チェルノブイリ原発事故から11年目のウクライナの実態をまとめた『ウクライナにおける事故影響の概要』を読むと、先だっ
て出された“福島県の子どもの甲状腺検査結果”は、ウクライナより福島県の方の健康被害が大きいという事を物語っている
☆ウクライナにおける事故影響の概要
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Grod-J.html
☆子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名のお願い。(以下一部転記させ
て頂きました)
【趣旨】
本年9月11日、福島県の子どもの甲状腺検査で3万8千人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断されました。通常なら子ど
もの甲状腺ガンは百万人に1人と言われています(山下俊一「放射線の光と影」(2009年)536頁1~2行目)。また、今回発表
の4万2千人のうち43%もの子どもに「のう胞」が見つかりました(特に6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.
3%に「のう胞」が発見->詳細はこちら)。これは、福島県放射線健康リスク管理アドバイザー山下俊一氏が、2000年に長崎
の子どもを検査した結果(0.8%にのう胞)や、事故から5~10年後のチェルノブイリの子どもを検査した結果(0.5%にのう胞)と
比較しても、途方もなく高い数字です。明らかに福島の子どもたちに異変が発生しています。このままいくと、福島は健康な子
供が2割しかいないという今日のベラルーシやウクライナのようになってしまいます。これは政策問題ではありません。危機に瀕
している命を救うのか見殺しにするのかという人権の根本問題です。政府は,「命こそ宝」という政治の原点に立ち帰り、チェル
ノブイリの教訓から学んで、今すぐ、福島の子どもたちを安全な地域に逃がすべきです。
☆緊急署名のお願い
http://fukushima-syomei.blogspot.jp/
☆東北限定版ウクライナの現状と日本の矛盾
http://www.youtube.com/watch?v=qGwIG3WGYQ4&feature=relmfu
☆原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とカザフスタン共和国政府との間の協定の締結について承認を求
めるの件(衆議院送付)2010年5月19日 投票結果投票総数206賛成票199反対票7
*2010年に原発に反対した議員は、たった7名!(この党だけが全員反対しています。国民はこういう実態を殆ど知らないのです。)http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/174/174-0519-v003.htm