各報道機関が、安倍首相の参院選に向けての演説を報じています。
この方は、言葉の用い方を改変するのが得意らしい。それも意味が全く違う用い方をして。
辞書を編集している研究者や国語の先生から、「アナタ、何回言ったら分かるの?その言葉はそういう場合に使えないの!」と叱責さ
れるでしょうね。勿論、テストだったら✖!
『TPP反対!嘘付かない、ぶれない、自民党』のポスターを見た方は多いと思いますが、彼らは政権与党に返り咲いた途端、あの約
束を反故にしました。
公約違反のTPPに参加する際も「聖域(農産物)は絶対守る」と約束していたのに 主食用米を海外から輸入する取り決めをしたの
で、主食用米の生産を抑制する為、農家へは飼料用米への転作を進めているのです。
米国とオーストラリアから(無理に)輸入した量と同じ量の国産米は政府が買い上げて、それを何年も経ってから(まずくなります)飼
料米として安く売るのです。これを我らの税金で補てんするとのこと。
どうひっくり返っても「国益」にはなりません。(米国の為にはなるでしょうね。)
こういう一つの例を見ても、この政党が如何にアメリカさんの言うなりになっているかが分かります。
彼らの言葉は、「戦争に参加する」ことが、「(積極的な)平和」と転換されるのです。
この人達が何かしらの主張をする時、私の頭に直ぐ思い浮かぶのは「○○詐欺」
サミットの会議中、欧州では景気が順調に戻りつつある国が殆どなのに 恥ずかし気もなく「今は、リーマンショック前に似ている・・・」
と言ったり、「アベノミクスは失敗」と名だたる経済通が分析しているのにも関わらず、「これからもアベノミクスを進めていきます・・・」と
戯言を放った際の各国首脳の唖然とした反応は、きっと正直なものだったのでしょう。
☆アベノミクスのご都合主義がよくわかるデータです。↓
http://blogos.com/article/179087/
公約を反故にしても「新しい判断」と詐欺師が言訳するようなことを許してはなりません。公約の対極にあるような策を決定する事は、
「公約違反」というのです。
これから、参院選に向けて、この族が主張する事を真に受けて、支持したり、政治なんか興味な~いと選挙に行かなかったら、とん
でもない日本になるかもしれません。
我ら民は、よ~く政治や社会の勉強をする必要がありそうです。
「違反」を「新しい判断」と言わしめさせないようにするのは、我ら民の役割です。
さぁ~、参院選に向かって「詐欺撲滅!」でもするか・・・