があります。日本の官庁は現時点において、

食品の範囲、また地震と津波の被災地から出た瓦礫の範囲で、この希釈禁止に抵触しています。ドイツ放射線防護協会は、

この「希釈政策」を停止するよう、緊急に勧告するものであります。さもなければ、日本の全国民が、忍び足で迫ってくる汚染と

いう形で、第二のフクシマに晒されることになるでしょう。空間的に明確な境界を定め、きちんと作られ監視された廃棄物置き

場を作らないと、防護は難しくなります。「混ぜて薄めた」食品についてもそれは同じことが言えます。現在のまま汚染された物

や食品を取り扱っていくと、国民の健康に害を及ぼすことになるでしょう。

 焼却や灰の海岸の埋め立てなどへの利用により、汚染物は日本の全県へ流通され始めていますが、放射線防護の観点か

らすれば、これは惨禍であります。そうすることにより、ごみ焼却施設の煙突から、あるいは海に廃棄された汚染灰から、材料

に含まれている放射性核種は順当に環境へと運び出されてしまいます。放射線防護協会は、この点に関する計画を中止する

ことを、早急に勧告します。

 チェルノブイリ以降、ドイツでは数々の調査によって、胎児や幼児が放射線に対し、これまで考えられていた以上に大変感

受性が強い、という事が示されています。チェルノブイリ以降のヨーロッパでは、乳児死亡率、先天的奇形、女児の死産の領

域で大変重要な変化が起こっています。つまり、低~中程度の線量で何十万人もの幼児が影響を受けているのです。ドイツ

の原子力発電所周辺に住む幼児たちの癌・白血病の検査も、ほんの少しの線量増加でさえ、子供たちの健康にダメージを与

えることを強く示しています。

放射線防護協会は、少なくとも汚染地の妊婦や子供の居る家庭を、これまでの場合よりももっと遠くへ移住できるよう支援す

ることを、早急に勧告します。協会としては、子供たちに20ミリシーベルト(年間)までの線量を認めることを、悲劇的で間違っ

た決定だと見ています。日本で現在通用している食物中の放射線核種の暫定規制値は、商業や農業の損失を保護するもの

ですが、しかし国民の放射線被害については保護してくれないのです。この閾値は、著しい数の死に至る癌疾患、あるいは死

には至らない癌疾患が増え、その他にも多種多様な健康被害が起こるのを日本政府が受容していることを示している、と放

射線防護協会は声を大にして指摘したい。いかなる政府もこのようなやり方で、国民の健康を踏みにじってはならないので

す。

 放射線防護協会は、核エネルギー使用の利点と引き換えに、社会がどれほどの数の死者や病人を許容するつもりがあるの

かと言うことについて、全国民の間で公の議論が不可欠と考えています。この論議は、日本だけに必要なものではありませ

ん。それ以外の原子力ロビーと政治の世界でも、その議論はこれまで阻止されてきたのです。

 放射線防護協会は、日本の市民の皆さんに懇望します。できる限りの専門知識を早急に身につけてください。皆さん、どう

か食品の暫定規制値を大幅に下げるよう、そして食品検査を徹底させるように要求してください。既に日本の多くの都市に組

織されている独立した検査機関を支援してください。

 放射線防護協会は、日本の科学者たちに懇望します。どうか日本の市民の側に立ってください。そして、放射線とは何か、

それがどんなダメージ引き起こすかを、市民の皆さんに説明してください。放射線防護協会・会長Dr. セバスティアン・プフル

ークバイル(翻訳者 blaumeise.leinetal)

**************************************

☆アムネスティ 『アムネスティ日本は、すべての人びとの人権が守られる世界をめざし、活動しています。』

(不当逮捕されたりした場合等、世界の人々に発信できます。)

『世界中で起きている人権侵害の存在を知り、「苦しんでいる人を助けたい」と願う人びとが集まり、アムネスティは生まれまし

た。すべての人びとの人権が守られ、誰もが紛争や貧困、拷問、差別などの人権侵害で苦しむことのない世界の実現を目指

しています』是非、ご一読ください。

http://www.amnesty.or.jp/ 


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