【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

ウクライナ・ベラルーシの悲劇を繰り返すな*ふくしま集団疎開のこと

2012年09月29日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

  チェルノブイリ原発事故から11年目のウクライナの実態をまとめた『ウクライナにおける事故影響の概要』を読むと、先だっ

て出された“福島県の子どもの甲状腺検査結果”は、ウクライナより福島県の方の健康被害が大きいという事を物語っている

☆ウクライナにおける事故影響の概要

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Grod-J.html 

 ☆子どもたちを福島原発事故による被ばくから守るため、集団疎開の即時実現を求める署名のお願い。(以下一部転記させ

て頂きました)

 【趣旨】

本年9月11日、福島県の子どもの甲状腺検査で3万8千人の中から初めて1人が甲状腺ガンと診断されました。通常なら子

もの甲状腺ガンは百万人に1人と言われています(山下俊一「放射線の光と影」(2009年)536頁1~2行目)。また、今回発表

の4万2千人のうち43%もの子どもに「のう胞」が見つかりました(特に6~10歳の女子の54.1%、11~15歳の女子の55.

3%に「のう胞」が発見->詳細はこちら)。これは、福島県放射線健康リスク管理アドバイザー山下俊一氏が、2000年に長崎

の子どもを検査した結果(0.8%にのう胞)や、事故から5~10年後のチェルノブイリの子どもを検査した結果(0.5%にのう胞)と

比較しても、途方もなく高い数字です。明らかに福島の子どもたちに異変が発生しています。このままいくと、福島は健康な子

供が2割しかいないという今日のベラルーシやウクライナのようになってしまいます。これは政策問題ではありません。危機に瀕

している命を救うのか見殺しにするのかという人権の根本問題です。政府は,「命こそ宝」という政治の原点に立ち帰り、チェル

ノブイリの教訓から学んで、今すぐ、福島の子どもたちを安全な地域に逃がすべきです。

☆緊急署名のお願い

http://fukushima-syomei.blogspot.jp/ 

 ☆東北限定版ウクライナの現状と日本の矛盾

http://www.youtube.com/watch?v=qGwIG3WGYQ4&feature=relmfu 

 ☆原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とカザフスタン共和国政府との間の協定の締結について承認を求

めるの件(衆議院送付)2010年5月19日 投票結果投票総数206賛成票199反対票7

*2010年に原発に反対した議員は、たった7名!(この党だけが全員反対しています。国民はこういう実態を殆ど知らないのです。)http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/174/174-0519-v003.htm 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

未来を生きる為に知っておきたい『モンサント社』

2012年09月18日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

  ベトナム戦争で使用された枯葉剤(エージェントオレンジ)の製造メーカー、モンサント社を知ることの出来る映画『モンサン

トの不自然な食べ物』(監督マリー=モニク・ロバン:制作2008年)が、9月1日(渋谷アップリンク)より上映されている。<全

国で順次公開予定>

 モンサント社は、1996年頃、殺虫毒素を遺伝的に組み込んだ遺伝子組み換えジャガイモ(ニューリーフポテト=米国環境保

護局に『農薬』で登録)を開発し、ジャガイモに大被害をもたらすコロラドハムシという害虫をこのニューリーフポテトの葉によっ

て駆除していた。実の方は、マクドナルドやハーディーズのフライドポテト、プリングルスやフリトレイのポテトチップとして使用さ

れた。(人々は、農薬登録された物を知らずに食べさせられていたのだ)

 しかしその後、遺伝子組み換え食品に対する批判が相次ぎ、2000年になった頃、このニューリーフポテトを使っていた会社

は、やっと使用を中止したのである。“ムシ”を殺すことの出来るジャガイモで作られた『ポテトスナック』 どれだけの人の口に

入ったのだろうか?

 こんな研究をしているバイオ化学メーカー・モンサント社は、世界最大の穀物商社・カーギル社、農薬・肥料等を扱う総合化

学メーカーである日本の住友化学と連携して、遺伝子組み換えハイブリッド種苗“FI種”(1代限りしか使用できない種)を世界

中に販売している。これを使っていない日本の種苗会社は、一割にも満たない。殆どがモンサント社製“タネ”である。

 

☆未来に生きる為に知っておきたい多国籍企業;映画【モンサントの不自然な食べ物】の予告動画の文字起しです。

【世界の遺伝子組み換え作物の90%を占めるアグロバイオ企業 モンサント社

 これは、遺伝子組み換え技術によって作られた『特別な大豆』で、除草剤(ラウンドアップ)ではない。

「この除草剤を畑に蒔けば、それで除草は完了。雑草は枯れ、大豆だけが育ちます」

ひと吹きで雑草根こそぎ“ラウンドアップ”遺伝子組み換え作物と除草剤をセットで販売。本当に食べても大丈夫?

「ラウンドアップは、癌の第一ステップを誘発するのです。モンサントは、現在20種類の遺伝子組み換え野菜を実験していま

す。」

遺伝子組み換え品種と在来種が交配すると、どうなるのか?「モンスターのような花が生まれています。」

世界の胃袋を握る事、それは、『食』ひいては、『命』をめぐる“モンサント”の世界戦略。

モンサント社を訪れたブッシュ副大統領(当時)イリノイ州の農場で。

「新種の栽培実験を行う為、当局に申請しています。」「困った時は、私に電話しなさい。」

この社内通達がすべてを物語っています。“1ドルの利益も失ってはならない。”

「モンサントは、タネを支配しよとしている。食料の世界支配だよ。」

☆映画『モンサントの不自然な食べ物』予告編

http://www.uplink.co.jp/movie/2012/711 

 ☆「ストップTPP!!モンサントにNO!」

http://kaleido11.blog111.fc2.com/ 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オスプレイ配備に「止めて!」と言い座り込んだだけで、国に訴えられてしまった沖縄・高江の人々

2012年09月10日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 昨日、沖縄・宜野湾海浜公園で開かれた『垂直離着陸機MV22オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会』は、10万人以上

の人々が集結した。

 日米政府は、オスプレイの事故件数が米軍全体の平均よりも小さいと過小申告しているが(過去10年間の10万飛行時間

当たりの事故件数1,28件)飛行準備中にエンジンの出力が急上昇して機体が浮上、その後落下し大破した事故や空軍用の

CV22オスプレイの事故は、この中に入っていない。

これらを含めると、決して事故件数は少ないものではなく政府発表の3倍にもなるという。

 これを使う当事者のアメリカでは、住民の反対でニューメキシコ州は飛行訓練計画が延期され、ハワイでは着陸訓練が中止

なっている。

自国で反対があれば、計画を延期したり中止までするのに、どうして他国の住宅地の上で訓練するのか。

日本は、米国の植民地か?

米軍の駐留で日本が守られる等と幻想を抱く国民は、さすがに少なくなりつつあるのだが、それでも未だに『日米安保』によって、米

軍は何かあった時は日本に加勢してくれる・守ってくれる等という詐欺的な広報をしている族がいる。

日米安保は、日本に他国が侵攻してきても防衛するのは我が国の『自衛隊』だと述べているに、森本防衛相は、米軍駐留が日本

の防衛に不可欠とばかりにオスプレイの普天間基地配備を米国政府と一緒に推し進めようと必死だ。

先日は、このオスプレイに試乗して米・国防総省からバージニア州・クアンティコ海兵隊基地を往復し、 「いやあ、快適だった」と

感想を述べていた。

この方は、2年位前、拓殖大学教授だった時、テレビで「オスプレイは“未亡人製造器”といわれるほど危険性が高い」と言っていたの

に、大臣になったら考えが変ったようである。

核に関しても、大臣になる前は、「原発は、エネルギーだけでなく、周りの国から見て非常に大事な抑止的機能を果たしている」と、

核保有の意義すら発言していた。

今は、「政権の方針“非核三原則の堅持”に従う」と言いながら、「できれば現実の政策の中に生かしたい」そうである。

 ☆こういった既得権益の為だけに動く政治家の為に、この地に生きる、この国の主権者である人々の生活が更に破壊されようとして

いる。

『人口160人の高江集落はアメリカ軍のジャングル訓練場に囲まれている。頭上では日常的にヘリが旋回』

*オスプレイ来ないでと座っただけで『国に訴えられた沖縄・高江の住民たち』 

http://www.qab.co.jp/village-of-target/index.html 

 ☆米軍は、他国の住民の生活まで脅かしている。

福島支援の際の「トモダチ作戦」のお友達は、真っ青なお友達だった!

後日、この作戦に掛った費用として米軍から政府へ68億円の請求書が届いたとの事。

それならば、万一日本が有事の際の助?等、想像を絶するものだ・・・もう、これ以上、米国のやりたい放題にさせてはいけ

ない。騙されてはいけない。

 *オスプレイの普天間基地配備の中止等を求める会長声明(日弁連)

http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120907.html 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする